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月別アーカイブ: 2022年11月

コンピューター ECU 4

コンピューターチューンを行うと不調になる・・

その頃は、良くない評価も多かったのは確かで

不調のシルビアをたくさん見ました。

 

リオが最初にロムチューンを実施したのは、

ヤシオファクトリーからご紹介のシルビアです。

某ショップさんがロムチューンを行った車両ですが

アイドリング不調、吹き上がり不調、燃費の悪化など

多くの不調を独り占めしたような状態でした。

ロムチューンの機材の説明のため、

ヤシオファクトリーの岡村さんと

ネコ・コーポレーションの金子さんがご来店の際、

「勉強も兼ねて直してしまおう!」

そのような流れでした。

結果、車は快調になったのですが、

オーナーさんのお話では、

施工したショップに不調を相談しても正常と言われ、

修理改善の試みがされることは無かったそうです。

正確な基準が無いところにプログラムによるチューンの難しさがあります。

 

当時、ネコ・コーポレーション社長の金子さんの言葉で

印象的だったのは、

「理解できていない人が数値を触るから不調になるのは当たり前」

 

ロムチューンを行う際に使用するパソコン画面には

多くのパラメーターと呼ばれる数値の羅列が表示されます。

基本的な点火時期、燃料噴射量に加えて

アクセルの踏む状態による補正

バルブが開く前に噴射を開始するための時間差の補正

気温やラジエター水の温度による補正

イグニッションコイルを制御するための補正

排気ガス内の残留酸素量を検知するO2センサーの数値補正など

それらを状態によって基本値に反映させるための窓がパラメーターです。

 

スタート段階では白紙に近い状態から

データー入力を必要とするシステムでは、

安定したアイドリングを実現するだけでも

高度なノウハウが必須になります。

ですが、ネコ・コーポレーション製のシステムは、

基本的に出来上がっているところからスタートします。

「この数か所だけ入力しなさい!」みたいな・・・

そのような構成で、重要なプログラムについては、

ほぼ完成品が準備されていました。

見逃しや入力ミスを抑えるため、

明確に違う数値を入れると赤く表示され、

「君は間違っている!」と指摘があります。

走行中のノッキングの見逃しが無いようにグラフ化され

回転数とエアフロ電圧から問題箇所をすぐに限定できる

とても親切な設計になっていました。

 

目標値と使い方を理解できれば

少しの努力である程度のレベルまでは近道できるような

少しの勉強で偉くなれる性能・・・・

なるほど・・・・・

岡村さんが、ネコ・コーポレーション製を勧める理由が

使うほどに分かってきました。

 

 

(続きます)

