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電気料金2

電気料金には

大きな工場や商業施設などの

たくさん電力を使用する高圧契約と

自分のような小さい低圧契約があります。

高圧契約は内容が複雑で

方法によって電気料金が大きく違うようですが、

低圧契約はそれに比べるとシンプルです。

しかし、注意すべきはメインブレーカーの容量です。

小規模で200Vを使っている店舗や工場など

この数値の確認は重要です。

リフト、コンプレッサー、ホイルチェンジャー、ホイルバランサー、

溶接機、エアコンなどが使用機器ですが、

例えば、それぞれが20Aの使用電流だった場合、

20Aの5つのブレーカーが並び、

メインのブレーカーには

20A×5=100Aが一般的ですが、

リフトとコンプレッサーと溶接機が

同時に稼働する可能性はほぼゼロであることと

ブレーカーは異常が発生した場合の上限の数値設定で、

実際にはその半分くらいの電流が通常ですから

総合で100Aのメインブレーカーの容量は多すぎます。

そして、電気料金の基本は

このメインブレーカーの数値がベースになります。

電力会社は

すべての利用者が上限の電気を使用した際に備えて

発電等の設備を準備することを理由に

ブレーカーの容量が大きいほど基本料金は高くなります。

地震等の不測の事態とは思えない最近、

電気の供給が間に合わないので節電・・・・等の話を聞くと

フルで使用の設備費用を回収しているはずなのに

なぜ足りなくなるのだろう?

と・・・不思議に思います。

 

ブレーカーの話ですが、

通常、工場などを建設する際

すべてのブレーカーの容量を合計、

どれくらいが同時使用されるかを予想、

その数値に余裕を加算した容量のブレーカーの選択が

一般的ですが、先の事情で

その余裕分が電気料金に反映します。

これは、つまり、

使っていなくても請求される電気料金で、

そこで、電力会社がおそらく嫌うであろう契約方法

「ブレーカー契約」を考える必要があります。

実はこのブレーカー契約、

意図的に知らされていないような感じもします。

 

リオのピット内にあるブレーカー

リフト、エアコン、コンプレッサーなど

それぞれにブレーカーが接続されています。

右上から

20A、20A、20A、30A

左下

50A、30A

合計は、170Aですが、

これらがすべてショート寸前で同時稼働するタイミングは

基本的には無いはずです。

そこで、同時に作動する可能性のある機器の

通常使用での電流量を合算し

↑赤い〇のブレーカーの容量を最小と推測した数値を選択

 

メインブレーカーです。 ↑

30A。

電気工事等の知識は疎いのですが

通常はこの倍かそれ以上、

旧店舗では、たぶん80Aが使われていました。

旧店舗でも、それを30Aに変更したところ

電気料金が月額で3万円くらい安くなった記憶があります。

 

このメインのブレーカーの電流量を非常識に下げ過ぎると

夏場、エアコンがフル稼働した際に

バーーーン!と落ちる可能性があります。

ギリギリが大事です。

 

余談ですが、

この数値を小さく設定し

ブレーカーが落ちたら自動的に復帰する

電子ブレーカーなる製品があります。

知人で、

飛び込みの営業マンに勧められて設置した人がいるのですが、

契約内容が、

これまでの電気料金の予想値から

ブレーカー設置後の電気料金を減算し

その金額の2/3を5年間支払う・・・・

そのような内容だったと聞いています。

機材費用も設置費用も不要で電気料金が安くなる・・・・と

何だか良さそうな話ですが、

考えていると

安くなったとする金額は予想値で

契約側が数値を正確な算定しているかどうか不明であり、

良く分からない会社と5年間もつきあうのも不安で、

その機械が壊れた際のフォローや

製品の耐久性、精度など、

たくさんの問題やリスクを含んだ案件と思いました。

そして、その機械は一年以内に故障したらしく・・・・・

普通にブレーカー契約を有資格者にお願いするのが一番と思います。

 

自分と似たような環境の方、

ブレーカーの数値を確認しましょう!

