電気料金の話を書きながら
サーキュレーターを思い出しました。
旧店舗のエアコンが壊れ、
ちょうど真夏。
西広島バイパス側が大きなガラス面だった店内は
まさに温室状態。
夜は、ぎりぎり耐えられるかも知れない温度ですが
昼間は・・・命の危険を感じます。
エアコンが直るまでには数日かかるらしく
付け焼刃的対策ですが、
近隣の家電量販店に扇風機を買いに行きました。
短期的な使用なので安いのがいいなぁ・・・・
とは思うものの、
非力でも困ります。
店舗に入ると
たくさんの扇風機が涼しそうに展示されていました。
その中で、気になったのがサーキュレーターです。
扇風機よりも遠くまで風を送る機能があるサーキュレーター
店内で使用するには、
こちらの方が適している気がしました。
そして・・・・
展示現品特価!
羽根が1つのタイプと2つのタイプの2機種。
価格は激安表示です。
「ナイスタイミング! この2つにしよう!」
がっちり予算内で即決でしたが、
サーキュレーターの前で
相談している家族らしき人たちがいました。
たぶん、お父さんとお母さんとお姉さんと弟さん、
彼らの前からいきなり持ち去ることはできませんので
しばらく、遠くから静観していました。
どちらかを選ばれたら、
残った1つと、大型の扇風機を・・・と思っていたのですが
何かを話しながら少し離れた扇風機のコーナーへと移動、
いくつかの扇風機の前で再び相談が始まりました。
サーキュレーターから扇風機に候補が変更されたようです。
そのようなわけで、
現品処分品のサーキュレーターを2つをレジに運んだのですが
ご会計が終わってお店を出ようとした時、
サーキュレーターのあった場所・・・
何も無くなった廃墟状態ですが・・・・
そのあたりから、彼らの騒然とした声が聞こえました。
そして、自分が立ち去った後のレジの店員さんに
「あれは、もう無いのか?」
大きな声が聞こえました。
ああ・・・なるほど・・・・
サーキュレーター案は消えてなかったわけで・・・・。
自分がレジで会計する前は
彼らに購入の権利があったはずですが、
それでも、強引な人だったら、
相談している目の前で持ち去る可能性もあり、
決断速度の重要性を子供たちが学んだか・・・・
悪い人が、
「ぼくたちのサーキュレーターを持ち去った!」
親と一緒にこちらを恨んだか・・・
代替えがある案件と、唯一無二の案件では、
リスクと速度の重要度が違います・・・・
そのような遠い昔の出来事を、
電気料金について書きながら
思い出しました・・・。