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日別アーカイブ: 2022年8月1日

積載車の積載車1

スカイラインGTRの引き取りで大阪へ。

無事に積載を完了、

フルフラットになる極東製の機能はとても便利でありがたいです。

 

その帰路、

兵庫県から岡山県に入ったあたりでの高速道路上、

登り勾配でなんとなくパワーが出ていないような・・・・

アクセルの反応が鈍いような・・・・

違和感が始まりました。

そして・・・メーターに

「ENG SYS」

橙色の警告表示が点灯、

さらにパワーは低下したところで、

タイミング良く、パーキングの入口だったので、

即、避難しました。

 

アイドリングは正常。

しかし、アクセルレスポンスは鈍るばかりで、

そこで、めったに見ないキャンターの整備書を熟読。

「キーを一度OFFにして消えれば異常なし」

そのような説明文を発見。

「どうか消えますように・・・・」

激しく願いましたが、「願い」はかなわず、

橙色の警告灯が再び点灯。

「橙色」は整備が必要、

「赤色」はエンジンに故障があるらしい・・・。

「つまり、橙色は注意、信号機の黄色の意味と同じに違いない。」

窮地に陥ると自分に都合の良い言葉を探し始める傾向があるなぁ・・・と、

自己分析はしているのですが、

「最高裁判所の判例でも、信号機の黄色は行ってしまえ!もあるし・・・」

広島にさえ帰れれば、後は何とかなるはず!

「走れるような気がする・・・」

再スタートしました。

しかし、パーキングを出てしばらくすると、

警告灯は橙色から赤色にチェンジ。

「あ・・・赤!!!」

エンジンから異様な音が新たに確認されました。

これは・・・・やばい・・・・

パーキングで待機すべきだった・・・・

状況が悪化している・・・・。

判断ミスを後悔しながら左寄りを走っていると

インターが見えてきました。

下りだったこともあり、

そのまま高速道路を出ることに成功。

深夜2時頃、

国道も、車はほとんど走っていませんでした。

ゆっくり走れば広島まで・・・と

未練いっぱいで、進もうとしたところで、

トルクが大幅に失われました。

 

道路左側に大きなバス停があり、

惰性で入り、一応の安全を確保。

遠くに数件の民家が見えましたが、

明かりは消えていました。

「皆、ネットとかせずに寝ているんだなぁ・・・」

こんな状況なのに・・・。

考える方向が違うのに・・・。

自分に呆れます。

 

エンジンに何らかのトラブルがあるのは間違いなく、

アイドリングでもダメージを広げる可能性がありそうです。

エアコンに未練がありましたが、もう限界です。

エンジンを切ると、

静かな静かな時間がやって来ました。

空はリオの方がきれいでした。

星の数が違います。

「ここよりはリオの方が自然に満ちている!」

・・・・・・・・

 

至急、対策を講じる必要があります。

 

まずは任意保険に付帯しているロードサービスに頼ることにしました。

積載車なので遠方でのトラブルの可能性が高いことから

事業用の特約で100万円までの金額補填を選択していたのですが

大正解だったと思われます。

ですが、保険会社との電話で決まらない内容が発生しました。

それは、搬送先です。

三菱ふそうの整備工場が稼働中の時間であれば

最寄への移動が正解ですが、深夜です。

開いているはずがありません。

レッカーの会社か契約のヤード等の中継地点での

一時的な預かりの手法がありますが

積載している車が心配です。

スカイラインGTRの中古車相場は高額で、

オーナーさんの愛車レベルも高く、

車から離れたくありませんでした。

 

保険会社に状況と心境を合わせて相談したところ、

深夜ですぐの修理は難しい事情から

リオを一次搬送先に設定し

修理工場が決まったところで

積載車を未積載の状態での二次搬送を行う流れで

方向性が確定しました。

 

任意保険ですが、

以前にネット系の安いところに加入していた際、

対応の幅の狭さに困ったことがありました。

以来、大手保険会社の補償範囲の

しっかりした保険内容に加入することに決めていたのですが

こんな非常事態ではそのありがたさを実感します。

考えてみれば・・・・価格の安いネット系の保険が

一般の保険と同等のポテンシャルを有しているなら

従来品は淘汰され、ネット保険だけになりそうですが、

しっかり残っている理由はそれなりの価値があるからでしょう。

 

そして・・・新たな問題・・・・

ドライバーは、搬送する車両に乗れない・・・・。

これは、人を運ぶには、

タクシーやバスのような別の認可が必要であることが理由で、

新型コロナの感染リスクもあり

自分だけは別行動になります。

 

加入している保険には、

そのようなケースでのタクシーや電車などの交通費、

それらが難しい時間帯での宿泊費なども

しっかり補償される内容になっていますが、

場所が田舎すぎて

依頼できるタクシーが近辺では存在せず、

宿泊施設もゼロ

最寄のJR駅は3.5キロの距離で

始発は午前5時・・・・。

 

なるほどー

テレビCMでの「トラブルがあっても大丈夫!」は

ここまで悪条件が揃うと無力なのです。

強い脚力が前提である真実が隠されていました。

 

ダイエットにはちょうどいいかも・・・。

サバイバルを楽しむ気分もありかも・・・。

前向きに考えるのが大事です!

