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月別アーカイブ: 2022年12月

ロードサービス

最近の任意保険の多くに付帯されているのがロードサービスです。

緊急時には、とても頼もしい保険のフォロー、

使用しても保険等級がダウンせず、

実に良心的でありがたい制度だと思います。

 

自分も積載車で移動中にエンジン不調が発生した際、

岡山県の備前から、

遠路、リオまで搬送してもらったことがあります。

本当に助かりました。

 

最近では当たり前になりつつあるこのロードサービスですが

率先して対応している保険会社と

仕方なく対応している保険会社があるような気がします。

これ・・・120%、主観です。

 

保険会社でのお勧めは

東京海上日動、損保ジャパン、AIG、あいおいニッセイ損保です。

こちら・・・・200%、主観です。

 

以前、ある保険会社のレッカー作業を行った際、

申請した距離が違う・・とか

片道分しか補填されない・・・とか

高速道路の費用は含まれない・・・とか

搬送前には、「よろしくお願いします。」だったのが、

ジャンケンの後出しみたいな事後修正やクレームでの

これまでに経験したことの無い対応に驚いたことがあります。

「東京海上日動さんでは、同じ条件で対応されたのですが・・・」

基本的にできるだけ安価で良心的に計算なども行っている自負があるので

ちょっと反論気味で返答すると、

「東京海上さん?あそこは違いますから。」

と・・・オペレーターの女性が即答しました。

 

違うんだ・・・・

はっきりすぐに言えるほど違うんだ・・・

 

この「東京海上日動さんは違う!と即答した保険会社」

実名を書きたいところですが

あくまで主観ですので・・・。

考えてみれば

世の中には同一の業種の中でも多くの商品が存在し

それぞれに個性があり、

費用対効果の違いもあって当然ですが、

これらの見つけにくい向こう側が

近年のSNSでは見えやすくなったように思います。

しかし、逆手にとって

架空の高評判を売り手側がネット上のあちこちに書いて、

グーグルやヤフーへの課金で検索上位に現れるにする

情報操作の手法もあるようですが、

そうなると最終的には信頼度の高い経験による情報、

つまり・・・個人個人の直接の関係が重要になりそうです。

 

ロードサービスにお話を戻しまして、

ある外資系の保険会社では、

エンジン不調で自宅近くまでたどりつき

路上で自動車が邪魔にならないように、

家族と一緒に押してガレージに収納後、

ロードサービスを依頼すると

「自宅にある車は対象外」と断られたそうです。

本来のエンジン不調の場所から

周囲への迷惑を無視して放置し、

連絡すれば対象だったようですが

なんだかなぁ・・・と思ってしまいます。

 

こちらとして最も困るのは、

搬送を任せてもらえないケースです。

提携しているレッカー会社のみに限定された・・・

しかし、これ保険会社の事情が分からないでも無いのです。

法外な金額を請求する会社や

作業練度が低く、問題を発生させるレッカー業者からの

リスク回避での対応と思われますが、

通常よりも低い金額設定で

遠距離でも意地でも対応できるよう努力している自分としては

断られて残念な気持ちになったことが

実は多かったりします。

 

共済系やネット系では

特に車両保険について

単純な減価償却による市場価値を踏まえない価格設定が通常で、

一般的な新しい車両では、

保険を価格で決めても大丈夫な気がしますが

スカイラインGTRのような

価値が高騰し、

故障のリスクが高い車両については、

保険会社の選択はとても重要だと思います。

 

しかし・・・・

故障する可能性が高い高年式の車輛に対しても

当たり前のように他車と同様に保険を引き受ける保険会社さんには

頭が下がります。

最近、驚いたのは損保ジャパンの故障に対応した保険です。

状況にもよりますが、

エンジンが壊れた場合でも保険の対象になる特約があります。

これ・・・・高年式の車輛では、

確実にお得な契約と思うのですが、

それでも商品として提示されている背景では

保険会社間でもの激しい競争の存在も感じます。

 

 

スタッドレスタイヤ

雪が・・・・

「冬なのに暖かいね・・・」と安心すると

毎年、突然寒さと降雪がやって来ます。

スタッドレスのお問い合わせが続く中、

昨日まで大量にあったメーカーさんの在庫状況が厳しくなり

スタッドレスの在庫をしていないこちらでは、

オーダー分の確保が最大目標になります。

「早めのオーダー」であれば安心ですが、これは仕方の無い現象で、

経済的理由の他に、

スタッドレスタイヤのドライ/ウェット路面での性能の低下と

耐摩耗性や、経年劣化の早さなどの弱点から

買わないで済むならそのままでスルーしたいものです。

 