 

 

積載車の積載車2

積載車の故障の原因は

加給圧に負けて外れてしまった

タービンからインタークーラー間のホースでした。

こんなになっていました。

最初に違和感で止まったパーキングで

エンジンルームを確認していれば

すぐに分かったハズ・・・。

簡易的な修理でゆっくり広島まで戻れるくらいには

できたハズ・・・。

トラックは詳しくない・・・とか

最初からあきらめたのは大失敗でした。

本来はこのような状態です。

これが抜けてしまうと

エンジン回転数に対しての吸気量が少なすぎて

警告灯が点灯したと思われます。

昔のディーゼルエンジンでは

吸気量のセンサーは基本的には無かったのですが

最近はエンジン制御コンピューターが、

インジェクターの作動時間を制御するため

いろいろと追加されています。

警告灯が最初は「橙」だったのは

たぶん・・・パイプが軽く抜けた状態で

外に出た空気量が少なかったので

「整備が必要」の判断から、

そのまま走って完全に抜けたことで、

センサーが測定した空気量と

エンジン回転数が大きく離れてしまったため、

「赤」に変わったと思われます。

 

「ターボエンジンでターボが壊れたらNAになる」

そのような言葉を聞くことがあります。

「NA」は「ノーマルアスピレーション」の略、

「アスピレーション」は吸引の意味で、

常連の看護師さんは、その単語を聞くと

気管に溜まった痰の吸引治療を思い出すのだそうです。

ターボなどの過給機が無く、

ピストンの上下運動だけで吸気する

自然の状態での吸気でNAと表現されているのですが、

「ノーマル」とは

「普通」「正常」「尋常」の意味があり

「アブノーマル」が反対語ですから

ターボエンジンは

「アブノーマルアスピレーション」が正しい・・・・。

 

「ターボエンジンでターボが壊れたらNAになる」

これは機械的には正解ですが、

性能的にはNGです。

ターボは負圧領域でも過給を行っていますので

ターボが装着されたエンジンで加給圧が失われると

負圧でも圧倒的に遅くなります。

 

そのようなわけで

積載車は壊滅的に走らなくなってしまいました。

そこでロードサービスをお願いして搬送したのですが

原因が分かるまで、

「うー、修理代、どれくらいだろう・・・・・?」

「桁超えをするかな・・・・?」

恐怖でしたが、

ホースが抜けている状態を目視したところで

ちょっと安心しました。

 

ちなみに、ホースは再利用可能ですが、

ホースが抜けた理由は

ゴム部が消耗したことが大きな原因で

バンドをがんばって締め付けても再度抜ける可能性が大きく

新品に交換しました。

部品番号 ML241574

参考まで、

積載車は三菱ふそうのキャンター(FEB80)です。

油脂をしっかりパーツクリーナーで脱脂して、

抜けにくい状態で取り付けるのは必須です。

バンドも交換ですが、

純正のバンドでは性能不足と考えました。

純正と同じ形状のバンドです。

ネジを回して締め付けるタイプですが、

問題が二つあります。

一つは締め付けのトルクに限界があることで

一定のトルクを超えると勘合部分の耐久性不足で

破損し、バンドが斜めに形状変化し

ホースに対しての均等で強い加圧が難しくなります。

また、ネジ部のホースへの当たり面はきれいな局面でないため

同様に均等な加圧に問題があることで

抜ける原因になること以外に

加給圧が抜ける状況が発生する可能性があります。

そのような状態が発生すると、

先のセンサーが測定した数値と

実際にエンジンに入った数値に誤差が発生し、

エンジンコンピューターは必要以上の燃料を

インジェクターに噴射させる現象が発生します。

しかし、点火プラグの無いディーゼルエンジンでは、

入った空気と燃料量で自然に着火タイミングが決まるはずですので

この「空気抜け」については

それほどの問題では無い・・・かも知れませんが、

実際、純正のホース付近には

以前から空気が抜けたと思われる汚れが多数で

いずれにしても止める工夫は大事です。

 

こんなホースバンドがあります。

 

 

ネジ式と何が違うでしょう・・・・?