 

ちなみに・・・搬送が完了し、

リオに到着した積載車を三菱ふそうに搬送する前に

エンジンルームを一応確認しました。

「トラックは苦手だけど・・・・」と

ダメモトの気持ちだったのですが、

原因はインタークーラーの配管外れでした。

これだったら

パーキングで完璧レベルに至らないまでも、

自走可能にできたはず・・・・・。

あきらめずに都度できることを実行すべき・・・・。

教訓であります。

 

(続きます)

電気料金1

移転前の西広島バイパス沿いの旧店舗の頃、

電気料金が3か月連続で急上昇したことがありました。

原因不明の「??????」状態です。

電気使用について特別な作業などもなく

当初、激しい漏電が発生し

火災でも発生するのでは?!とマジで考えました。

前月に比べて5万円高。

大企業ならともかく・・・これは看過できない金額です。

 

そして、数日後

原因が判明しました。

店内天井に設置されているエアコン。

「冷えないなぁ・・・」と思っていたのですが

完全に稼働を停止しました。

冷えない・・・と同時に

作動音が大きいことも気になっていたのですが

たぶん・・・・抵抗が大きかったのでしょう・・・。

これは自動車にも同様に当てはまることですが、

異音が発生する時は燃費も悪化するもので

音を発するためのエネルギーを

電気やガソリンから得ていたという・・・・

なんとも非効率なお話です。

旧型のエアコンは修理不能で新品になりました。

約100万円の出費・・・・。 (滝汗)

ですが、翌月からの電気料金が月額で4万円くらい安くなりました。

・・・・

1か月で4万円とすると1年では48万円。

なんと約2年で出費分は回収でき、

そこから先は逆にお得になるのです・・・・。

 

いつからだろう・・・・?

いつ頃から不調が出ていたのだろう・・・・・?

店内の冷えは明らかに違うし、

もっと早くに交換すれば良かった・・・・。

壊れて追い詰められないと動かないのはいつものことです。

 

そして・・・後日、

もう一つの電気料金増額の原因が発覚しました。

自動販売機。

これもグワングワンと大きな音を発していたので、

まさか・・・・と思い、

自販機のコンセントを抜いたままで1か月封印したところ、

電気料金が3万円くらい安くなりました。

貸出元の大手飲料メーカーに状況を相談したのですが

この自販機、

購入品であった初期型が窃盗団に破壊され、

その件を担当者に連絡したところ、

喜びの表情全開で「新しい自販機のカタログです!」と

他人の気持ちを察せない人柄に反発、

合わせて、窃盗団が車輛や店舗に危害を加える可能性も考え

「自販機やめます!撤去してください!」と即答すると、

表情が豹変、

新品以外には選択肢が無い説明は撤回され、

中古の自販機を無料持ち込みされましたが、

それがグワングワン音の元となったのです。

当然ですが、貸出品の保証など無く、

自販機は回収、

しばらく自販機無しになりました。

環境への順応性の高い常連の皆さんは、

コンビニ等で飲み物を購入しご来店されるのですが、

会話が弾むと持参品は無くなり、

「不便だー!不便だよー!」

を連呼されます。

やはり・・・・

自販機は偉大です。

あった方がいいアイテムと思った頃、

偶然ご来店の谷口君が

スポンサーからの依頼で自販機設置の契約を探し中でした。

レーシングドライバーはタイムを刻み

レースでの好成績を残す以外にも

営業、勧誘等のマルチな能力が必要とされるみたいで、

それでもたぶん・・・

彼はダメモトで話したのでしょう、

「ねぇ、自販機、置かない?」

「置く!」

「え?マジで?」

「マジで置く!」

「やった!スポンサーのいいお知らせができる!」

即答でした。

流れの良い時は、こんな感じになるものです。 (笑)

 

最近の自販機にはヒートポンプ式と呼ばれるタイプが多く

「温かい」と「冷たい」が同居する冬

最も電気を消費する季節らしいのですが・・・

冷却のための熱交換で発生した温風を「温かい」で使い

それぞれの効率を上げるそうです。

自販機内部の広範囲を冷やすのではなく、

購入が近い下側の数本を集中的に冷やすタイプもあり

進化しているなぁ・・・と思うことが多いです。

最近では古い自販機を見る機会が減りましたが

旧型を当たり前のように数台並べているお店や工場などの

社長さん、事業主さん、経理担当者さん、

早急に見直しの検討がお得です。

 

その電気料金の節約方法について

どこかで続きます!

 

 

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