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大学入学共通テスト

ブログ、お久しぶりです。

年始早々ですが

昨年末まで完了できなかったRB26関係の作業の追い込みに

確定申告に向けての事務が加わり多忙の渦中にあります。

HKSの50周年記念のパーティへのありがたいご招待もあって

東京オートサロンの見学と合わせて幕張で

業界と社会勉強もしていました。

休んだのは1日間ですが、これはとても有意義な時間でした。

HKS関係については、歴史も加えて

またどこかでご紹介させて頂きたく思います。

 

新幹線等での移動の際、

学生さんの姿が多かったのは、

ちょうど大学入学共通テストの時期と重なったからでしょうか・・・

自分の大学受験の頃には無かった制度。

採点評価のルールは複雑ですが、

簡単に説明すると、

共通テストでの得点とそれぞれの大学での入学テストの合計が

合格の可否の評価点になるシステムです。

つまり、共通テストでの得点によっては

目指す大学での入試で高得点を出しても

合格の可能性が下がるわけです。

そのため共通テストは、目指す大学の選別の材料となり

得意な試験問題が出題されるラッキーの確率を下げているようにも思われます。

共通テストのレベルが低いとその機能を失うからでしょうか・・・

昨年の試験内容は激しく難易度が高かったらしく

「学校で習っていない出題」まであったそうです。

 

この共通テストの後に

それぞれの大学の入学テストがあるのですが、

基本的には前期と後期(中期がある大学もあるようです・・・)で

前期で残念ながら不合格となった場合、

後期で違う大学への入学を目指せるシステムがあります。

前期で合格し入学手続きを完了させた場合は、

後期でのテストを受ける資格は失われ、

そっと黙って合格した際には入学の資格は剥奪されるようです。

つまり、国公立の大学入試で

保険をかけて二つ受験することができないようにもなっています。

どっちかに決めて受験することで、

キャンセル等のシステムの混乱を回避し、

他の受験生のチャンスを奪わない配慮もあるようです。

 

そこで、思いついたのは

前期で難易度の高い大学を選択受験し、

不合格だった場合に後期でランクを下げて受験する方法です。

しかし、誰も考えそうなこの順では、

入試を激しく難しくする現実があるようです。

理由は、

前期ではそれぞれのレベルで目指す大学の入試を受けますが

後期では、

東大や京大などを惜しくも不合格になった

いわゆる「猛者たち」がたくさん受験する場となり、

前期よりも大幅に合格ラインが上がってしまい

前期で受験していれば合格できた大学が

後期は難しい状況になってしまうのです。

 

誰が・・・

誰が考えたのでしょう・・・

このシステム。

 

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