ネジ式は締め付け強度を取り付け時に調整できそうですが

スプリング式の上側のバンドは

消耗で締め付け対象のホースのゴムが劣化した場合などでは、

さらに加圧して自動的に調整できるメリットがあります。

この部分をスプリング式に交換も選択肢としてはあり・・・

ですが・・・・

締め付け圧の強度不足は心配です。

そこで、ブースト圧の高いRB26DETTなどで使用している

HPI製のバンドを使うことにしました。

スプリングとネジを併用し

ホースへの当たり面を曲面にするため

内側に違う構造を入れています。

そして・・・・、強度アップのため、

ダブルで使用!

 

修理費用は総額で2万円弱・・・・。

抜けた箇所以外にも

抜けそうなところもすべてダブルでバンド交換しました。

そして、

もしもの再発に備えて

バンドと工具と今回外した古いホースも積載車に常備。

 

後日談ですが・・・・

積載車の特に登坂能力が明らかに上がりました。

そして、

燃料の消費も減ったように思います。

これは・・・・

もっと早くにやっておけば良かったかも・・・・。

キャンター FEB80 に限らず、

ターボがついたエンジンで

ターボやブローバイでのオイルで周囲が汚れている際は

この施工はお勧めかも知れません。

 

ご報告でした。

 

8月の休業日のご案内

8月の休日のご案内です。

木曜日と

お盆休み 10日~14日です。

よろしくお願いいたします。

積載車の積載車1

スカイラインGTRの引き取りで大阪へ。

無事に積載を完了、

フルフラットになる極東製の機能はとても便利でありがたいです。

 

その帰路、

兵庫県から岡山県に入ったあたりでの高速道路上、

登り勾配でなんとなくパワーが出ていないような・・・・

アクセルの反応が鈍いような・・・・

違和感が始まりました。

そして・・・メーターに

「ENG SYS」

橙色の警告表示が点灯、

さらにパワーは低下したところで、

タイミング良く、パーキングの入口だったので、

即、避難しました。

 

アイドリングは正常。

しかし、アクセルレスポンスは鈍るばかりで、

そこで、めったに見ないキャンターの整備書を熟読。

「キーを一度OFFにして消えれば異常なし」

そのような説明文を発見。

「どうか消えますように・・・・」

激しく願いましたが、「願い」はかなわず、

橙色の警告灯が再び点灯。

「橙色」は整備が必要、

「赤色」はエンジンに故障があるらしい・・・。

「つまり、橙色は注意、信号機の黄色の意味と同じに違いない。」

窮地に陥ると自分に都合の良い言葉を探し始める傾向があるなぁ・・・と、

自己分析はしているのですが、

「最高裁判所の判例でも、信号機の黄色は行ってしまえ!もあるし・・・」

広島にさえ帰れれば、後は何とかなるはず!

「走れるような気がする・・・」

再スタートしました。

しかし、パーキングを出てしばらくすると、

警告灯は橙色から赤色にチェンジ。

「あ・・・赤!!!」

エンジンから異様な音が新たに確認されました。

これは・・・・やばい・・・・

パーキングで待機すべきだった・・・・

状況が悪化している・・・・。

判断ミスを後悔しながら左寄りを走っていると

インターが見えてきました。

下りだったこともあり、

そのまま高速道路を出ることに成功。

深夜2時頃、

国道も、車はほとんど走っていませんでした。

ゆっくり走れば広島まで・・・と

未練いっぱいで、進もうとしたところで、

トルクが大幅に失われました。

 

道路左側に大きなバス停があり、

惰性で入り、一応の安全を確保。

遠くに数件の民家が見えましたが、

明かりは消えていました。

「皆、ネットとかせずに寝ているんだなぁ・・・」

こんな状況なのに・・・。

考える方向が違うのに・・・。

自分に呆れます。

 

エンジンに何らかのトラブルがあるのは間違いなく、

アイドリングでもダメージを広げる可能性がありそうです。

エアコンに未練がありましたが、もう限界です。

エンジンを切ると、

静かな静かな時間がやって来ました。

空はリオの方がきれいでした。

星の数が違います。

「ここよりはリオの方が自然に満ちている!」

・・・・・・・・

 

至急、対策を講じる必要があります。

 

