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月別アーカイブ: 2022年8月

ぼくのじゃないんだ!

旧店舗の頃、

現在の店舗の近くに在住の常連さんの車を

自走で回収したことがありました。

あの頃、

「人里離れた山奥に住んでるよねー!」と笑っていたのですが

まさか・・・そこから数分の場所に移転するとは

当時は、まったく思いませんでした。

彼の車・・・

イタ車です!

「イタ」と言っても「イタリア」ではなく

「痛」です。

 

 

ドアの文章

「中二病でも恋がしたい」

TBSのアニメ番組ですが、

「中二病」という言葉は、これを見て知りました。

思春期の情緒が不安定な時期での特徴的な行動を総じて

「中二病」と表現したそうですが、

なるほど・・・・自らの遠い昔を思い出しても・・・・

不安定でした。

「中二病かぁ・・・、何もかも懐かしい・・・・」

 

旧店舗の頃は積載車が無く、

自走での帰路、

店舗近くで渋滞にはまりました。

ちょうど中学生の下校時間と重なり、

「中二病」と「女子」の画像で

男女ともに騒ぎになり、

当然、こちらにも見て見ぬ視線が集まり

絶対に目を合わせたくなかったので

前方以外、

一切、

見ませんでした!

呪文のように

念仏のように

「ぼくのじゃないんだ!ぼくのじゃないんだ!ぼくのじゃないんだ!・・・」

つぶやいていました。

 

このオーナーの彼ですが、

毎回、車をこんな風にして個性を主張するのですが

確かに・・・センスがすばらしい・・・

と・・・

思うように

なりました・・・・

なってしまいました・・・・。

 

しかし、過去の最高傑作を超えることは難しいと思われます。

 

THE モニュメント!

 

バッテリー上がり BCNR33

BCNR33のオーナーさんから

バッテリーの価格のお問い合わせがありました。

1週間くらいで、

完全にバッテリーが上がったそうです。

エンジンがかかるかなぁ・・・・とか

そのようなレベルではなく、

キーを回しても沈黙状態です。

バッテリーは3年くらい経過しているものの

高性能タイプで

それほどの完全放電は少し奇妙・・・・。

 

あ!

もしかして!

 

ブースターケーブルで始動に成功したとのことでしたので

「ブレーキライト、点灯したままになっていませんか?」

そのようにお尋ねすると

まさにその状態で、

恒例、

ブレーキペダルの下に破片のような物が落ちていた・・・・と

 

先の東京のBNR32と同様に

ブレーキスイッチのストッパーが経年劣化で破損し

落ちて穴になった部分に

ブレーキライトスイッチの先端が突き抜け、

ブレーキを踏んでいないのにブレーキオン状態

23W×4

23W≒1.91A×12V

1.91A×4=7.64Aの電流が通電したままで

バッテリーの状態にもよりますが

1週間は絶対に無理です。

 

ちなみに、新品

 

たくさん在庫しているのです。

修理時間は

工具の使い方に慣れているので1分です。 (笑)

 

タイヤの価格

タイヤ価格、

今年の4月に値上げがあったばかりですが、

メーカーより

9月にまた上がる案内が届いています。

値上げは、「%」ですので、

サイズの大きなタイヤほど金額差は大きく、

R35用のポテンザRE71-RS の

急ぎのご注文が続いているのですが、

なんと・・・・

メーカー欠品になりました・・・・。

もしかすると、同様に値上げ前で集中したのかも知れません。

すでにご注文頂いている分は確保できたのですが、

値上げ前のメーカー注文が値上げ後に届いた場合の

価格について相談中ですが、

タイヤもオイルもガソリンも上がり、

自動車を維持するのが大変な時代になりました。

あ・・・

自動車だけではないですね・・・・。

 

スタッドレスの価格情報が届きましたら

また、ご連絡します。

もしかすると、少しでも安い期間がありそうです。

雑感

インターネット上の画面、

ヤフーや楽天やAmazonなどでは、

使う人の検索等の内容で

周囲に現れる広告が選択表示されるみたいです。

何かを調べると、その関係の広告が明らかに増えます。

サーチターゲティングというシステムらしいのですが・・・・

最近・・・・・

ギャル系の女子高生の画像の下に

「年下妻も大満足!」が出るのはなぜ?!

