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日別アーカイブ: 2022年12月25日

税金

「男性社員の産休」についての報道を見ました。

育児のために仕事を休め、

給与もしっかり補填されるのは社会的にも理想ですが、

それができるためには、企業の潤沢な余裕が必要です。

費用を捻出し、それらの環境を準備し

すばらしい人材を確保した後に高い売上を目指す

そのような逆の順序もありますが

事業内容がぎりぎりの状態ではなかなか理想論は語れず、

営業が継続できるだけでも良し・・・とするような実情は多いかも知れません。

 

日曜日の朝のテレビ番組「がっちりマンデー」では、

卓越した技術、人材、経営方法、製品、販売方法、広告など

「なるほどなぁ・・・」と感動します。

でも・・・・、

そのような努力とせめぎ合いの中で獲得した給与には

所得税、健康保険税、住民税他、たくさんの税金が課せられ

残ったお金で生活しているのが現実です。

 

会社員だった頃、

給与明細を渡されて、真っ先に見るのは「手取り」でした。

総支給額とか見ると引かれた金額が明確で悲しくなるので

「手取り」の数字しか見ないようにしていたのですが、

実は会社は総支給額を当人に支払っているわけで、

自分への評価を総支給額から換算できるくらいの意識があれば

手取りだけを見ている自分と違い、

将来の出世の差になっていた知れません。

 

あ!

実際、そのような社員さん、いました・・・・。

上司が大事にしていた理由は、それだったか・・・・。

今、分かっても超遅いですけど・・・・。

 

たくさん税金等を差し引かれた後のお金を貯めて

将来、子供や孫に与えようとすると、

生前贈与の対象となり多額の税金が課せられますが、

先日、税理士さんとの会話では

贈与の中で、一年間に110万円までは非課税という

暦年課税制度があるそうです。

「暦年」とは、1月1日~12月31日までの1年間のことですが、

こっそり子供のために子供名義の預金通帳を作り

貯めて貯めて、将来必要になった時、

「あなたのために貯めておいたよ。」みたいなケースでは

この贈与の対象からは外れ、課税されるようです。

受け取る当人が、入金を周知していることが暦年課税の条件、

つまり、「今年も110万円、通帳に入れたから!」の報告義務が必要なのです。

しかし・・・そんなお金を渡されたら・・・・若者はもちろん、

たぶん多くの人は、使ってしまいます!

若いと楽しいこといっぱいだし、お金は一般的には足りないし、

そして、贈与する側は、その使い道について制限できないため、

本来、貯蓄だったはずのお金が市場に出やすくなります。

 

あ!

行政の目的はこれですね・・・・。

市場に貯蓄を吐き出させ活性化させる。

 

話、少し外れますが、

韓国の通貨ウォンはずっと安いままです。

経済力が上がっても、ウォン安は大きく動きません。

対して、円は、この最近は大幅安でしたが、

日銀が少し動いただけで短期間で20円くらい高くなりました。

この違いの理由の一つに

日本の負債額を超えている日本人全部の貯蓄額があるそうです。

つまり、日本全体としては負債分を支払える能力があるとする考え方です。

対して韓国は、企業も個人もローンが多くマジな負債。

それが理由で、ウォンの信頼性が低く、高くならないとか・・・

経済の専門家ではないので、参考程度の意見ですが、

 

なるほどなるほど、

日本政府としては、国民の貯蓄を税金として徴収するか

多くを市場に吐き出させれば、

国の負債は減るような・・・・

そんな考え方があるような気がします。

 

優しいお父さんが生前に子供の口座に年間110万円を預金し

お亡くなりになった際に税務調査など入った時、

「お父さんありがとう。こんな大金。知らなかった!」と言ったら

アウトです。

お金を受け取った事実を知らないわけですから

暦年課税制度の対象にはならず、

相続税が生前に遡って計算される可能性があります。

 

関連のある話ですが、

暦年課税制度を上手に使っていても

与える側の人がお亡くなりになった場合、

以前は3年遡って、

それらは対象外になっていたのですが

法改正で7年遡ることになりました。

当然、課税額が上がります。

 

消費税にしても

最初の税率3%についての国会での質疑

「後に税率を上げるようなことはありませんか?」に対し

「そのようなことはありません。」と回答していますが

特にあの頃、

「公約は破るもの」が通例でした。

 

うー

 

それにしても税理士さんとの会話は面白いです。

知恵や知識や情報が山盛りです。

確定申告は、税理士さんに丸投げではなく、

自分でもできるけど税理士さんにお願いする状態は、

いろいろなことが分かると同時に

税理士さんのおかげで自分がとても楽をしているのに気づけて

感謝です。

 

あ!

まだ決まっていませんが防衛費の大幅アップの補填の1つに

たばこ税の税率アップがありますが、

もし、これが決まったら

喫煙者の皆さん!

皆さんは、国防に禁煙者よりも多く貢献していることになります。

胸を張って、たばこを吸ってください!

禁煙場所以外でですが・・・・。

 

あ!

たばこの箱に書かれている

「健康のため、吸い過ぎに注意しましょう」

これは、国防を妨げる文章になるかも知れません・・・・。

 

 

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