オフィシャルブログ

日別アーカイブ: 2022年7月13日

小学生だった頃、

昔ですね・・・

かなり昔、

学校主催の遠足では、

飲み水の量を制限されていました。

水筒に入れた水だけで一日をカバーするよう

先生に厳しく指示されていました。

喉が渇くタイミングには個人差があり、

途中、神社の水道で水を飲んだ生徒が

厳しく叱られていた風景を見て

「水は怖いなぁ・・・」と思ったのですが

水を制限する理由は理解していませんでした。

実際、最近では

とにかく補水するように・・・が一般的です。

店を移動し、山奥で仕事をするようになってからは

週2で通っていた合気道の練習に

参加できなくなってしまいましたが、

武道系の道場ですら

「飲みたいタイミングで飲めるように準備」と

乾きに注意するように言われていました。

水の飲みすぎによる弊害も医学的にはあるみたいで、

喉が渇いていないのに水を飲みたくなる症状では

体内のナトリウムなどの濃度不足になるらしいですが、

脱水症状に比べるとそのリスクは小さいようです。

 

昨年の始め、

脳梗塞で入院して以来、

定期的な検査が以前続いていますが、

先生からは、水をしっかり飲むように言われています。

しかし、

コーヒー、お茶、ビールは水分に含まれず、

それらは利尿作用が大きく、

体内の水分を逆に外に出してしまい

血液を濃くして、血栓を作りやすくするそうです。

体重についてもアドバイスがあり、

怖かった体重計に日々載っています。 (笑)

毎日体重を計測することで分かったのは

「塩分は太る」ということです。

塩分を取ると体内では塩分濃度を下げるために水分を要求し

そのために喉が渇くのだそうです。

血管には大量の水分が入り

血圧が上がり心臓の負担も増えるそうです。

そのまましばらくすると塩分は水分と一緒に体外に排出されるため

塩分による体重増加は短期的で収まりますが

その間、体には大きな負担が続きます。

 

お酒を飲んで、帰りにラーメンを食べ

コーヒーを飲みながら、喫煙。

最悪の組み合わせで、

自分はタバコは吸いませんが、

この悪いセットを好んでしまう人の体を作った神様は

好むことを続けると痛みに至る試練で

人をテストしているのでしょうか・・・?

 

ちょっと・・・宗教的ですね。

 

自分が小学生の頃、

朝礼では校長先生が毎回毎回同じ話を延々と繰り返し

生徒が貧血で一人二人と倒れていく中、

気合でがんばれない子供はダメだ・・・みたいな・・・

そんなの普通の風潮だったような気がします。

今は変わりましたね。

 

ブレーキランプが消えない バッテリーがすぐに… BNR32、BCNR33、BNR34、WGNC34、S15他

品川在住のBNR32の常連さんから電話がありました。

「キーを回しても何も反応しないのです!」

なにも・・・?

セルが動かないとか

エンジンが始動しないとか

それ以前の状態でしょうか?

詳しくお伺いすると、

メーターは真っ暗なまま。

つまり・・・

バッテリーの完全放電状態です。

 

ありがちなのは、

スモールライトのスイッチを入れたまま

車を離れてしまったケース。

一晩かけて、

バッテリーに貯まった電気をすべて使ってしまったわけですが、

どうやら違うようです。

そこで、ブースターケーブルで電源を供給を試してもらうと、

エンジンは始動しました。

 

問題は、

なぜバッテリーが完全放電してしまったか・・・・ですが、

後に判明したのは

ブレーキライトが点灯したまま状態になっていたことです。

ブレーキペダルを踏んでいないのに・・・。

「足元に破片とか落ちていないですか?」

そうお尋ねすると

「ありました。ゴミかと思って捨てました!」

 

原因確定です。

ブレーキペダルのスイッチの樹脂製のストッパーが破損し

スイッチ先端のロッドが飛び出し

つまり、ONの状態で固定され

ブレーキライトが点灯したままになっているのです。

通常、スイッチは押すとONですが、

このスイッチは押さないとONで押すとOFFの構造です。

オーナーさんとの会話では、

「後の車との車間距離が大きかったので不思議だった。」

確かに・・・・

ずっとブレーキペダルを踏んだまま走っている車には

近寄りたくないと思われます。

参考まで、

砕けたストッパーはこんな形状です。

表側↓

 

裏側↓

これが経年劣化で砕けて

その部分に穴になり

スイッチの先端が突き抜けた形でONになるのです。

 

この部品、

確か一個が¥500くらいだったはずです。

交換工賃は正規の手段ですとそれなりに分解するので

部品代よりも高くなるのですが、

工具を上手に使うと短時間で取り付け可能で

こちらでは、部品代、工賃税込みで¥1000です。

頻度が高いので何個か在庫しています。

スカイラインでもシルビアでも形状は同じですが、

なぜか色が違い、部品番号も違うみたいです。

BNR34用は少し薄く黒いですが

どの車両でも流用は可能です。

画像の品番は、46512-H0101 です。

 

ブレーキライトはスモールライトよりも明るく光りますが、

それは消耗する電力が大きいからです。

BNR32では、

旧型のW球が採用されています。

同じ電球の中に2種類のフィラメントと呼ばれる

熱線がセットされ

スモールライトとブレーキライトでは

異なったフィラメントに通電され発光します。

W球の画像です。↓

電線は、細く長いほど電気抵抗が大きいため

消費電力が少なく、

逆に、太く短いほど電気抵抗は下がり

消費電力は増えますが明るく光ります。

画像では分かりにくいですが

右側のフィラメントが左側よりも長く細いため

こちらの方が暗く発光し

スモールライトの役割を担っています。

電気は電球の取り付け部から2種類の方向で入力されます。

左右の端子と外周の合わせて3か所

端子がスモールとブレーキのための+(プラス)電流で

外周は-(マイナス)です。

細かいですが電気使用量も刻印されています。

超分かりにくいですが、

12V23/8W と記載されています。

23Wがブレーキライト用、

8Wがスモールライト用になります。

Wは使用電気量で

電圧×電流=電気量ですので

自動車のバッテリー電圧の基本数値を12Vとすると

ブレーキライトの場合、

12V×電流用=23Wですので

電流量=23÷12=1.91A(アンペア)で

電球は左右に4個ありますので

1.91A×4=7.64Aが使用され続けますので

少し弱いバッテリーでは、一晩で完全放電に至ります。

 

ブレーキライトだけが点灯したまま消せない状態で

ブレーキペダル下に破片が転がっていたら

この症状に間違いないです。

ご参考ください。

 

Translate »