まずは任意保険に付帯しているロードサービスに頼ることにしました。

積載車なので遠方でのトラブルの可能性が高いことから

事業用の特約で100万円までの金額補填を選択していたのですが

大正解だったと思われます。

ですが、保険会社との電話で決まらない内容が発生しました。

それは、搬送先です。

三菱ふそうの整備工場が稼働中の時間であれば

最寄への移動が正解ですが、深夜です。

開いているはずがありません。

レッカーの会社か契約のヤード等の中継地点での

一時的な預かりの手法がありますが

積載している車が心配です。

スカイラインGTRの中古車相場は高額で、

オーナーさんの愛車レベルも高く、

車から離れたくありませんでした。

 

保険会社に状況と心境を合わせて相談したところ、

深夜ですぐの修理は難しい事情から

リオを一次搬送先に設定し

修理工場が決まったところで

積載車を未積載の状態での二次搬送を行う流れで

方向性が確定しました。

 

任意保険ですが、

以前にネット系の安いところに加入していた際、

対応の幅の狭さに困ったことがありました。

以来、大手保険会社の補償範囲の

しっかりした保険内容に加入することに決めていたのですが

こんな非常事態ではそのありがたさを実感します。

考えてみれば・・・・価格の安いネット系の保険が

一般の保険と同等のポテンシャルを有しているなら

従来品は淘汰され、ネット保険だけになりそうですが、

しっかり残っている理由はそれなりの価値があるからでしょう。

 

そして・・・新たな問題・・・・

ドライバーは、搬送する車両に乗れない・・・・。

これは、人を運ぶには、

タクシーやバスのような別の認可が必要であることが理由で、

新型コロナの感染リスクもあり

自分だけは別行動になります。

 

加入している保険には、

そのようなケースでのタクシーや電車などの交通費、

それらが難しい時間帯での宿泊費なども

しっかり補償される内容になっていますが、

場所が田舎すぎて

依頼できるタクシーが近辺では存在せず、

宿泊施設もゼロ

最寄のJR駅は3.5キロの距離で

始発は午前5時・・・・。

 

なるほどー

テレビCMでの「トラブルがあっても大丈夫!」は

ここまで悪条件が揃うと無力なのです。

強い脚力が前提である真実が隠されていました。

 

ダイエットにはちょうどいいかも・・・。

サバイバルを楽しむ気分もありかも・・・。

前向きに考えるのが大事です!

 

ちなみに・・・搬送が完了し、

リオに到着した積載車を三菱ふそうに搬送する前に

エンジンルームを一応確認しました。

「トラックは苦手だけど・・・・」と

ダメモトの気持ちだったのですが、

原因はインタークーラーの配管外れでした。

これだったら

パーキングで完璧レベルに至らないまでも、

自走可能にできたはず・・・・・。

あきらめずに都度できることを実行すべき・・・・。

教訓であります。

 

(続きます)

電気料金1

移転前の西広島バイパス沿いの旧店舗の頃、

電気料金が3か月連続で急上昇したことがありました。

原因不明の「??????」状態です。

電気使用について特別な作業などもなく

当初、激しい漏電が発生し

火災でも発生するのでは?!とマジで考えました。

前月に比べて5万円高。

大企業ならともかく・・・これは看過できない金額です。

 

そして、数日後

原因が判明しました。

店内天井に設置されているエアコン。

「冷えないなぁ・・・」と思っていたのですが

完全に稼働を停止しました。

冷えない・・・と同時に

作動音が大きいことも気になっていたのですが

たぶん・・・・抵抗が大きかったのでしょう・・・。

これは自動車にも同様に当てはまることですが、

異音が発生する時は燃費も悪化するもので

音を発するためのエネルギーを

電気やガソリンから得ていたという・・・・

なんとも非効率なお話です。

旧型のエアコンは修理不能で新品になりました。

約100万円の出費・・・・。 (滝汗)

ですが、翌月からの電気料金が月額で4万円くらい安くなりました。

・・・・

1か月で4万円とすると1年では48万円。

なんと約2年で出費分は回収でき、

そこから先は逆にお得になるのです・・・・。

 

いつからだろう・・・・?

いつ頃から不調が出ていたのだろう・・・・・?