そのような検索も注文も記憶がないのですが・・・・・。 (泣)

法的に・・・

コンプライアンス的に問題があると思われます・・・・

あ、これ系で議員辞職した人がいたような記憶が・・・・・。

 

 

タイヤの価格が4月に続き上がります。

9月が多いみたいです。

ゴムなどの製造のための原材料費用他、

このご時世ではやむを得ないのはどこも同じですが、

いつまで続くのでしょう・・・・。

不安になります。

 

冬のスタッドレスタイヤの価格は告知前ですが、

スタッドレスタイヤは季節製品の特性上、

4月の値上げがありませんでしたので

昨年の価格に比べると2回分上がる気がします。

居住地やお勤め先などで凍結の可能性が高い

冬用タイヤが確実必要な常連さんが、

この時期からでも購入を先行するのがお得!と考え

早速、お問い合わせがあったのですが、

メーカーに確認するとそのサイズは在庫切れでした。

215/45R17ですが、

他にも調べてみると

大きなサイズでは欠品が多かったです。

 

ふと・・・思ったのは、

タイヤメーカーの場合はニスモとは違い

抜き打ち的に値上げをしないケースが通常ですので、

値上がり予告から実行される期間にオーダーすれば

前後の価格差によるお得感は大きいかも知れません。

まだ暑いこの時期にスタッドレスが完売で在庫なし・・・、

昨年の冬、

すべて売れてしまうほどの降雪ではなかったことから考えると

値上がり前のスタッドレスを大量購入し倉庫に保管、

やがてやって来る冬シーズンを待って

値上がりしたスタッドレスに混ぜて売却し、

差額で利益を確保しようとか・・・・

考えそうな会社が・・・・頭に浮かびます・・・・。

少し前のマスク不足時を予見して

マスクの買い占めが始まったあの頃の状態に似ています。

 

現在完売であることから考えると

今から市場に登場するタイヤの鮮度は抜群のはずです。

少しでも安くて新しいスタッドレスタイヤの購入が

短い期間ですがあるかも知れません。

そんなナイスタイミングを見つけた際は、

すぐにブログでご報告します!

 

変なネット広告の話だったのにスタッドレスに・・・・。

 

社会復帰

8月10日からお盆連休でした。

初日は、それでも午前中に

少し前でのお約束のご来店がありましたが、

午後からは久々の帰宅です。

ですが、

新型コロナが弱くなったとは言え、

感染者数の増大の中での外出にはやはり抵抗があって

ほとんど自宅でした。

そして・・・・何をしていたか・・・・と思い出しても

ずっとテレビ番組か、

中学二年生の次男の好きなユーチューブを観続けて

頭の中では

「テイコウペンギン」の音楽や

お祭りのクジを全部購入する「ヒカル」や

車を勝手に売られる「ラファエル」や

「ふくらP」や

こんな世界があったのか・・・・・と、

マジで驚きました。

 

それ以外では、

次男と将棋将棋将棋、将棋の連続。

最初の頃は自分の方が勝率が高かったのに

日が経過するにつれて負けが増えました。

手を抜いて勝たせてあげている・・・・・

なんてことはまったく無く、

全力で勝ちに行ったのですが、

学習能力が違うようです。

 

社会復帰ができなくなるのでは・・・と心配だったのですが

今日、何とか仕事しています。

 

ちょうど一週間前、

ヤシオファクトリーの岡村さんご来店でした。

楽しかったです!

34GTR!HKS Ⅴカムバルコンで、ビッグトルクを手に入れよう! – YouTube

 

 

サーキュレーター

電気料金の話を書きながら

サーキュレーターを思い出しました。

旧店舗のエアコンが壊れ、

ちょうど真夏。

西広島バイパス側が大きなガラス面だった店内は

まさに温室状態。

夜は、ぎりぎり耐えられるかも知れない温度ですが

昼間は・・・命の危険を感じます。

エアコンが直るまでには数日かかるらしく

付け焼刃的対策ですが、

近隣の家電量販店に扇風機を買いに行きました。

短期的な使用なので安いのがいいなぁ・・・・

とは思うものの、

非力でも困ります。

 

店舗に入ると

たくさんの扇風機が涼しそうに展示されていました。

その中で、気になったのがサーキュレーターです。

扇風機よりも遠くまで風を送る機能があるサーキュレーター

店内で使用するには、

こちらの方が適している気がしました。

そして・・・・

展示現品特価!