鍵の修理 自動車

常連さんのカプチーノ、

ご来店時、駐車場でエンジンキーが回らなくなりました。

以前からキーを奥よりも少し引いた状態で回ったり、

斜めにしたら回ったり、

それなりの工夫はあったらしいのですが、

まったく何をやってもダメになってしまいました。

不幸中の幸い・・・と言えるかどうか、

「ここで良かった」かも知れません。

どこか遠くで深夜の誰もいないパーキングとか、

信号待ちでのエンスト時では、対処が大変です。

内部を洗浄してみるも改善の兆しは無く、

そこで、純正の新品シリンダーをオーダーすると

悪い予感的中で・・・・生産中止。

何としても現在のキーシリンダーを直すしかありません。

そこで、ネットで「鍵」「トラブル」「自動車」で検索すると

「何分以内にお伺いできます!」の会社を多数発見。

上から順に5社ほど電話してみました。

1.メインキーが回らない

2.運転席と助手席は同じキーで正常に回り開閉もできる

3.以前よりその兆候があった

電話対応はすべて女性で

以上の内容を伝えると「ご回答の電話をします」とのことで

そして、数分後の電話では、「ディーラーで修理してください」でした。

どうやら簡単で形式的な作業のみ対応可能のようです。

難しい内容になるとまるで技術が追いつかないのは確かで、

それにしても、そんな会社がなぜホームページで上位を独占するのか・・・

そこで思い出したのが、

リオのホームページを製作する際、

「ホームページ」「製作」「広島」で検索して

上位の数社に連絡してみた際、

「画像を送ってください」「紹介文を送ってください」「希望の様式を教えてください」

など、企画提案や相談などの対応ではなく、

「届いた資料で作ります!」的な会話を必要最小限に抑える手法のような

安易な気がしました。

何だか任せる気持ちにならないところに

ナイスなタイミングでの営業電話で・・・・

と言っても、

リオの常連さんの誰かがちょうどホームページが消えた情報を伝えたらしく、

「お店、見せてください」で大阪から来て、

提案内容など自分の想定以上で、お願いしたところ

完成したホームページにはとても満足だった

その時の説明で、

ヤフーやグーグルで上位に入る会社の多くは

お金を支払っているらしく、

中にはアクセス数で上の方にいる場合もありますが

あの順位には注意が必要みたいです。

 

実際、鍵のトラブルで出張修理を依頼し、

修理ができなかった場合でも

高額な出張費用については請求された案件も多いらしく

修理先の選別はとても重要です。

そこで・・・思い出しました。

常連のBCNR33のオーナーさんが

ドアキーが回らない件で修理を依頼した話。

キーシリンダーまで分解して修理完了できた

その会社に電話してみたところ、

これまでの数社とはまったく違う対応で

分かりやすく詳しい。

そして、昨日、修理でご来店の後

数時間かかりましたが見事に修復。

キーシリンダー分解まではこちらの作業でしたが、

びっくりするような技術です。

丁寧な対応と想定よりも安い金額、

皆さん・・・・

鍵のトラブルで困ったら頼って安心と思います。

ご参考まで

ADLOCK

ロックサービス・アドロック

082-832-7815

広島市安佐南区伴東4-10-43

です。

 

インターネットの検索順位については注意が必要です。

ニュースで報道されていた水道のトラブル

危ない会社が多いみたいですが

先の手法で検索上位に登場し、

自作自演の高評価のコメント書き込みなどなど。

 

ホームページをリニューアルした後

ネット関係からの電話が顕著に増えました。

「ネットで探したけど見つからなかった」と言われていたのですが

最近では、容易に検索されるようになったみたいです。

やはり、専門が作るホームページは違うようです。

ホームページ制作時に教えてもらった情報では、

アドレス「https://www.」や「https://」の後に

お店の名前などがあるとヤフーやグーグルの検索にヒットしやすいのですが

「ameblo」「minkara」などのプロバイダーの文字が入ると

検索では見つけにくくなるそうです。

無くなってしまった旧リオのホームページは「so-net」でしたが、

確かに、ネットで見つけにくい・・・は、よく言われていました。

ですが、それらのプロバイダーの文字が入ったブログでも

稀に検索上位に入ることがあり、

理由は圧倒的なアクセス数や

そのURLを誰かが他で貼り付けたケースなどです。

 

数年前に、金子社長さんとお酒をご一緒させてもらった際、

「俺の悪口、昔、ネットに書いただろう?!」

「え?そんなのあるわけないですよ!」

「それがさぁ、お前は書いたんだよ。俺の悪口。」

「書かないですよー!」

と言いながらも何か過去にあった出来事を思い出しながら

「あ!」

「お!思い出したか?!」

「あ・・・あれですか?電話の会話のやつ・・・」

「それだよ、それ!」

「あああ・・・、あれには事情がありまして・・・」

「知ってるよ。だけどさぁ、あれで俺は本当に悪い奴になったんだ。」

「あ、でも、西の端の小さなショップのブログでそんなに影響は無いかと・・・」

「それがあるんだよ!当時さぁ・・・・」

「え?」

「ネココーポレーションをヤフー検索すると、会社のHPより先に出ていたんだ!」

「ええええ・・・???!」

「皆がそれを読んで爆笑していたんだ。俺が優しいおじさんになろうとしているのを」

「・・・・・」

「お前の文章がずっと邪魔するんだよぉ」

「す・・・すみません!!!」

「じゃ、俺、サザンオールスターズの曲、次、歌おうかなぁ・・・」

 

無くなったリオのホームページの思い出し帳の某ページは、

10年くらい前、

「ネコ・コーポレーション」で検索すると

会社の公式サイトよりも上に出ていたらしく・・・

つまり、「so-net」とかが前にあっても

アクセス数が圧倒的に多い場合は上位に登場する・・・

これぞ上位!