店内の冷えは明らかに違うし、

もっと早くに交換すれば良かった・・・・。

壊れて追い詰められないと動かないのはいつものことです。

 

そして・・・後日、

もう一つの電気料金増額の原因が発覚しました。

自動販売機。

これもグワングワンと大きな音を発していたので、

まさか・・・・と思い、

自販機のコンセントを抜いたままで1か月封印したところ、

電気料金が3万円くらい安くなりました。

貸出元の大手飲料メーカーに状況を相談したのですが

この自販機、

購入品であった初期型が窃盗団に破壊され、

その件を担当者に連絡したところ、

喜びの表情全開で「新しい自販機のカタログです!」と

他人の気持ちを察せない人柄に反発、

合わせて、窃盗団が車輛や店舗に危害を加える可能性も考え

「自販機やめます!撤去してください!」と即答すると、

表情が豹変、

新品以外には選択肢が無い説明は撤回され、

中古の自販機を無料持ち込みされましたが、

それがグワングワン音の元となったのです。

当然ですが、貸出品の保証など無く、

自販機は回収、

しばらく自販機無しになりました。

環境への順応性の高い常連の皆さんは、

コンビニ等で飲み物を購入しご来店されるのですが、

会話が弾むと持参品は無くなり、

「不便だー!不便だよー!」

を連呼されます。

やはり・・・・

自販機は偉大です。

あった方がいいアイテムと思った頃、

偶然ご来店の谷口君が

スポンサーからの依頼で自販機設置の契約を探し中でした。

レーシングドライバーはタイムを刻み

レースでの好成績を残す以外にも

営業、勧誘等のマルチな能力が必要とされるみたいで、

それでもたぶん・・・

彼はダメモトで話したのでしょう、

「ねぇ、自販機、置かない?」

「置く!」

「え?マジで?」

「マジで置く!」

「やった!スポンサーのいいお知らせができる!」

即答でした。

流れの良い時は、こんな感じになるものです。 (笑)

 

最近の自販機にはヒートポンプ式と呼ばれるタイプが多く

「温かい」と「冷たい」が同居する冬

最も電気を消費する季節らしいのですが・・・

冷却のための熱交換で発生した温風を「温かい」で使い

それぞれの効率を上げるそうです。

自販機内部の広範囲を冷やすのではなく、

購入が近い下側の数本を集中的に冷やすタイプもあり

進化しているなぁ・・・と思うことが多いです。

最近では古い自販機を見る機会が減りましたが

旧型を当たり前のように数台並べているお店や工場などの

社長さん、事業主さん、経理担当者さん、

早急に見直しの検討がお得です。

 

その電気料金の節約方法について

どこかで続きます!

 

 

クイズ2(「クイズ」から見てみてください)

稚拙な絵ですみません・・・・。

「クイズ」からの続きです。

 

全員に周知されている情報は、

帽子は白が2つと黒が2つ。

それぞれの被っている帽子の色は知らない状態。

会話や禁止。

後を振り返るのも禁止。

 

そこで、

「自分の帽子の色が分かる人?」と尋ねると

しばらくして、一人が

「分かります!」と言ったのですが

誰で、その理由は?

 

次男に出題したクイズです。

 

正解は③です。

「情報が足りない!」と次男は言っていましたが、

見落としている情報が一つ、

出題の文章中の「しばらくして」が実は重要で、

その間、

全員が沈黙していたことになります。

一番上の④からは、③と②の帽子の色が見えますが、

もし、どちらも黒か白であれば、

④は、その逆の色で確定しますが、

④が沈黙した条件は、②と③の帽子の色が違うからです。

「沈黙」=「答えらえない」が、別の情報として含まれれば、

③は、前の帽子の色「白」と自分の帽子の色が違う「黒」であることを推察し、

正解を言い当てることができた・・・・

が、クイズの答えです。

 

ちなみに常連さんにも出題してみたのですが

某奇抜な一名さんは、

晴天であれば黒の帽子の方が温度が上がり熱くなるから

それで「黒」と分かった!

と・・・回答しましたが、

お見事な想像力で

脱帽であります!

