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日別アーカイブ: 2022年11月23日

鍵の修理 自動車

常連さんのカプチーノ、

ご来店時、駐車場でエンジンキーが回らなくなりました。

以前からキーを奥よりも少し引いた状態で回ったり、

斜めにしたら回ったり、

それなりの工夫はあったらしいのですが、

まったく何をやってもダメになってしまいました。

不幸中の幸い・・・と言えるかどうか、

「ここで良かった」かも知れません。

どこか遠くで深夜の誰もいないパーキングとか、

信号待ちでのエンスト時では、対処が大変です。

内部を洗浄してみるも改善の兆しは無く、

そこで、純正の新品シリンダーをオーダーすると

悪い予感的中で・・・・生産中止。

何としても現在のキーシリンダーを直すしかありません。

そこで、ネットで「鍵」「トラブル」「自動車」で検索すると

「何分以内にお伺いできます!」の会社を多数発見。

上から順に5社ほど電話してみました。

1.メインキーが回らない

2.運転席と助手席は同じキーで正常に回り開閉もできる

3.以前よりその兆候があった

電話対応はすべて女性で

以上の内容を伝えると「ご回答の電話をします」とのことで

そして、数分後の電話では、「ディーラーで修理してください」でした。

どうやら簡単で形式的な作業のみ対応可能のようです。

難しい内容になるとまるで技術が追いつかないのは確かで、

それにしても、そんな会社がなぜホームページで上位を独占するのか・・・

そこで思い出したのが、

リオのホームページを製作する際、

「ホームページ」「製作」「広島」で検索して

上位の数社に連絡してみた際、

「画像を送ってください」「紹介文を送ってください」「希望の様式を教えてください」

など、企画提案や相談などの対応ではなく、

「届いた資料で作ります!」的な会話を必要最小限に抑える手法のような

安易な気がしました。

何だか任せる気持ちにならないところに

ナイスなタイミングでの営業電話で・・・・

と言っても、

リオの常連さんの誰かがちょうどホームページが消えた情報を伝えたらしく、

「お店、見せてください」で大阪から来て、

提案内容など自分の想定以上で、お願いしたところ

完成したホームページにはとても満足だった

その時の説明で、

ヤフーやグーグルで上位に入る会社の多くは

お金を支払っているらしく、

中にはアクセス数で上の方にいる場合もありますが

あの順位には注意が必要みたいです。

 

実際、鍵のトラブルで出張修理を依頼し、

修理ができなかった場合でも

高額な出張費用については請求された案件も多いらしく

修理先の選別はとても重要です。

そこで・・・思い出しました。

常連のBCNR33のオーナーさんが

ドアキーが回らない件で修理を依頼した話。

キーシリンダーまで分解して修理完了できた

その会社に電話してみたところ、

これまでの数社とはまったく違う対応で

分かりやすく詳しい。

そして、昨日、修理でご来店の後

数時間かかりましたが見事に修復。

キーシリンダー分解まではこちらの作業でしたが、

びっくりするような技術です。

丁寧な対応と想定よりも安い金額、

皆さん・・・・

鍵のトラブルで困ったら頼って安心と思います。

ご参考まで

ADLOCK

ロックサービス・アドロック

082-832-7815

広島市安佐南区伴東4-10-43

です。

 

インターネットの検索順位については注意が必要です。

ニュースで報道されていた水道のトラブル

危ない会社が多いみたいですが

先の手法で検索上位に登場し、

自作自演の高評価のコメント書き込みなどなど。

 

ホームページをリニューアルした後

ネット関係からの電話が顕著に増えました。

「ネットで探したけど見つからなかった」と言われていたのですが

最近では、容易に検索されるようになったみたいです。

やはり、専門が作るホームページは違うようです。

ホームページ制作時に教えてもらった情報では、

アドレス「https://www.」や「https://」の後に

お店の名前などがあるとヤフーやグーグルの検索にヒットしやすいのですが

「ameblo」「minkara」などのプロバイダーの文字が入ると

検索では見つけにくくなるそうです。

無くなってしまった旧リオのホームページは「so-net」でしたが、

確かに、ネットで見つけにくい・・・は、よく言われていました。

ですが、それらのプロバイダーの文字が入ったブログでも

稀に検索上位に入ることがあり、

理由は圧倒的なアクセス数や

そのURLを誰かが他で貼り付けたケースなどです。

 