 

金子社長様

失礼いたしました・・・。

あのホームページはもう無くなりました・・・・

長期に渡ってのご迷惑、

ご容赦くださいませ・・・・・

コンピューター ECU 3

BNR32が発売されたのは平成元年ですので、

設計はそれ以前の昭和に

こんな車を作れたことは本当にすごいと思います。

当時の技術レベルは想像以上かも知れません。

 

当初、ネコ・コーポレーションの機材を導入し

スタートしたのは、SR20DETエンジンのロムチューンです。

ヤシオファクトリーから推薦ですので自然の流れです。

 

当時、

シルビアS13、S14、S15搭載のSR20DETエンジンでは

比較的濃い空燃比が常識とされていたそうです。

サーキットでは、

ストレートで黒煙を吐きながら走行するのは普通です。

なぜ濃い空燃比で設定するのか・・・?

それにはガス冷却が関与しています。

ガス冷却とは、燃焼に必要以上の量のガソリンを

密閉されたシリンダー内に投入し、

燃焼とは熱や光をともなう酸化のことですから

制限のある酸素量がすべて使われた状態では、

燃料は液体から気体に変化するだけの状態を利用し

燃焼室の温度を下げます。

ガソリンやシンナーなどが手に付くと冷たくなるのは、

気化する際の分子が運動エネルギーを奪う気化熱が原因ですが

この反応を利用し、燃焼室の温度を下げるのがガス冷却です。

最大の爆発状態では、

大きすぎる発熱が燃焼室の金属を融解するため冷却するのですが、

しかし、過ぎたるは・・・のことわざの通り

燃料が多すぎるとガス冷却が過度に行われ

爆発力が落ち、パワーダウンを発生してしまいます。

燃費も悪化し、

余ったガソリンがシリンダー内壁の油膜を破砕する

「希釈」という現象を誘発し、

本来であればシリンダーとピストンリング間にある油膜が弱くなり

直接接触でピストンリングやシリンダー内壁に摩耗が出る場合もあります。

そのため、目標とする空燃比の数値はとても重要で

それらへの見識でエンジンの性質は大きく変化することになります。

 

SR20DETの場合、

当初は燃料の比率が多い空燃比が常識とされていました。

ですが、燃焼温度が下がり遅くなってしまいます。

その当時、ヤシオファクトリーの岡村さんは、

「本当にそんなに濃い状態がエンジンにはベストなのか?」

チューニング業界では常識とされたその数値に対して

常々疑問に思っていたそうで

ある日、

「今日は壊すよー!」と・・・

エンジンがどこまで耐えるのか、

どの数値が速いのか、

それらを確認するためにシルビアを積載車でサーキットに搬送し

ロムを変更させて実証を行ったそうです。

燃料を薄くするとノッキングが発生しやすくなる傾向があり

インジェクターの燃料噴射時間を制御すると同時に

点火時期調整も必要になりますが、

それらを1日かけてテストを行い、

結果、これまでよりも大幅に薄い空燃比でも

エンジンはまったく壊れないことを実証しました。

ですが、薄すぎると遅い。

本来、ガソリンが燃えてエンジンはパワーを得ますので

当然の現象ですが、

それらの貴重な数値を

食事をしながら教えてもらったこちらは、

超近道人間になってしまいました。

 

その頃、

「コンピューターチューンでエンジンが逆に不調になる」

そのような言葉を聞くことが多かったのも事実です。

 

 

(続きます)

 

尾根、小瀬

パソコンでタイプミスでしばしば登場するのが

「尾根」と「小瀬」

「お願いします」が「尾根がいします」

「お世話になります」が「小瀬wになります」

これ、個人的なクセみたいで

ひどい変換ミスが発生していますが、

尾根とか小瀬、

何か自然の中の風景が見えるような・・・・。

 