積雪や凍結による事故についてのニュース報道が増え、

タイヤ販売店の慌ただしさや

販売担当者さんの忙しい状況についてのインタビューの背景では、

タイヤを組み替える映像などもあるのですが、

そこで気になったのは、タイヤのメーカーです。

そのニュース映像では、

韓国、中国、東南アジア製が多かったように思います。

これらは、とにかく安いです。

 

海外製をひとまとめで否定するわけではありませんが、

これまでの経験では、

韓国製のスタッドレスタイヤを装着し、

事故や危険な状況を体験したオーナーさんは多く、

日本製の安全性の高さについて実感するのですが、

「韓国ではこのタイヤで安全に使えているのだろうか?」

そんな疑問が湧きあがり、

調べてみると「安全に使えている」が

概ね正解であることが分かってきました。

しかし、日本では危険。

その大きな違いは、気温にあるようです。

 

以前、旅費を節約するために使った大韓航空機は

「もう二度と乗りたくない・・・」記憶を心に刻みましたが、

ハワイから大阪間での経路、

一度、韓国の仁川(インチョン)空港で乗り換え、

そこから関西空港に向かう際、

仁川では-13℃、大阪では3℃の気温でした。

韓国は、経度では新潟に近い位置ですが、

大陸からの寒波により気温は激しく低く、

路面は完全凍結になることが多いようです。

実は氷は、ガチガチに凍った状態での摩擦は大きく

最近では見かけなくなりましたが

旧タイプの冷蔵庫での製氷室の表面に

不用意に指など当てると急激に凍って貼り付く現象、

特に水分を含んでいる布などは、温度が低いほど摩擦が増大しますが、

韓国製のスタッドレスはこの性質を利用しているようです。

一方、日本では、それほどまでに凍結するケースは少なく、

凍った表面が中途半端に溶けて水分が混ざり、

完全凍結よりも滑りやすい状況になります。

その際、グリップを得るために重要なのは

水を排除するか吸い出す動作です。

そのため、日本製のスタッドレスの多くは

サイプと呼ばれる細い溝が連続しています。

(日本製以外でもありますが・・・・)

 

この隙間に水が吸われ、

タイヤの回転による遠心力で吸われた水は排除され

高い吸水性を連続的に得るのですが、

では・・・この溝が多いほど

溶けかけた氷面ではグリップが得られやすい・・・?

それは、間違いなく正解ですが、

歯ブラシでゴシゴシ擦る上に乗った状態に似て

タイヤの通常でのグリップ力や安定性が失われるため、

「程度」と「構造」が重要になります。

このサイプは、

端から端までや

両端を残した状態や、

部分的に点線状だったりで・・・

ゴムの強度を下げない工夫がされています。

ゴムは低温で硬化せず、氷に対して摩擦を発生させる成分を含み

タイヤを設計開発する人のお話では、

ネオバ以上に製造に手間がかかるのだそうです。

 

凍結での事故のニュースを観て

使用しているタイヤのメーカーと使用期間

タイヤの溝の残りのサイズを

統計的にまとめて発表して欲しいと・・・・

いつも切望するのですが、

これは現実的では無さそうです。

 

高速道路での冬タイヤ規制では、

性能を無視したどんなスタッドレスタイヤでもOK状態ですが

おそらく行政はスタッドレスタイヤの総合的なテストを実施していないハズで

海外製の怪しい「自称スタッドレス」でも乗り入れ可能な現状は

実はとても危ない状況と思われます。

 

 

オフサイド

小学生の頃、

体育、苦手でした。 (笑)

授業だったので我慢しながら参加していましたが

運動会が近づくと

当日が雨になるのを祈りながら天気予報見ていました。

嘉門達夫は、きっとこちら側の人だと思います。

嘉門達夫 地獄の運動会 – YouTube

 

 

体育の授業でのサッカーで、

体育の先生から、

「オフサイド」という言葉が出ました。

 

「なに?それ?」

 

「オフサイドってなに?」と口にしてしまうと、

そんなことも知らないのか?!

と・・・・体育の先生と同級生数名に囲まれました。

オフサイドを知らないのって、そんなに重大なこと?

