小学生の頃、
体育、苦手でした。 (笑)
授業だったので我慢しながら参加していましたが
運動会が近づくと
当日が雨になるのを祈りながら天気予報見ていました。
嘉門達夫は、きっとこちら側の人だと思います。
嘉門達夫 地獄の運動会 – YouTube
体育の授業でのサッカーで、
体育の先生から、
「オフサイド」という言葉が出ました。
「なに?それ?」
「オフサイドってなに?」と口にしてしまうと、
そんなことも知らないのか?!
と・・・・体育の先生と同級生数名に囲まれました。
オフサイドを知らないのって、そんなに重大なこと?
たぶん授業では習っていないはず。
サッカーのルールなどの座学は無く、
サッカーとは
ボールを相手側のゴールに蹴って入れるだけと思っていたので
「オフサイド」は、未知のワードです。
ですが・・・・
習っていたとしたら自分のミスです。
そこで、オフサイドについて図書館で詳しく調べ
(当時はネットとか、無かったですので・・・)
やっと見つけた書籍のページでの説明の文章は分かりにくく、
自分でコートの図を書いて
選手の位置を表す紙の人型も作って
将棋のように位置を変えながら理解しようとしたのですが、
すぐに分かったのは、
「間違いなく習っていない」ことでした。
本には「オフサイドライン」という名称もありました。
この「ライン」は場所が決まっているわけではなく、
状況によって移動する目に見えない想定のラインで
ゴールから二人目の選手のいる場所を両サイドに延ばした位置に・・とか、
そんなの聞いたこともありません。
「習っていない!」
習っていないサッカーのルールについて
知って当たり前を前提に
体育の先生も混ざって責められたことに
怒りを感じたのを覚えています。
次に考えたのは、
オフサイドを利用することで相手をルール違反にできる可能性です。
自分と同じ体育が苦手な数名と相談し、
相手側をオフサイドにする方法を考え実行したのですが
体育の先生からは、
「なぜ攻めない!」「さぼるな!」と叱られ
「今のはオフサイドではないですか?」と反論すると
「屁理屈を言うな!走れ!」とさらに叱られ
「先生はオフサイドを知っていますか?」と言うと
もっと叱られました。
つい先日「オフサイドー!」と大きな声で叫んでいたのに・・・。
たぶん、先生からは嫌な生徒だったに違いないですが、
逆も真実です。
体育の先生には言葉が通じないことを理解し、
体育とは体育好きの生徒と先生のためのフィールドであると理解し、
体育の先生は体育が苦手な生徒を体育好きにする目的が無いことを理解し、
体育に学びはないと理解し、
あきらめて目立たないように体を動かすフリが大事だと理解しました。
その影響からか、今でも「オフサイド」と聞くと、
昔の思い出が脳裏に浮かび、嫌な気持ちになります。
ちょっとしたPTSDかも知れません。
あ、
でも、サッカーを観るのが嫌いなわけではないです。
日本のがんばりはすごかったです。
ワールドカップ2022、感動しました。
「三苫薫の1mmの奇跡」
誤審で苦しんだかも知れないアスリートを科学が救ったシーン、
最高です!
自分が嫌いなのは、
1人の体育の先生とその時間でしたが、
随分と前の出来事なのに、しっかり覚えているものだと
自分でも驚きます。
余談ですが、
保育園で一歳の子供に乱暴した保育士さん
その頃の思い出は一生影響を与える可能性があります。
自分が「オフサイド」で嫌な気分に今でもなるくらいですから。