ゴルゴ13

超人的な狙撃手、

世界情勢などを反映させたストーリーが大好きです。

単行本もありますが、

連載されているビッグコミックと同じサイズの総集編が

2月13日

5月13日

8月13日

11月13日

一年間に4度、発売されるのですが

これがすぐに売り切れてしまうのです。

3日くらい遅れると入手不能状態で、

コンビニを見つけるまで旅したことがあります。

今回も11月14日には全滅状態で

買えないと負けた感が強く、

悲しみに暮れていたのですが、

宮島サービスエリアの上り車線側の売店・・・・

積載車で遠方にお引き取り等の際には、

ここでお土産を購入するのですが、

「あ、ゴルゴ13の総集編がまだある!」

その記憶がよみがえり

行ってみると1冊残っていました!

何だか得した気分。

 

ゴルゴ13

数あるストーリーの中でも好きなのが

「穀物戦争」

ロシアとヨーロッパの境界線付近での

マグネシウムと黒色火薬を狙撃し

核爆発を偽装するストーリーです。

世界の穀物事情や相場、

日本の農業体制の問題点などがすごく分かります。

 

寒くなってきました。

事故には気をつけましょう!

 

 

植込み型心電計移植術

昨年の1月、

2年半くらい前の定休日、

回転寿司で遅めの昼食の後、

急にまっすぐ歩くことが難しくなりました。

マスクを耳にかけるための手が左側だけ上がらず、

特に普通に話せない状態にはびっくりしました。

左腕と左足にしびれを感じ、

見える景色に微妙な紫色が混じる奇妙な状態になりました。

しかし、考える能力は普段通りで、

(※標準値かどうかは怪しいですが・・・)

手の平の開閉動作も普通にできました。

 

「なんだこれ?!」   (何だこれミステリー 風)

 

自らの判断では、

左半身での総合的な症状なので

右脳のどこかに腫瘍か血栓?

素人知識でしたが、

しかし、数分で症状は治ってしまいました。

 

「治った!気のせいだったかも!」

 

さっそく、夜の飲食方向の楽しい思考に移行したのですが、

妻に病院へ連行され

結果、MRIで脳梗塞が右脳側に2か所見つかり

強制入院に至りました。

月末で延期できない経理業務があり、

「一度、仕事場に立ち寄ってから・・・」と

それなりに抵抗したのですが緊急を指示され、

気がつけばベッド⇒点滴の連続状態でした。

 

以来、まったく再発が無く、

ありがちな後遺症など皆無だったのは、

迅速な医療機関の皆さんの処置のおかげだったと

後にいろいろと分かりました。

自らの野蛮さを猛省しつつ、

多くの人に激しく感謝しました。

脳梗塞は発症から4時間以内での投薬の有無で

後の状態に大きな違いが出ることが多いそうです。

 

脳内に血栓が発生した理由について

脳内でできたものか、

どこからかやって来たのか

あれから2年以上の期間での検査でも、

その原因については未だに分かっていない状況です。

再発を未然に防ぐには、その解明は重要とのことですが、

特定できないのは病院の力不足等では無く

治療や検査については、

「ここまでやってくれるの?」レベルでも、

実は脳梗塞を発症の原因が分からないままは

意外と多いようです。

 

似た症状をいつか経験されるようなことが不本意にもあった時、

このブログを読んでくれている方のために

医療の専門では無く、

言葉や表現に間違いがありそうですが、

お医者さんから得た情報を書き並べてみます。

 

脳梗塞の多くは3つの種類に分類されるそうです。

「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性脳梗塞」「心原性脳梗塞症」

 