たぶん授業では習っていないはず。

サッカーのルールなどの座学は無く、

サッカーとは

ボールを相手側のゴールに蹴って入れるだけと思っていたので

「オフサイド」は、未知のワードです。

ですが・・・・

習っていたとしたら自分のミスです。

 

そこで、オフサイドについて図書館で詳しく調べ

(当時はネットとか、無かったですので・・・)

やっと見つけた書籍のページでの説明の文章は分かりにくく、

自分でコートの図を書いて

選手の位置を表す紙の人型も作って

将棋のように位置を変えながら理解しようとしたのですが、

すぐに分かったのは、

「間違いなく習っていない」ことでした。

本には「オフサイドライン」という名称もありました。

この「ライン」は場所が決まっているわけではなく、

状況によって移動する目に見えない想定のラインで

ゴールから二人目の選手のいる場所を両サイドに延ばした位置に・・とか、

そんなの聞いたこともありません。

 

「習っていない!」

 

習っていないサッカーのルールについて

知って当たり前を前提に

体育の先生も混ざって責められたことに

怒りを感じたのを覚えています。

 

次に考えたのは、

オフサイドを利用することで相手をルール違反にできる可能性です。

自分と同じ体育が苦手な数名と相談し、

相手側をオフサイドにする方法を考え実行したのですが

体育の先生からは、

「なぜ攻めない!」「さぼるな!」と叱られ

「今のはオフサイドではないですか?」と反論すると

「屁理屈を言うな!走れ!」とさらに叱られ

「先生はオフサイドを知っていますか?」と言うと

もっと叱られました。

つい先日「オフサイドー!」と大きな声で叫んでいたのに・・・。

たぶん、先生からは嫌な生徒だったに違いないですが、

逆も真実です。

 

体育の先生には言葉が通じないことを理解し、

体育とは体育好きの生徒と先生のためのフィールドであると理解し、

体育の先生は体育が苦手な生徒を体育好きにする目的が無いことを理解し、

体育に学びはないと理解し、

あきらめて目立たないように体を動かすフリが大事だと理解しました。

その影響からか、今でも「オフサイド」と聞くと、

昔の思い出が脳裏に浮かび、嫌な気持ちになります。

ちょっとしたPTSDかも知れません。

 

あ、

でも、サッカーを観るのが嫌いなわけではないです。

日本のがんばりはすごかったです。

ワールドカップ2022、感動しました。

「三苫薫の1mmの奇跡」

誤審で苦しんだかも知れないアスリートを科学が救ったシーン、

最高です!

 

自分が嫌いなのは、

1人の体育の先生とその時間でしたが、

随分と前の出来事なのに、しっかり覚えているものだと

自分でも驚きます。

 

余談ですが、

保育園で一歳の子供に乱暴した保育士さん

その頃の思い出は一生影響を与える可能性があります。

自分が「オフサイド」で嫌な気分に今でもなるくらいですから。

時代

自分が会社員だった・・・

遠い遠い昔のその頃、

カーナビは存在していませんでした。

ナビをいう夢のようなシステムを初めて見たのは、

ホンダのアコードのオプションだったと思われます。

ジャイロと呼ばれるコマが宙に浮いたような構造のセンサーが

角度や速度などを計測し、地図上での位置を確定するシステム・・・

朝のニュースで報道されていましたが、

レアすぎて、高額すぎて、

見たと言ってもテレビの画面上のもので

肉眼で見たり触ったりする事はありませんでした。

走行しながら地図が印刷されたフィルムを入れ替える手作業でしたが、

GPSがまだ無い時代、

当時としては最先端の機械です。

 

ナビは一般的では無かった当時、

カセットテープがオーディオソースとしてメインで

新車装着時では、

純正品と社外品の選択で社外品が勝っていたと思います。

車輛用のオーディオでは、

新車から標準で装着されている純正品

新車購入時にオプションで注文する純正品、

これには2種類あり、

メーカーで装着するメーカー純正オプション

ディーラーで装着するディーラー純正オプション

そして、社外品です。

車輛を購入後、

装着されている純正品を取り外し

カロッツェリア、アルパイン、ケンウッドなどの製品を取り付けるケースも多く

「もったいないなぁ・・・」と思いながら作業をしていました。

一部の車輛では、何も装着されていない設定もあり

社外品が前提と考えたメーカーの試行錯誤の1つ

今で言うところのSDGSの一種だったかも知れません。

 

