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日別アーカイブ: 2022年12月19日

ロードサービス

最近の任意保険の多くに付帯されているのがロードサービスです。

緊急時には、とても頼もしい保険のフォロー、

使用しても保険等級がダウンせず、

実に良心的でありがたい制度だと思います。

 

自分も積載車で移動中にエンジン不調が発生した際、

岡山県の備前から、

遠路、リオまで搬送してもらったことがあります。

本当に助かりました。

 

最近では当たり前になりつつあるこのロードサービスですが

率先して対応している保険会社と

仕方なく対応している保険会社があるような気がします。

これ・・・120%、主観です。

 

保険会社でのお勧めは

東京海上日動、損保ジャパン、AIG、あいおいニッセイ損保です。

こちら・・・・200%、主観です。

 

以前、ある保険会社のレッカー作業を行った際、

申請した距離が違う・・とか

片道分しか補填されない・・・とか

高速道路の費用は含まれない・・・とか

搬送前には、「よろしくお願いします。」だったのが、

ジャンケンの後出しみたいな事後修正やクレームでの

これまでに経験したことの無い対応に驚いたことがあります。

「東京海上日動さんでは、同じ条件で対応されたのですが・・・」

基本的にできるだけ安価で良心的に計算なども行っている自負があるので

ちょっと反論気味で返答すると、

「東京海上さん?あそこは違いますから。」

と・・・オペレーターの女性が即答しました。

 

違うんだ・・・・

はっきりすぐに言えるほど違うんだ・・・

 

この「東京海上日動さんは違う!と即答した保険会社」

実名を書きたいところですが

あくまで主観ですので・・・。

考えてみれば

世の中には同一の業種の中でも多くの商品が存在し

それぞれに個性があり、

費用対効果の違いもあって当然ですが、

これらの見つけにくい向こう側が

近年のSNSでは見えやすくなったように思います。

しかし、逆手にとって

架空の高評判を売り手側がネット上のあちこちに書いて、

グーグルやヤフーへの課金で検索上位に現れるにする

情報操作の手法もあるようですが、

そうなると最終的には信頼度の高い経験による情報、

つまり・・・個人個人の直接の関係が重要になりそうです。

 

ロードサービスにお話を戻しまして、

ある外資系の保険会社では、

エンジン不調で自宅近くまでたどりつき

路上で自動車が邪魔にならないように、

家族と一緒に押してガレージに収納後、

ロードサービスを依頼すると

「自宅にある車は対象外」と断られたそうです。

本来のエンジン不調の場所から

周囲への迷惑を無視して放置し、

連絡すれば対象だったようですが

なんだかなぁ・・・と思ってしまいます。

 

こちらとして最も困るのは、

搬送を任せてもらえないケースです。

提携しているレッカー会社のみに限定された・・・

しかし、これ保険会社の事情が分からないでも無いのです。

法外な金額を請求する会社や

作業練度が低く、問題を発生させるレッカー業者からの

リスク回避での対応と思われますが、

通常よりも低い金額設定で

遠距離でも意地でも対応できるよう努力している自分としては

断られて残念な気持ちになったことが

実は多かったりします。

 

共済系やネット系では

特に車両保険について

単純な減価償却による市場価値を踏まえない価格設定が通常で、

一般的な新しい車両では、

保険を価格で決めても大丈夫な気がしますが

スカイラインGTRのような

価値が高騰し、

故障のリスクが高い車両については、

保険会社の選択はとても重要だと思います。

 

しかし・・・・

故障する可能性が高い高年式の車輛に対しても

当たり前のように他車と同様に保険を引き受ける保険会社さんには

頭が下がります。

最近、驚いたのは損保ジャパンの故障に対応した保険です。

状況にもよりますが、

エンジンが壊れた場合でも保険の対象になる特約があります。

これ・・・・高年式の車輛では、

確実にお得な契約と思うのですが、

それでも商品として提示されている背景では

保険会社間でもの激しい競争の存在も感じます。

 

 

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