クイズ

お店から自宅に戻れるのは

一週間に多くて3日くらい。

昨日は定休日で、

久々に自宅で家族と会話しました。

楽しかったです。

 

夜中、

恒例の次男との会話の時間。

遅くまで起きているとママさんに叱られるので

次男は、一度は寝たふりをするのですが

後にそっとリビングに現れ、

一緒に映画やユーチューブを観たり

いろいろな会話をします。

昨夜は、ふと・・・

遠い昔に谷口君から出題されたクイズ、

これ・・・

奇跡的に解答できて谷口君から絶賛されたのですが

それを思い出し、

数学的なことが大好きな次男が好きそうなクイズだったので

ホワイトボードに書いてみました。

問題!

4人がそれぞれ帽子をかぶっています。

帽子の色は、白が2つ、黒が2つ、

その情報は、4人すべて知っています。

図のように①と②③④の間には巨大な壁があり、

どちら側からも相手側を見ることができません。

全員、自分の帽子の色は分かりません。

振り向いたり、会話をするのは禁止です。

そこで全員に質問がありました。

「自分の帽子の色が分かる人?!」

すると、しばらくして1人が、

「自分の帽子の色、分かりました!」と言いました。

それは何番の人で、その理由は?

 

次男は激しく悩んでいました。

「うー。情報が足りない。このクイズ、何か抜けてない?」

実は初めて自分がこのクイズを見た時、

まったく同じことを思いました。

 

(続きます)

 

R35 AVユニット

R35GTRの初期型で顕著に増えた故障に

AVユニット関係の電子部品のトラブルがあります。

 

MFD(マルチファンクションディスプレイ)から表示が消え、

真っ黒、真っ白、ノイズで画像が見えなくなり、

症状は、いくつかに分かれますが、

同時にエアコンが作動しない・・・

温度調整ができず固定になる・・・、

故障の原因を分類すると

 

MFD

エアコン等の基本的な動作は可能で

走行には特に異常もなく、ただ画面が映らない・・・

 

エアコンユニット

エアコンが効かない、冷風が出ない・・・・

 

AVユニット

画面が真っ白やノイズで表示されない・・・

スタートのGTRの文字が一瞬で消えてしまう

エアコンが効くが温度が固定されてしまう

 

症状によってどこが壊れているか・・・の判断ができそうです。

 

大問題は、

MFDとAVユニットが生産中止になっていることです。

メーカーに修理を依頼しても期間不明で、

唯一、エアコンユニットだけは3万円以下の価格で健在です。

 

AVユニットが不調のままでは、

こちらでの経験則ですが、

吸気量学習ができなくなったことがあります。

R35は走行しながら

排気ガスに残留する酸素量を検知し、

ガソリンと空気の割合=空燃比を

ECUのプログラム内の目標値に近づけるよう

コンピューターがインジェクター作動時間を制御しているのですが

これが曖昧な状態になってしまうと

エンジンの耐久性へのリスクが大きくなります。

 

ですが・・・

部品がなく、

修理もできない・・・・。

八方ふさがり状態です。

こんな時に頼る先は長野県方面です。

ネコ・コーポレーション。

金子社長さんに

表向きは「お問い合わせ」という「お願い」のメールを連続し

すると・・・

「みんながしつこいから、直せるようにしたよ!」

そのような返信がありました。

半導体を独自に入手し、修理方法を確立できたそうですが・・・・

すごいですね・・・・。

搬送の旅で遠出する際、

大きくてきれいな架橋など見ると

あれって・・・・・

どんな人たちがどんな技術で設計建設しているのだろう?

専門の領域に携わっている人たちの世界

想像すらできませんが、似たような感じで、

ネコ・コーポレーションでは、

金子社長さんの頭の中で

数名のエキスパートが集まって協議して

新しいことが進んでいるような気がします。

 

少し前に入庫したR35は

短期間でバッテリーが完全放電してしまう症状でした。

新品バッテリーでも1週間で完全放電状態でしたが、

キーオフ状態でAVアンプが7A(アンペア)の電流が

常時流れているような状態でした。

レアなケースですが、

これも内部構造の故障が原因です。

 

この症状がスタートしたきっかけは、

電動ファンの修理だったそうです。

その際、おそらくバッテリーを外す作業か、

何らかの電気的な開閉があった可能性がありますが

実は通電のオンオフ時には

突入電流やサージ電流という瞬間的な高電流や逆電流が発生し

電子部品を破損するケースがあり、

この関連については整備書にも記載がない場合が多く

対策の製品作成を試行錯誤中です。

修理による修理は避けたいものです。

谷口信輝!