自分が新車で購入したBNR32に純正装着されていたのは

カセットデッキでした。 (笑)

当時、純正のオーディオ品は社外品に比べて性能が低く、

交換するのは当然と思っていました。

オーディオメーカー系の関係者から話では、

日産やトヨタなどのメーカーが自社製品として採用するまでには

それなりのテストを含めた手続きが必要のため、

メーカーが採用した時には、市場では次の製品が発売されているそうです。

純正品は定価販売で社外品よりも高く

社外品には値引きがあり

新型の社外品に比べて劣る純正オプションオーディオへの悪条件が揃う状況では、

ちょっと詳しい人がオプションで純正品を装着することはレアでした。

 

ですが、時代は流れ、

R35のようなマルチ画像に車両情報やオーディオ情報が集約され

タッチパネルまで登場すると

社外品の入り込めるスペースは激しく縮小しました。

純正品と社外品の立ち位置の大きな変革があった時期と思われるその頃、

あるオーディオメーカーの新製品発表会で

多くの販売店の代表や担当者の集まった前で、

「平素は皆さま方のご拡販に感謝し・・・」という冒頭の挨拶に対し、

「本当にそう思っていますか?」と

野次のような発言がお客さん側から出ました。

インターネット上での「価格〇〇」等のサイト検索での最安値は、

販売店の仕入れ価格を下回り、

それなりに理由や事情はあるはずですが、

薄利多売で、接客をしないネット販売がシェアを拡大し、

メーカーも大量仕入れの相手先に好条件を提示しているのでしょうか

ネットで買うのが最安値状態が常態化している中での

販売店相手の発表会に違和感が大きかったのは確かです。

「もう売らなくても大丈夫ですよ。」的な雰囲気もあり、

これはしかし、確定しつつある世の中の流れでの

荒れた発表会で、

仕方ないのかなぁ・・・、

市販のオーディオでの販売店での未来な無いのかも・・・と思いました。

 

しかし、ネット、特にSNSの進歩によって

努力が認められやすい時代にもなったと思います。

美味しいお店のがんばりは、

以前は口コミを頼りに長時間かかかった我慢の時間が

短縮化され集客につながるケースはその一例ですが、

それを良いと思うかどうかはそれぞれでも

結果が分かりやすい時代になったみたいです。

 

以前に取り外したナビを見ながら

ふと、いろいろと思い出してしまいました。

 

雑談でした。

 

コンピューター ECU 6

純正コンピューターを16進数の羅列から

すべてチューンするのは至難の技と思われますが、

基本的なチューンはパラメーターから

残りの部分を16進数で・・・であれば

慣れてしまうと意外と簡単です。 (笑)

プログラム変更のための機材として

純正コンピューターに接続してリアルタイムで状態を見れるような

優れものもありますが

完成してしまえば性能がプログラムに依存することは同じで、

つまり、チューニングでのプログラムを変更のための機種の選択は、

それらを行う側の操作性や安定性に違いがあるわけですが、

問題はその価格です。

こちらが純正コンピューターに依存する大きな理由の一つはその安さです。

しかし、フルコンと呼ばれるコンピューター、

金額は20万円を軽く超えるそれらを否定するわけではないです。

例えば、今、こちらがスタートしているアテーサ4WDの制御系の部品を

機械式から電子式に変更する手法・・・

↑こちらにつきましては、どこかで詳細にご説明します・・・・

ベースに機能が多いフルコンを使用した場合、

4WDを制御するための油圧もメインコンピューターでコントロールし

運転の内容によってフロントタイヤの駆動のタイミングやエリアを変更できるような

総合的な展開も可能になると思われますが、

しかし、一般での使用をメインとした場合、

コンピューターへの多大な出費が有効に発揮できず

その一部だけを使用するような内容であれば、

もったいな状態になるかも知れません。

純正コンピューターのプログラム変更も可能で

Vプロやリンクやニスチューンやモーテック、パワーFCなど

扱う側がどれでも使用の選択が可能な中で、

オーナーさんの方向性、自動車やエンジンの状態などから選択できれば

性能面、費用面等から、これが最も理想的と考えています。

「これがベスト」は、状況によって異なり複数あるようです。

 

(ご清聴ありがとうございました。)

 

 

コンピューター ECU 5

ネコ・コーポレーションのロムチューンの機材

データロガーのセットでスタートした頃は

平和でした・・・・。 (笑)