羽根が1つのタイプと2つのタイプの2機種。

価格は激安表示です。

 

「ナイスタイミング! この2つにしよう!」

 

がっちり予算内で即決でしたが、

サーキュレーターの前で

相談している家族らしき人たちがいました。

たぶん、お父さんとお母さんとお姉さんと弟さん、

彼らの前からいきなり持ち去ることはできませんので

しばらく、遠くから静観していました。

どちらかを選ばれたら、

残った1つと、大型の扇風機を・・・と思っていたのですが

何かを話しながら少し離れた扇風機のコーナーへと移動、

いくつかの扇風機の前で再び相談が始まりました。

サーキュレーターから扇風機に候補が変更されたようです。

 

そのようなわけで、

現品処分品のサーキュレーターを2つをレジに運んだのですが

ご会計が終わってお店を出ようとした時、

サーキュレーターのあった場所・・・

何も無くなった廃墟状態ですが・・・・

そのあたりから、彼らの騒然とした声が聞こえました。

そして、自分が立ち去った後のレジの店員さんに

 

「あれは、もう無いのか?」

 

大きな声が聞こえました。

ああ・・・なるほど・・・・

サーキュレーター案は消えてなかったわけで・・・・。

 

自分がレジで会計する前は

彼らに購入の権利があったはずですが、

それでも、強引な人だったら、

相談している目の前で持ち去る可能性もあり、

決断速度の重要性を子供たちが学んだか・・・・

悪い人が、

「ぼくたちのサーキュレーターを持ち去った!」

親と一緒にこちらを恨んだか・・・

代替えがある案件と、唯一無二の案件では、

リスクと速度の重要度が違います・・・・

 

そのような遠い昔の出来事を、

電気料金について書きながら

思い出しました・・・。

 

 

 

 

電気料金2

電気料金には

大きな工場や商業施設などの

たくさん電力を使用する高圧契約と

自分のような小さい低圧契約があります。

高圧契約は内容が複雑で

方法によって電気料金が大きく違うようですが、

低圧契約はそれに比べるとシンプルです。

しかし、注意すべきはメインブレーカーの容量です。

小規模で200Vを使っている店舗や工場など

この数値の確認は重要です。

リフト、コンプレッサー、ホイルチェンジャー、ホイルバランサー、

溶接機、エアコンなどが使用機器ですが、

例えば、それぞれが20Aの使用電流だった場合、

20Aの5つのブレーカーが並び、

メインのブレーカーには

20A×5=100Aが一般的ですが、

リフトとコンプレッサーと溶接機が

同時に稼働する可能性はほぼゼロであることと

ブレーカーは異常が発生した場合の上限の数値設定で、

実際にはその半分くらいの電流が通常ですから

総合で100Aのメインブレーカーの容量は多すぎます。

そして、電気料金の基本は

このメインブレーカーの数値がベースになります。

電力会社は

すべての利用者が上限の電気を使用した際に備えて

発電等の設備を準備することを理由に

ブレーカーの容量が大きいほど基本料金は高くなります。

地震等の不測の事態とは思えない最近、

電気の供給が間に合わないので節電・・・・等の話を聞くと

フルで使用の設備費用を回収しているはずなのに

なぜ足りなくなるのだろう?

と・・・不思議に思います。

 

ブレーカーの話ですが、

通常、工場などを建設する際

すべてのブレーカーの容量を合計、

どれくらいが同時使用されるかを予想、

その数値に余裕を加算した容量のブレーカーの選択が

一般的ですが、先の事情で

その余裕分が電気料金に反映します。

これは、つまり、

使っていなくても請求される電気料金で、

そこで、電力会社がおそらく嫌うであろう契約方法

「ブレーカー契約」を考える必要があります。

実はこのブレーカー契約、

意図的に知らされていないような感じもします。

 

リオのピット内にあるブレーカー

リフト、エアコン、コンプレッサーなど

それぞれにブレーカーが接続されています。

右上から

20A、20A、20A、30A

左下

50A、30A

合計は、170Aですが、

これらがすべてショート寸前で同時稼働するタイミングは

基本的には無いはずです。

そこで、同時に作動する可能性のある機器の

通常使用での電流量を合算し

↑赤い〇のブレーカーの容量を最小と推測した数値を選択

 

