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牡蠣

常連さんから牡蠣を頂きました!

量も多くてびっくりです!

年末のお歳暮の必須アイテムの牡蠣ですが

実は旬は2月~3月です。

産卵前の今が一番栄養価が高く

美味なのです。

ありがとうございます!

 

数年前、

レーシングドライバーの大井さんと

広島の海辺の道を走行中、

ホタテ貝の殻が大量にぶら下がっているのを見て

「あれ、なに?」

質問されたことがありました。

「あれに何の意味があるの?」

広島では季節の風物詩みたいな光景ですが、

そうかぁ・・・・

一般的には知られていない情報なのだと思いました。

「牡蠣養殖のベースです!」

大井さんは驚いていました。

「マジ?」

「マジ?」

「へーーー!」

昔は石をばらまいたり

竹に稚貝を付着させる方法だったらしく、

ホタテの貝殻を利用する方法は比較的最近のようです。

上下の立体的に育成されるため

この方法が開発されてからは収穫が大きく増えたそうです。

 

牡蠣の稚貝の時期は自由に泳ぐプランクトンで

これが居心地の良さそうな場所を選んで付着し、

以降は場所を動けない状態で育つのですが、

養殖に携わる常連さんのお話では、

稚貝付着の時期は沿岸に近い方がホタテの貝殻への付着の効率が良く、

以降は生育の時期に合わせて貝殻の集合体のイカダの場所を移動するそうです。

スーパーなどで見かける「生食用」について

これは鮮度での選別ではなく、

収穫から少し前の時期での育成場所が、

プランクトンの少ない栄養価の低い環境が

「生食」の条件になるそうです。

栄養価の中には、雑菌も多く

貝類はそれらをすべて自らに集約するため

痩せている状態の方が生での安全度が高いのです。

しかし、痩せているため「濃厚な味」は難しく

しっかり栄養を吸収した生食用ではない

旨味が凝縮した牡蠣を加熱で食べる料理方法を

お勧めされました。

「鮮度が高いから生で!」はNGです。

 

お腹減ってきました。

 

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