扱うのは、シルビアと180SXのターボ車のみ、

インジェクターはニスモ製の550cc

Z32エアフロに変更し

EVCでブーストアップ、

プラグはNGK製のIRIWAY8

定番でセットばかりで、

プログラムのパターンが分かりやすかったです。

 

ネコ・コーポレーション製のベースプログラムがしっかりしているので

決まった箇所の数値を変更すれば

最初から完成に近いレベルだったと思います。

しかし、重要な注意点の1つ

ノッキングについては個体差が大きく

同じシルビアでも同じデーターで

危険だったり、安全すぎたりしました。

ノッキングとは、

ピストンが上死点に到着する前に燃焼が完了し

全力で上昇するピストンに真正面から衝撃を与え

エンジンにダメージを与える可能性が大きい現象ですが、

卓越したチューナーは音で判断できると・・・・。

湾岸ミッドナイトというチューニング系のマンガでは

セッティングの神様が運転中、

「むむっ!ノッキングが出ている!」と瞬時に判断していましたが、

自分には「耳」を頼りにできるほどの感性は無く、

ノックアンプ呼ばれるノッキングをイヤホンで伝える特殊な機材で、

仮にノッキングの存在が分かったとしても

発生している正確な回転数や吸気量については感性と勘が必要で

不安定で使えるもので無いと思ってしまいましたが、

ネコ・コーポレーション製のデーターロガーでは、

エンジン回転数とエンジン振動のグラフ化により

きれいに連動できていない部分をマップ上でトレースできるため

見逃しによるノッキングを残すミスや

逆に不必要なノッキング対策によるトルクな燃費のロスの防止に

とても安心できる状態でした。

しかし、R35エアフロの流用や

スカイラインGTRについてはR35イグニッションコイル、

R35インジェクターの使用が始まると

当初のパラメーターだけでは対応できない領域に入り、

新たな窓が必要になりました。

そこで分かったのは、

16進数で表現されているプログラムの羅列です。

 

コンピューターの基礎的な考え方。

多くの部屋が並んだ状態で、

それぞれの部屋に電気が在宅か留守か・・・

在宅であれば「1」

留守であれば「0」の2進数でデーターを集約するシステム、

あ・・・

これ我流の考え方ですので間違っているかも知れませんが

この2進数を4桁ずつに分けると16進数でまとめやすいため

「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」に

「A」「B」「C」「D」「E」「F」が続き、

そこで桁が繰り上がる並びですが、

プログラムには、この16進数が膨大な数で並び

最初から何列めの左から何番目・・・の決められた数字を

例えば「80」を「00」に変更すると

フィードバック制御の条件が異なるなどの決まり事があり、

「すごいなぁ・・・」と感心してしまうのですが、

これが、平成元年に製品化されているのは

BNR32に対しての当時の日産の意気込みが強さを表しています。

 

この数値の羅列の中に

エアフロの空気量と電圧の関係や

イグニッションコイルの通電を決める内容があり、

それらを変更することで

エンジンの特性が大きく異なり、

つまり、これらの周知すればできる範囲は広がり

セッティングに大きな幅を得ることができるようことになります。

 

 

(続きます)

 

ので

「ので」という言葉があります。

 

私たちは力いっぱいがんばりますので

応援よろしくお願いします!

 

「ので」の前の行為を理由に

「ので」の後の結果を期待するように使われますが、

時として、

「ので」は、無い方が良いような気がします。

 

私たちは力いっぱいがんばります!

応援よろしくお願いします!

 

この方が自然で、心も伝わるように思うのですが

どうでしょう?

「ので」は努力の対価を期待しているような

下心的な何かを作ってしまう気がします・・・。

会話で「ので」を使いそうになった時は

無い方が良くないかな・・・?と常々考えます。

 

ある晩、我が家で長男が

「おなかがすいた・・・」

「ので」

「なにか作って」

ママさんに言っていました。

「ので」を意図的に分離した話し方を聞いて

 

「ミカサか?!」と突っ込みを入れると

驚いていました。 (笑)

 

進撃の巨人、

巨人の大群に調査兵団が追い詰められた屋根の上でのシーン

論舌が苦手なミカサ・アッカーマンが

懸命に仲間を鼓舞するシーン

 

「私は強い」

「あなたたちより強い」

「すごく強い」

「ので」

「私はあそこの巨人どもを蹴散らせる」

 

瞬時にこのワードに到達できる父親は

もしかすると少ない・・・。

 

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