メインブレーカーです。 ↑

30A。

電気工事等の知識は疎いのですが

通常はこの倍かそれ以上、

旧店舗では、たぶん80Aが使われていました。

旧店舗でも、それを30Aに変更したところ

電気料金が月額で3万円くらい安くなった記憶があります。

 

このメインのブレーカーの電流量を非常識に下げ過ぎると

夏場、エアコンがフル稼働した際に

バーーーン!と落ちる可能性があります。

ギリギリが大事です。

 

余談ですが、

この数値を小さく設定し

ブレーカーが落ちたら自動的に復帰する

電子ブレーカーなる製品があります。

知人で、

飛び込みの営業マンに勧められて設置した人がいるのですが、

契約内容が、

これまでの電気料金の予想値から

ブレーカー設置後の電気料金を減算し

その金額の2/3を5年間支払う・・・・

そのような内容だったと聞いています。

機材費用も設置費用も不要で電気料金が安くなる・・・・と

何だか良さそうな話ですが、

考えていると

安くなったとする金額は予想値で

契約側が数値を正確な算定しているかどうか不明であり、

良く分からない会社と5年間もつきあうのも不安で、

その機械が壊れた際のフォローや

製品の耐久性、精度など、

たくさんの問題やリスクを含んだ案件と思いました。

そして、その機械は一年以内に故障したらしく・・・・・

普通にブレーカー契約を有資格者にお願いするのが一番と思います。

 

自分と似たような環境の方、

ブレーカーの数値を確認しましょう!

 

 

積載車の積載車2

積載車の故障の原因は

加給圧に負けて外れてしまった

タービンからインタークーラー間のホースでした。

こんなになっていました。

最初に違和感で止まったパーキングで

エンジンルームを確認していれば

すぐに分かったハズ・・・。

簡易的な修理でゆっくり広島まで戻れるくらいには

できたハズ・・・。

トラックは詳しくない・・・とか

最初からあきらめたのは大失敗でした。

本来はこのような状態です。

これが抜けてしまうと

エンジン回転数に対しての吸気量が少なすぎて

警告灯が点灯したと思われます。

昔のディーゼルエンジンでは

吸気量のセンサーは基本的には無かったのですが

最近はエンジン制御コンピューターが、

インジェクターの作動時間を制御するため

いろいろと追加されています。

警告灯が最初は「橙」だったのは

たぶん・・・パイプが軽く抜けた状態で

外に出た空気量が少なかったので

「整備が必要」の判断から、

そのまま走って完全に抜けたことで、

センサーが測定した空気量と

エンジン回転数が大きく離れてしまったため、

「赤」に変わったと思われます。

 

「ターボエンジンでターボが壊れたらNAになる」

そのような言葉を聞くことがあります。

「NA」は「ノーマルアスピレーション」の略、

「アスピレーション」は吸引の意味で、

常連の看護師さんは、その単語を聞くと

気管に溜まった痰の吸引治療を思い出すのだそうです。

ターボなどの過給機が無く、

ピストンの上下運動だけで吸気する

自然の状態での吸気でNAと表現されているのですが、

「ノーマル」とは

「普通」「正常」「尋常」の意味があり

「アブノーマル」が反対語ですから

ターボエンジンは

「アブノーマルアスピレーション」が正しい・・・・。

 

「ターボエンジンでターボが壊れたらNAになる」

これは機械的には正解ですが、

性能的にはNGです。

ターボは負圧領域でも過給を行っていますので

ターボが装着されたエンジンで加給圧が失われると

負圧でも圧倒的に遅くなります。

 

そのようなわけで

積載車は壊滅的に走らなくなってしまいました。

そこでロードサービスをお願いして搬送したのですが

原因が分かるまで、

「うー、修理代、どれくらいだろう・・・・・?」

「桁超えをするかな・・・・?」

恐怖でしたが、

ホースが抜けている状態を目視したところで

ちょっと安心しました。

 

