積載車での長距離移動中、
トンネル内の無灯火での走行車両が多い事に驚きます。
最近のトンネルは照明の性能が高く
無灯火でも運転手からの風景は十分に見えるのですが、
走行中、バックミラーやルームミラーで後方確認の際、
無灯火の車輛は存在が分かりにくく
ライトを点灯しているのが前提では
「何もいない」に認識される事もあり
車線変更の際に急に車が近づいているのに気づき
びっくりする事があります。
トンネル内でライトを点灯させない知人に
「ライト、つけたほうが良くない?」というと
「大丈夫。俺、目がいいから!」と自慢していましたが、
やっぱり・・・です。
夜間走行から夜が明けつつあるタイミングでも
同様の現象は発生するようで、
ライト点灯は意味が大きいです。
大型トラックが日の出直後の風景が見える明るさになっても
しばらくライトを点灯したまま走行する理由は、
ドライバーがその現象を周知しているからと思われます。
ミラーを介した際のライト点灯の効果はより顕著で
ルームミラー以外では、カーブミラー等もそれに該当し、
民家や店舗のガラスへの反射でもライトは視認され
安全度を上げる可能性がありそうです。
「早めの点灯」の安全への意味と効果は大きいみたいです。
最近の車輛で、
スイッチを入れなくてもライトが自動点灯する機能が採用された理由は
点灯の忘れと合わせて、
「俺、見えるから大丈夫!」の対策も含まれていると思われます。
ある意味では、自動ブレーキと同じで
ドライバーの能力や認識を機械がサポートする事で
日本国で事件が起こる前に事前に防ぐ「別班」みたいな機能、
「それが、オートライト!」 (堺雅人 風)
車検時に強制加入の自賠責保険ですが
近年、その費用が大幅に下がっています。
過去では24ヶ月で4万円くらいの保険料だった記憶もありますが、
この保険料は
収入と支出で自動的に決まるらしく、
おそらく支出が大幅に減っている事が理由と思われ、
現象の大きな一因として自動ブレーキがあるそうです。
死亡事故等が大幅に減った事を表しています。
金額以上に命が救われる意味はもっと大きく、
つまり・・・
トンネル内では、ライトを点灯しましょう!
というお話であります。