愛媛県に引取りでした。
一気筒が不調のBCNR33ですが、
このようなケースでは
大きな原因が3つ考えられます。
一つは、イグニッションコイルです。
ダイレクト点火ですので、一つ壊れると一気筒が停止します。
BCNR33とBNR32では、
コンピューターからの信号をイグニッションコイルに伝える
パワートランジスタの不調のケースもあります。
「コンピューターからダイレクトにコイルで良いでは?」と
安直に考えた事があるのですが、
イグニッションコイル内での自己誘導や相互誘導で発生する
逆電流からコンピューターを守るのが
パワートランジスタの役目で、
これが無いと、コンピューターは過電流で内部が壊れてしまいます。
「パワートランジスタ」という名称はぴったりです
パワー!(なかやまきんに君 風)
点火系以外の原因として多いのがインジェクターの不調です。
インジェクターは電磁石で動作するため、
動作部分が破損したり、コイルが焼ける消耗による故障と
フューエルエレメントの汚れが限界に達し
ガソリンタンク内で発生した錆をろ過できず
インジェクター内部の磁力に固着するケースもあります。
いずれにしても、避けるべきは1気筒不調の5気筒状態で
距離を走行する事です。
特にイグニッションコイルの故障の場合
点火の無いシリンダーにインジェクターは燃料を供給し、
燃焼できなかったガソリンはシリンダー内壁の油膜を希釈し
(油汚れをシンナーでふくときれいになるのと同じ理由です)
油膜切れによる金属摩耗が発生し
ピストンリングやシリンダーを傷つけてしまうリスクがあります。
インジェクター破損のケースでも
中途半端な燃料が噴射される事例もあり
その際は着火に至らないか、希薄燃焼での高温など
いずれにしても「走らない方が良い」の状態です。
今回の愛媛県の引き取りはロードサービスが利用できました。
東京海上日動などの大手の保険会社では
このサービスが付加されている場合がほとんどで
使用してもランクダウンのないありがたい保険です。
上限額に制限はありますが、
運送を仕事としていないこちらとしては、
赤字が出ない範囲でぎりぎりまで対応するケースが多く、
関東圏でも旅立つ事は多いです。 (笑)
しかし、JAや共済系、ネット保険では
リオは対応外で、契約の搬送会社のみで、
意外と近距離のみの場合が多く
遠方でのトラブルの際、
「東京海上」や「損保ジャパン」などの名前が出ると安心します。
「AIG」は後光が輝いています。
しかし、ネット系他の任意保険を否定しているわけではないです。
例えば、新車や走行距離の少ないエコカーなど
故障や事故のリスクが低いケースでは、
最悪の事態に備える意味での格安の保険で良いわけです。
それでも、任意保険は台数が増えると割安計算になるせ
「遠方の旅」や「店舗での連泊」などのブログネタを見て
「お忙しそうだけど、作業できます・・・?」
連絡を躊躇されていたお客さんからのお話でした。
「そうかぁ、近況をネタに書いただけのつもりだったけど・・・」
文字のとらえ方は、勢いで書いている自分には難しいです。
実は1年前から、新しいスタッフさん(23歳)が増えました。
真面目な真面目な一級整備士ですが、
一名増えるだけでこんなに違うのか!と思うほど
作業が進み、
「なんか時間空いたね。」
「うん、空いた。」
みたいな会話がありました。
部品が揃うまで、リフトアップされたまま状態もありますが
どんな事にも波はあるようです。
お仕事のご依頼、お待ちしております。
愛媛県からの帰路に視線に入った焼肉屋さんの看板、
「牛」や「豚」や「鶏」が、
「いらっしゃいませ!」の笑顔で集客するようなデザインですが
自らが食される動物たちが・・・
お客さんを招くだろうか・・・・。
以前にテレビで観た怖い看板・・・北海道の
これなら納得できるのですが、
しかし・・・・違う考えが浮かびました。
もしかすると、笑顔で参加している
「牛さん」「豚さん」「鶏さん」
彼らはCMに率先して参加し、
同族たちを裏切る行為の対価として、
自らの安全の保障を約束されているとか・・・・。
それとも、強制されているとか・・・
それとも、人質を取られているとか・・・
アニメの観すぎ・・・?