ちなみに、ホースは再利用可能ですが、

ホースが抜けた理由は

ゴム部が消耗したことが大きな原因で

バンドをがんばって締め付けても再度抜ける可能性が大きく

新品に交換しました。

部品番号 ML241574

参考まで、

積載車は三菱ふそうのキャンター(FEB80)です。

油脂をしっかりパーツクリーナーで脱脂して、

抜けにくい状態で取り付けるのは必須です。

バンドも交換ですが、

純正のバンドでは性能不足と考えました。

純正と同じ形状のバンドです。

ネジを回して締め付けるタイプですが、

問題が二つあります。

一つは締め付けのトルクに限界があることで

一定のトルクを超えると勘合部分の耐久性不足で

破損し、バンドが斜めに形状変化し

ホースに対しての均等で強い加圧が難しくなります。

また、ネジ部のホースへの当たり面はきれいな局面でないため

同様に均等な加圧に問題があることで

抜ける原因になること以外に

加給圧が抜ける状況が発生する可能性があります。

そのような状態が発生すると、

先のセンサーが測定した数値と

実際にエンジンに入った数値に誤差が発生し、

エンジンコンピューターは必要以上の燃料を

インジェクターに噴射させる現象が発生します。

しかし、点火プラグの無いディーゼルエンジンでは、

入った空気と燃料量で自然に着火タイミングが決まるはずですので

この「空気抜け」については

それほどの問題では無い・・・かも知れませんが、

実際、純正のホース付近には

以前から空気が抜けたと思われる汚れが多数で

いずれにしても止める工夫は大事です。

 

こんなホースバンドがあります。

 

 

ネジ式と何が違うでしょう・・・・?

ネジ式は締め付け強度を取り付け時に調整できそうですが

スプリング式の上側のバンドは

消耗で締め付け対象のホースのゴムが劣化した場合などでは、

さらに加圧して自動的に調整できるメリットがあります。

この部分をスプリング式に交換も選択肢としてはあり・・・

ですが・・・・

締め付け圧の強度不足は心配です。

そこで、ブースト圧の高いRB26DETTなどで使用している

HPI製のバンドを使うことにしました。

スプリングとネジを併用し

ホースへの当たり面を曲面にするため

内側に違う構造を入れています。

そして・・・・、強度アップのため、

ダブルで使用!

 

修理費用は総額で2万円弱・・・・。

抜けた箇所以外にも

抜けそうなところもすべてダブルでバンド交換しました。

そして、

もしもの再発に備えて

バンドと工具と今回外した古いホースも積載車に常備。

 

後日談ですが・・・・

積載車の特に登坂能力が明らかに上がりました。

そして、

燃料の消費も減ったように思います。

これは・・・・

もっと早くにやっておけば良かったかも・・・・。

キャンター FEB80 に限らず、

ターボがついたエンジンで

ターボやブローバイでのオイルで周囲が汚れている際は

この施工はお勧めかも知れません。

 

ご報告でした。

 

8月の休業日のご案内

8月の休日のご案内です。

木曜日と

お盆休み 10日~14日です。

よろしくお願いいたします。

積載車の積載車1

スカイラインGTRの引き取りで大阪へ。

無事に積載を完了、

フルフラットになる極東製の機能はとても便利でありがたいです。

 

その帰路、

兵庫県から岡山県に入ったあたりでの高速道路上、

登り勾配でなんとなくパワーが出ていないような・・・・

アクセルの反応が鈍いような・・・・

違和感が始まりました。

そして・・・メーターに

「ENG SYS」

橙色の警告表示が点灯、

さらにパワーは低下したところで、

タイミング良く、パーキングの入口だったので、

即、避難しました。

 

アイドリングは正常。

しかし、アクセルレスポンスは鈍るばかりで、

そこで、めったに見ないキャンターの整備書を熟読。

「キーを一度OFFにして消えれば異常なし」

そのような説明文を発見。

「どうか消えますように・・・・」

激しく願いましたが、「願い」はかなわず、

橙色の警告灯が再び点灯。

「橙色」は整備が必要、

「赤色」はエンジンに故障があるらしい・・・。

「つまり、橙色は注意、信号機の黄色の意味と同じに違いない。」

窮地に陥ると自分に都合の良い言葉を探し始める傾向があるなぁ・・・と、

自己分析はしているのですが、

「最高裁判所の判例でも、信号機の黄色は行ってしまえ!もあるし・・・」

広島にさえ帰れれば、後は何とかなるはず!

