同じBNR32のセッティングで
同様に空燃比が数値に反映しないケースがありました。
セッティングには燃料ポンプの正常な性能が前提のため、
事前でのお問い合わせの際、オーナーさんから、
「[4L/分]の燃料ポンプに交換済みです!」
と確認済みでした。
前回とは違い、
詳しい人と一緒にご自分で作業をされたそうですので
前回のような「交換しました詐欺」ではありませんが、
また・・・インジェクターの噴射時間を増やしても
ブースト時に空燃比に変化がありません。
恒例、試行錯誤が始まる中、
少し気になったのが[4L/分] です。
この表現は、詳しい人のものです。
燃料ポンプの吐出量について
4L/分は、一分間で4Lの燃料を送り出せる意味です。
馬力と燃料ポンプの性能には密接な関係があり、
燃焼効率や燃料経路等での圧力損失等で誤差はあっても、
自分が目安にしている簡単な計算式では、6気筒の場合、
吐出量(ml/分)÷気筒数(6)=最大馬力 です。
オーナーさんの説明のあった燃料ポンプでは、
4L=4000ml ですので、
4000÷6=666
内部での圧力損失等で20%程度の余裕を考えても、
666×0.8=532.8
インジェクター容量等、他にも影響はありますが、
数値的には十分足りるはずです。
(この数式、多くの条件を曖昧にしていますので、あくまで目安です)
どうしても気になったのは、[4L/分]の表現です。
「燃料ポンプのメーカーはどこでしょう?」
「ヤフオクで購入したので不明です。数値の記載はありました。新品です。」
メーカー不明・・・・
「ニスモ」「サード」「デンソー」「トーメイ」「HKS」などを期待していたのですが
これは・・・・燃料ポンプに原因がありそうな気がしてきました。
前回と同じく、
効果が無かったら元に戻すお約束で燃料タンクを開けてみると
見た事の無い形状の燃料ポンプがハリガネで固定されていました。
本体に、製造刻印なども皆無、
なぞの燃料ポンプ。
在庫のニスモ製を装着し走行してみると
秒で完全復活! (ドッキリGP 風)
不可思議な燃料ポンプは、
「金色の円筒、薄いゴールドのポンプ、知らないですか?」と、
あちこちに電話で、
分かりにくい表現で問い合わせしてみると
どうやら中国製らしい・・・という説が・・・。
らしい・・・・
らしいで中国に責任を押し付けてはいけないのですが・・・。
1万円以下のお買い得価格だったそうです。
常連さんで中国の人が数名いらっしゃいますが
皆、人格者で日本が大好きです。
知り合いで、清掃等の手間のかかる作業を請けている
中国系の会社がありますが、
丁寧で安く、高評価です。
「中国」=「怪しい」とは思っていませんので。
(続きます)