数年前に、金子社長さんとお酒をご一緒させてもらった際、

「俺の悪口、昔、ネットに書いただろう?!」

「え?そんなのあるわけないですよ!」

「それがさぁ、お前は書いたんだよ。俺の悪口。」

「書かないですよー!」

と言いながらも何か過去にあった出来事を思い出しながら

「あ!」

「お!思い出したか?!」

「あ・・・あれですか?電話の会話のやつ・・・」

「それだよ、それ!」

「あああ・・・、あれには事情がありまして・・・」

「知ってるよ。だけどさぁ、あれで俺は本当に悪い奴になったんだ。」

「あ、でも、西の端の小さなショップのブログでそんなに影響は無いかと・・・」

「それがあるんだよ!当時さぁ・・・・」

「え?」

「ネココーポレーションをヤフー検索すると、会社のHPより先に出ていたんだ!」

「ええええ・・・???!」

「皆がそれを読んで爆笑していたんだ。俺が優しいおじさんになろうとしているのを」

「・・・・・」

「お前の文章がずっと邪魔するんだよぉ」

「す・・・すみません!!!」

「じゃ、俺、サザンオールスターズの曲、次、歌おうかなぁ・・・」

 

無くなったリオのホームページの思い出し帳の某ページは、

10年くらい前、

「ネコ・コーポレーション」で検索すると

会社の公式サイトよりも上に出ていたらしく・・・

つまり、「so-net」とかが前にあっても

アクセス数が圧倒的に多い場合は上位に登場する・・・

これぞ上位!

 

金子社長様

失礼いたしました・・・。

あのホームページはもう無くなりました・・・・

長期に渡ってのご迷惑、

ご容赦くださいませ・・・・・

コンピューター ECU 3

BNR32が発売されたのは平成元年ですので、

設計はそれ以前の昭和に

こんな車を作れたことは本当にすごいと思います。

当時の技術レベルは想像以上かも知れません。

 

当初、ネコ・コーポレーションの機材を導入し

スタートしたのは、SR20DETエンジンのロムチューンです。

ヤシオファクトリーから推薦ですので自然の流れです。

 

当時、

シルビアS13、S14、S15搭載のSR20DETエンジンでは

比較的濃い空燃比が常識とされていたそうです。

サーキットでは、

ストレートで黒煙を吐きながら走行するのは普通です。

なぜ濃い空燃比で設定するのか・・・?

それにはガス冷却が関与しています。

ガス冷却とは、燃焼に必要以上の量のガソリンを

密閉されたシリンダー内に投入し、

燃焼とは熱や光をともなう酸化のことですから

制限のある酸素量がすべて使われた状態では、

燃料は液体から気体に変化するだけの状態を利用し

燃焼室の温度を下げます。

ガソリンやシンナーなどが手に付くと冷たくなるのは、

気化する際の分子が運動エネルギーを奪う気化熱が原因ですが

この反応を利用し、燃焼室の温度を下げるのがガス冷却です。

最大の爆発状態では、

大きすぎる発熱が燃焼室の金属を融解するため冷却するのですが、

しかし、過ぎたるは・・・のことわざの通り

燃料が多すぎるとガス冷却が過度に行われ

爆発力が落ち、パワーダウンを発生してしまいます。

燃費も悪化し、

余ったガソリンがシリンダー内壁の油膜を破砕する

「希釈」という現象を誘発し、

本来であればシリンダーとピストンリング間にある油膜が弱くなり

直接接触でピストンリングやシリンダー内壁に摩耗が出る場合もあります。

そのため、目標とする空燃比の数値はとても重要で

それらへの見識でエンジンの性質は大きく変化することになります。

 

SR20DETの場合、

当初は燃料の比率が多い空燃比が常識とされていました。

ですが、燃焼温度が下がり遅くなってしまいます。

その当時、ヤシオファクトリーの岡村さんは、

「本当にそんなに濃い状態がエンジンにはベストなのか?」

チューニング業界では常識とされたその数値に対して

常々疑問に思っていたそうで

ある日、

「今日は壊すよー!」と・・・

エンジンがどこまで耐えるのか、

どの数値が速いのか、

それらを確認するためにシルビアを積載車でサーキットに搬送し

ロムを変更させて実証を行ったそうです。

燃料を薄くするとノッキングが発生しやすくなる傾向があり

インジェクターの燃料噴射時間を制御すると同時に

点火時期調整も必要になりますが、

それらを1日かけてテストを行い、

結果、これまでよりも大幅に薄い空燃比でも

エンジンはまったく壊れないことを実証しました。

ですが、薄すぎると遅い。

本来、ガソリンが燃えてエンジンはパワーを得ますので

当然の現象ですが、

それらの貴重な数値を

食事をしながら教えてもらったこちらは、

超近道人間になってしまいました。

 

その頃、

「コンピューターチューンでエンジンが逆に不調になる」

そのような言葉を聞くことが多かったのも事実です。

 

 

(続きます)

 

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