ラクナ梗塞は、脳内で血栓ができる病気みたいです。

血液中には、怪我などで痛んだ箇所に固まり

治癒を助ける血小板がありますが、

血液の状態が悪い場合にありがちな血管内側の荒れた部分に

回復を目的として血小板がその近辺に固まり、

それが血栓として血流を止めて発症する脳梗塞・・・・

と・・・そのような説明だったと思うのですが、

高齢者、高血圧、糖尿病、高脂質、喫煙、

これらが重なると発症の可能性が高まるそうです・・・。

糖尿と喫煙は無いけど、

あの頃、暴飲暴食していたからなぁ・・・・。

血圧も高かったかも知れない。

健康診断とか行って無かったし・・・、

しかし、お医者さんにそれらについてお話しすると、

食べすぎで太った程度で必ず発症する病気ではないとのことで、

健康診断ブッチはNGですが、

自分の場合、右脳に血栓が二つ集中していることと

発症が急であったことから、

ラクナ梗塞の可能性は低いのでは・・・と説明がありました。

 

アテローム血栓性脳梗塞は、

太い動脈、特に首付近で痛んで硬化した血管の内側に

ラクナ梗塞と同様に血小板による血の塊ができ、

その一部や全部がボロッと剥がれて脳にたどり着き

血栓となって血流を止める症状で、

高血圧、高脂質、糖尿病、喫煙等は同様に発症を誘発させ

今回の自分の症状では、

右側に2つの血栓があったことから

首付近の動脈の右側で血小板の塊があった可能性が高く、

そのように考えると整合性も高いのですが、

動脈を調べても何も発見されず、

血小板が飛んで無くなった状態かも知れませんが、

病名として、確定できませんでした。

その後、不摂生に対する反省から生活態度を

少し・・・・少しですが改めたことで、

血液の検査を行うごとに状態が良好化し、

以降のMRIやCTでも新たな発見はなく、

もしこれが理由だったとすると、

再発の可能性は低くなっているかも知れません。

 

そして、心原性脳梗塞症。

これは血液のポンプである心臓が正常に作動せず、

ポンプ内で血液を留まらせる状態を作ることで、

常に流れないと固まってしまう血液の性質から

血の塊ができて脳に届く脳梗塞です。

ラクナ梗塞とアテローム血栓性脳梗塞は、

血栓の材料が血小板であるのに対して、

心原性脳梗塞症は、赤血球が主体の血栓です。

治療面で大きく違うのは、

血栓を溶かすための薬が異なることです。

「じゃあ、どっちの薬も服用すればいいじゃん!」

ですが・・・、その考え方は大間違いで、

基本的に血液を溶かす薬にはリスクがあり、

特に赤血球でできた血栓に対しての薬は副作用が大きく、

そこで、原因がイマイチ分からない場合には、

溶けにくい血小板が材料でできた血栓を溶かすための

副作用の少ない薬を使うことが多いそうです。

 

心原性脳梗塞症では、

心臓が動く際に発生する電気信号に異常が出ます。

入院中、首から心電図を記録する機械をぶらさげて

24時間過ごした日がありましたが

この時の検査も異常なしでした。

病院では安静が基本なので

重篤で日常的な疾患が心臓に無い以外では、

何かが見つかる可能性は低いらしく、

人によってはこの不整脈が

一年に一回だけのケースもあるそうです。

体にセンサーを貼って、機械を携帯したままでの一年間は難しいので

この度、心臓に近い皮下にセンサーを入れる手術をしました。

と・・・言っても30分くらいの施術時間でした。

施術中、顔の上にはタオルがあり、風景は見えませんが、

局部麻酔なので意識はしっかりで、

センサーのメーカーの人とお医者さんの会話、

「あ、ここもう1cmくらい切ってください」

「浅いです。もっと深く押し込んで・・」

「もう少し心臓に近い位置に斜めに・・」

聞こえてくる言葉が一番怖かったです。

 

テレビのドラマなどで

重症で意識不明の患者さんのベッドの傍らで

病状や余命について親族などが話すシーン、

あれ・・・・もしかすると聞こえていたりして・・・

そう思ったことがあるのですが、

マジだったら怖くて配慮の足りない話です。

気をつけなくては・・・・と思いました。

 

この植込み型心電計ですが

約2年間も電池が耐えるそうです。

センサーとして機能し、

スマホに電波を発信して2年間・・・。

どんなにすごい電池と省エネ機構なんだろう!?と

手術後にメーカーの人にいろいろと質問してみました。

 

1.MRIでの使用可能。

磁気に対して電子部品が対策されていて平気だそうです。

2.レントゲンも大丈夫。

手術後に撮影した画像を見ました!