GR86/BRZ cup(富士スピードウェイ)では、

谷口君が予選、決勝共に、トップになりました!

すごい!

すばらしい!

 

2022年7月18日のブログでの文章

ツルッツルに滑る路面の、

グリップする所を探して走るが、

どうしてもレコードラインの上を通る時に、

車がド滑る。

 

このお話、

随分と以前に谷口君から教えてもらったことがあります。

サーキットなどのモータースポーツでは

雨天時でもついレコードラインを走ろうとしてしまうけど

路面が少しでも乾いたところを選んで走行ラインを作る方が

結果的に速いし安全。

これは、モータースポーツ以外でも

一般の濡れた路面上でもとても有効な内容と思われます。

以来、濡れた路面では

川のように流れているところは論外として

中途半端な水たまり状態を避け、

乾き始めた路面では、

ドライな箇所を見つけて

そこをタイヤで踏むように走っています。

 

そして・・・

毎回、「谷口君」と・・・「君」と書きながら、

「馴れ馴れしいなぁ・・・・」とか言われそうで不安になります。

今やカーオブザイヤーの選考委員でもありますから

社会的な「先生」レベルです。

遠い昔は、

よく自宅に泊まりに来ていたものです。

懐かしいなぁ・・・・。

当時はまだ使われていない我が家の一部屋

今は子供たちの部屋になっていますが、

そこを彼が占有し

ドアに「俺専用!」と言いながらステッカーを貼りました。

後に、同じくレーシングドライバーの大井さんが

ずっと自分部屋として使っていた我が家の同室に貼ってある

谷口君のステッカーを発見し、

「なんだ?なんだ?!、俺の部屋だよー!」と言いながら

同じく、自社のステッカーを貼りました。

これ・・・

何がすごいか・・・と言いますと、

どちらも当事者ご本人様が貼ったことです。

 

懐かしい・・・

懐かしいなぁ・・・・

 

 

また、小学生の頃の話です。

廊下の壁に学校だけの新聞・・・・

と言っても

ある程度の小学校への配布品だったような完成度でしたが、

読まない生徒はまったく興味の無いような、

でも、自分はそれが大好きで、

その記事の中に

「雨が降った時、歩くのと走るのとどちらが濡れるか?」

そのようなタイトルがありました。

 

これ、実は少し前に

谷口君のブログでも同じお題が出ていましたが、

その新聞の回答には

「歩いても走っても同じ」と明記されていました。

雨は空からぶら下がっているすだれのようなものだから

「速度に関係なく体に触れる数は同じ」

そのような理屈でした。

そして、信じました。

以来、雨の日に傘が無い状態でも走らなくなったのですが

数学で「限りなくゼロに近い・・・」の説明の授業の話を聞いて

止まっている状態に近い速度での移動であった場合、

同じ箇所で何とも雨に触れることになり、

つまり走った方が濡れない理屈になるのでは・・・?

1m/hでも、歩いているには違いないですが

ほぼ止まっている状態で

滝に打たれた修行僧みたいなもので

早く立ち去った方が濡れないはずです。

この回答には、

速度範囲による条件変化の定義が必要で、

それを安易に「同じ」と書いた新聞や

それを安易に壁に貼った学校には

重大な責任があるように思います。

あの頃、ずっと信用して歩いていましたから。

誰かにそれを話したような記憶もあり、

相手が事実を知った時には「嘘つき」になりますから

「重大」なのです。

 

遠い昔の日本の教育のシステムって

デタラメが多かったのかも知れません。

今、似たような出来事があったら、

たぶん誰かがスマホで画像を撮影しSNSで拡散、

「これ正しい?」の話題は広がり

教育の場にそれを提示した著者や関係者は

追い詰められる可能性は高いです。

 

なにか・・・窮屈な感じはしますが・・・・。

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