アテーサET-Sの圧力スイッチ、
日産では生産中止の油圧を検知する部品から
4WDを調整するためのフルードが漏れる故障の発生頻度が
激上がりです。
リアデフ付近から、オイルがボタボタと漏れ
メーターに4WDの警告ライトが点灯したら
その可能性が高いです。
↑これですが・・・
これをメーカーが普通の価格で販売してくれると
とっても楽だったのですが、生産中止との回答で、
代替えの手段の模索がスタートしました。
当初は同様の機械式スイッチを使用する方法で検討したのですが
精度、耐久性と、取り付け部に対しての負荷などで断念、
スイッチ部を電気式センサーに変更し
電子回路で調整するシステムに至りましたが、
「使えるセンサー」を探すのが大変でした。
圧力、精度、耐候性、耐久性での条件は必須で、
詳しい皆さんに電話をかけまくり、
ネットで、条件を変えながら検索した後、
実に好条件のセンサーを発見し、
飛びあがるくらい喜びました!
「おお!」 (ゴルゴ13が依頼を承諾した際の依頼者 風)
想定よりも安く、安心の国産品、
センサーでは有名な長野県メーカーです。
数十個、まとめ購入でキープしておこう!
ネットだけでは不明な情報と注文方法の問い合わせで
メーカーに直接電話してみたところ
「数年前に生産中止になっています・・・」と・・、
そのような回答がありました。
?!
ネット上で多数販売されているのはどこかの在庫品?
であれば・・・逆にレア品かも知れません。
インターネットで販売されているのをお伝えすると、
先方も調べたらしく、
後日、コピー品との連絡がありました。
正常に動くのであれば、
コピー品でも良いのですが、その保証は無く、
メーカーの刻印までそっくりのセンサーなど
信用できるわけがありません。
先のBNR32に使われていた燃料ポンプの事案もあり
最適そうなセンサーの使用は断念し、
某自動車メーカーのセンサーを流用するに至ったのですが、
製品刻印までそっくりの信用できない製品が横行するとは・・・・
悪意と無責任が混在したような状況には、
とにかく注意が必要です。
特に燃料ポンプのようなエンジンの耐久性に直結する部品は、
コスパを目指すとリスクが跳ね上がります。
(続きます)