内部が透けて見える感じで、端子部分も識別できました。

金属でシールドされているなら透けないはずなので

素材や構造について、

次回、メーカーの人に相談できる機会があれば

質問してみようと思います。

3.本体にはおそらくマイコンが頑張っていると思いますが、

常時、心電をモニターして、

異常を検知していない際はメモリーをせず

何か発生した時だけ記録されるそうです。

常時撮影しているドライブレコーダーが

大きな衝撃があった際の前後の画像記録を確保するのと似ています。

4.記録は深夜の短時間でスマホに転送され記録、

もしかすると通信で既読の確認も行っている可能性がありそうです。

タイミングは不明ですが、メーカーのコンピューターへも

データー送信されているそうです。

なるほど、リアルタイムに電波を発信して2年は無理と思ったのですが

そのような機能制御で電池を長持ちさせているようです。

ですが・・・・、

突然の心臓停止を緊急で医療機関に遠隔で伝える能力は無いみたいです。

 

科学の進歩はすごいです。

興味津々です。

 

あ、

半身に異常を感じた際には、

とにかく治療までの時間の短縮化が重要です。

明日行こう! とか

次の休みに行こう! とか

いつか行こう! とか

絶対にダメです。

ご参考くださいませ。

 

 

ここ、一応、自動車関係のお店のブログですが・・・

日常的にずれているのは自覚していますが・・・・

 

(笑)

コンピューター ECU 2

純正のコンピューターには、

集積回路が総合的な制御を行っています。

基盤にはそれらの動作をバトンタッチするための

ポートと呼ばれる予備の複数の穴があるタイプがあります。

 

遠い昔、マツダ系の会社員だった頃、

同僚が購入した中古車は広報車でした。

広報車とは、メディア関連のための試乗車で、

程度も良く、価格も相場より安くお買い得でしたが、

エンジンレスポンスが通常の車輛より明らかに良く、

もしや・・・・自動車雑誌等での高評価を得るための

何か特別な何かが施工されているのでは?と疑いました。

しかし、エンジンルーム内を細かく調べても

特別な施工は見当たらず、

正々堂々の広報車だと納得しようとは思ったのですが、

それでも他の車と乗り比べてみると

トルクもレスポンスも違うその車は、

ある日、エンジンがかからなくなってしまいました。

点検してみると、プラグに通電がない・・・

火花が出ず着火できない故障でしたが、

通常、そのような故障では燃料がプラグ先端に付着し、

「かぶる」と言われる状態、

プラグ先端が真っ黒になったり

ガソリンが液状で付着して着火不能になりますが、

プラグはまったく乾いていました。

つまり、燃料も点火も沈黙状態のようです。

サービスマンが悩みながらいろいろと点検していると

突然、エンジンは何事も無かったかのように始動しました。

原因不明のまま故障の症状が消えた車両は

後日、休日で遠方へのドライブの際に再び停止。

路肩で待機すると復活するものの

数時間後にまた停止を繰り返し、

制御系のコンピューターに原因があるのでは・・・・と

当時としてはレアな推測に到達しました。

コンピューターユニットを取り外し

別のコンピューターに交換すると

症状は再発せず、正常に戻りました。

しかし・・・、

交換前に比べると、故障と疑ってしまうほどに遅くなりました。

エンジンレスポンスも明らかに低下し、

そこで、それまでのコンピューターと新旧並べてフタを開けると

広報車のユニットには、追加の基盤が重なった構造で

今では分かるのですがポートから複数の通信線が

基盤に接続されていました。

所有者の同僚は、

「その基盤を次のコンピューターに何とか装着すれば性能が・・・」

あがいていましたが、

どうなるのか分からないそのアイデアには誰も加担せず、

普通の車として修理は完了しました。

あれが「コンピューターチューン」というもので

まったく違う性能が電子的に実現できるのだと

当時、とても驚いたのを覚えています。

 

