新車への買い替えなど、
以前はディーラーや販売店での下取りが一般的でした。
しかし、最近は、車両の買い取りの選択肢が増えています。
これはとても良い事だと思います。
選択肢の多さは市場価格を適正化させるからです。
しかし、ある常連さんが車を手放す際、
複数の買取店との交渉に付き添いをした事があるのですが
「瑕疵」というワードを連呼する相手は要注意と思いました。
「後日、瑕疵があった場合・・・」
会話に「瑕疵」を軽く入れるのですが
この単語には大きな意味が含まれています。
「瑕疵」とは、「きず」や「故障」の事で
査定から支払いの後に、
何か見つかったら返金請求できます・・・の意味なのです。
そのように丁寧に説明するべき事項ですが
「え?査定した後からお金返せとかひどくない?」の流れを回避するため
あえて「瑕疵」という分かりにくい単語を使って有利に契約するような
そんな大手が数社ありました。
これは、つまり、
同じ金額で車を売却しても
瑕疵が・・・とか言ってる会社からの場合
後の返却請求で安く売ってしまったのと同じ悔しいケースもあり得るのです。
「瑕疵」という言葉と
「瑕疵」を口にする人
どちらもご注意ください。