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日別アーカイブ: 2024年1月31日

久々のご連絡

10年ぶりの常連さんからの電話がありました。

西広島バイパス沿いの旧店舗の頃、

頻繁にお会いしていた人から、

「近々、GR86買うのですが、相手してもらえますか?」

そのような内容でした。

 

会話の意味がしばし伝わって来なかったのですが

久々にスポーツカーを購入し

リオのGTRばかりのホームページを見て

「専門店化した?」と思われたそうです。

 

なるほどなぁ・・・・ と思いました。

 

86はサスペンションやスーパーチャージャーなど

一般的なチューンは普通に行っているのですが、

確かに・・・

GTRのような、「ここだけでできる」感は小さいかも知れません。

 

今はピット内にはサクシードが格納されています。

サクシードは、5速の車輛もあり

軽量フライホイルやLSDの装着も可能で、

サクシードとプロボックスのレースもあるほど

チューンの方向性では、ちょっとしたスポーツカーです。

 

以前はスカイランGTRのオーナーだった常連さんも

諸々の事情で手放し、

「もうおとなしくなります・・・」とお話していましたが、

このパターンでの元GTRオーナーの発言の多くは虚偽が多く、

気がつけば、全国で数百台しか存在しない

マツダのロードスターの純正ターボ車を購入していました。

オーバーフェンダーが付いた車両での初のご来店では、

「おとなしく・・・」の意味の解釈が分からなくなりました。

 

同じRB系のエンジンですが、

最近、ER34率が上がっています。

2500ccのRBエンジン

この車は、自分から見るとちょっと特殊で

搭載されたRB25DETは、

RB26DETTとは違う方向性があります。

順不同で羅列しますと、

〇可変バルタイ

RB26 ⇒無 / RB25(ER34)⇒有

〇インジェクター

RB26⇒S15などと同じ形状 /RB25(ER34)⇒R35と同じ形状

〇ECUのカプラー

RB26⇒S15などと同じ形状 /RB25(ER34)⇒R35に似た形状

〇故障診断出力と制御

RB26⇒S15と似た制御 /RB25(ER34)⇒診断内容と制御の増加

〇ECUのプログラム

RB26⇒基本的に一種類 /RB25(ER34)⇒細かく分けると4種類

などなど、

おそらくレースなどでハンデが入らないためRB26は従来のままで

新たなシステム投入でのリスクを減らす方向性と

ER34については、R35への実験的な試みが多数入っているような

そんな感じがします。

RB26DETTよりも制御が難しいER34ですが、

数値が揃うと、とても扱いやすいエンジンになるのが確認されています。

 

何でも扱えるほどの技量はないのですが、

いろいろです。

 

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