日産のシルビア系(S15、S14、S13)のコンピューターには

追加基盤が装着できる同様のポートが存在しますが、

スカイラインGTR(R32、R33、R34)は

チップの1つを違う物に交換し、

外部からの制御を可能にしています。

 

 

(続きます)

 

新型コロナ

新潟までお引き取りに行っていました。

自動車、多かったです。

新型コロナが世の中に蔓延を始めた頃、

高速道路はガラガラでした。

医療機関も対策が分からず

著名な人たちがお亡くなりになり、

戦々恐々とした中、

遠路を移動するのは悪みたいな風潮が広がり、

スーパーなどにマスクをせずに買い物に行けなくなりました。

 

当初、中国で感染が広がった頃、

春節なる中国の長期休暇と重なり

多くの旅行者が来日する様子を見て

日本にも発症者が出てしまうのではないかと心配していましたが、

屋形船や中国人客を案内した観光バスでクラスターが発生し

ライブハウス、豪華客船など

人が集まる場所の多くが危険個所になりました。

考えてみれば、

すべての人が陰性であれば、

何人集まっても病気が広がらないわけですから

この段階で未症状での感染者が多かったのかも知れません。

ついに武漢からの入国が禁止・・・

と言っても中国すべてからの入国が止まったわけではなく

少し延期されただけのようにも思いましたが、

特定の場所を指定して禁止措置を公言した政府には

驚きと強さを感じました。

PCR検査という言葉を初めて知ったのですが

当時、この検査ができるのは特権階級だけ・・・

そんな風潮もありました。

あの頃、特効薬とされたアビガンはどうなったのでしょう・・・。

「夜の街」も危険地帯に指定され、

ホストクラブは壊滅状態、

マスク、アルコール消毒液の購入での行列は日常的で、

それらの価格が高騰しました。

マスクの画像を送ったネット詐欺もあったような・・・。

パチンコ店には、自主的な営業を強いられ、

それでも強硬に開店したお店ではパチンコファンの行列が発生し、

ユーチューバーがメガホンで非難の声を上げていましたが、

それはそれで飛沫拡散だったような気がします。

海外旅行は論外の中、

卒業旅行を強行し、感染した人が黙って帰国し登校したことは、

全国的に有名になりました。

その頃、近県での部品流通会社の社長さんが

愛人を同行して関東圏に旅行し風俗にも出かけて

そこかで感染、

地元では大騒ぎになりました。

自宅には誹謗中傷の落書きがされ、

その会社の配達の人は、

配達先お店の入口付近に荷物を置く方法で仕事していたらしい・・・・。

観光地なのに、「〇〇県に来ないでください!」とか、

掲示板で表示されていました。

 

トランプ元大統領は「チャイナウィルス」と呼称していました。

ウィルスには最初に見つかった場所で呼称され、

イギリス株とか・・・

後にアルファとかベータとか名前を変更が実施され、

ついにワクチンが開発。

ファイザー製が人気でした。

アストラゼネカは血栓などの弊害があったみたいですが、

中国製のワクチンの効果の低さも有名でした。

株価が急落を繰り返し、

持続化給付金や補助金の制度を見て

「これは・・・悪用する人がいるのでは・・・・?」

そのように素人の自分が思うくらいですから

取締りに関わる人は時期を見ていたのでしょう、

おそらく氷山の一角とは思いますが

ニュースでも有名になりました。

 

「リーマンショッククラスの出来事が無い限り増税する」と

そんな言葉がありましたが、

新型コロナでの経済の混乱はそれに準ずるように思う中、

消費増税は実施されました。

 

お酒は禁止、

居酒屋さんは大ダメージですが、

オリンピックの関係者にはお酒を提供するような話があったとか・・・

中止になりましたが・・・・

ぼったくり男爵なんてのもいました。

目に見えないウィルスに対して「安心安全」と言い切り、

医療関係者の女性が子供と公園を歩いていると「非常識」と言われたり

何かめちゃくちゃだったように思います。

 

ある日、マスクが購入できるようになり

形ばかりのパーテーションがあればOKで、

飲食のお店でも、

料理がテーブルに並べばマスク着用義務から解放され

何だか慣れましたね。

 

仕事に戻りますー

 

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