「走れるような気がする・・・」

再スタートしました。

しかし、パーキングを出てしばらくすると、

警告灯は橙色から赤色にチェンジ。

「あ・・・赤!!!」

エンジンから異様な音が新たに確認されました。

これは・・・・やばい・・・・

パーキングで待機すべきだった・・・・

状況が悪化している・・・・。

判断ミスを後悔しながら左寄りを走っていると

インターが見えてきました。

下りだったこともあり、

そのまま高速道路を出ることに成功。

深夜2時頃、

国道も、車はほとんど走っていませんでした。

ゆっくり走れば広島まで・・・と

未練いっぱいで、進もうとしたところで、

トルクが大幅に失われました。

 

道路左側に大きなバス停があり、

惰性で入り、一応の安全を確保。

遠くに数件の民家が見えましたが、

明かりは消えていました。

「皆、ネットとかせずに寝ているんだなぁ・・・」

こんな状況なのに・・・。

考える方向が違うのに・・・。

自分に呆れます。

 

エンジンに何らかのトラブルがあるのは間違いなく、

アイドリングでもダメージを広げる可能性がありそうです。

エアコンに未練がありましたが、もう限界です。

エンジンを切ると、

静かな静かな時間がやって来ました。

空はリオの方がきれいでした。

星の数が違います。

「ここよりはリオの方が自然に満ちている!」

・・・・・・・・

 

至急、対策を講じる必要があります。

 

まずは任意保険に付帯しているロードサービスに頼ることにしました。

積載車なので遠方でのトラブルの可能性が高いことから

事業用の特約で100万円までの金額補填を選択していたのですが

大正解だったと思われます。

ですが、保険会社との電話で決まらない内容が発生しました。

それは、搬送先です。

三菱ふそうの整備工場が稼働中の時間であれば

最寄への移動が正解ですが、深夜です。

開いているはずがありません。

レッカーの会社か契約のヤード等の中継地点での

一時的な預かりの手法がありますが

積載している車が心配です。

スカイラインGTRの中古車相場は高額で、

オーナーさんの愛車レベルも高く、

車から離れたくありませんでした。

 

保険会社に状況と心境を合わせて相談したところ、

深夜ですぐの修理は難しい事情から

リオを一次搬送先に設定し

修理工場が決まったところで

積載車を未積載の状態での二次搬送を行う流れで

方向性が確定しました。

 

任意保険ですが、

以前にネット系の安いところに加入していた際、

対応の幅の狭さに困ったことがありました。

以来、大手保険会社の補償範囲の

しっかりした保険内容に加入することに決めていたのですが

こんな非常事態ではそのありがたさを実感します。

考えてみれば・・・・価格の安いネット系の保険が

一般の保険と同等のポテンシャルを有しているなら

従来品は淘汰され、ネット保険だけになりそうですが、

しっかり残っている理由はそれなりの価値があるからでしょう。

 

そして・・・新たな問題・・・・

ドライバーは、搬送する車両に乗れない・・・・。

これは、人を運ぶには、

タクシーやバスのような別の認可が必要であることが理由で、

新型コロナの感染リスクもあり

自分だけは別行動になります。

 

加入している保険には、

そのようなケースでのタクシーや電車などの交通費、

それらが難しい時間帯での宿泊費なども

しっかり補償される内容になっていますが、

場所が田舎すぎて

依頼できるタクシーが近辺では存在せず、

宿泊施設もゼロ

最寄のJR駅は3.5キロの距離で

始発は午前5時・・・・。

 

なるほどー

テレビCMでの「トラブルがあっても大丈夫!」は

ここまで悪条件が揃うと無力なのです。

強い脚力が前提である真実が隠されていました。

 

ダイエットにはちょうどいいかも・・・。

サバイバルを楽しむ気分もありかも・・・。

前向きに考えるのが大事です!

 

ちなみに・・・搬送が完了し、

リオに到着した積載車を三菱ふそうに搬送する前に

エンジンルームを一応確認しました。

「トラックは苦手だけど・・・・」と

ダメモトの気持ちだったのですが、

原因はインタークーラーの配管外れでした。

これだったら

パーキングで完璧レベルに至らないまでも、

自走可能にできたはず・・・・・。

あきらめずに都度できることを実行すべき・・・・。

教訓であります。

 

(続きます)

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