知らない番号からの着信は日常的に多く、
GTR関係のお問い合わせなどで、
初めてのお客様との会話が長時間弾む事も多いです。
しかし、こちらが名乗っても数秒返答が無く、
先方の受話器の向こう側のざわつき音は聞こえる事から、
無言でこちらの返答を聞いているのが分かる状態のまま
数秒後に相手側が話し始める内容の多くは
勧誘です。
失礼だなぁ・・・と思ったものの、
しばらく間を置く理由が気になりました。
会話のペースを有利にするためなのか、
単なるクセなのか、
いろいろ考えて思い至ったのは、
勧誘電話の仕事に疲れ、
相手の声を聞いてから、
心構えと言葉選びの準備を行った後に
会話のスタートへの決心のための「間」かも知れません。
以前、
ある商品をネットでポチッとした際、
届いた商品に同梱されていた書類には
連続的な購入の契約であり、
翌月からの数倍の支払いの義務について書かれていました。
「あなたは同意にクリックした」と記載され
ヤラレマシタ・・・・、と思いました。
確かに、全文読まずに手続きしたのは自分ですが、
確信犯的な合法手続きだなぁ・・・とほぼあきらめ状態です。
一応、そこに書かれた電話番号に連絡すると
応対に出た女性はマニュアルを読むような対応で
たぶん、同様の内容の会話の連続なのでしょう。
「こう言われたら、こう答える」
応酬話法の一連の文章があるはずですが、
「こう言われたら、こう言え!後は自分で何とかしろ!」と
高圧的な上司に指示されているのかも知れません。
こちらまで大きな声を出しても仕方なく、
録音されれば「恫喝」などで立場が反転する可能性もありますが、
それでも、機械的に対応される口調に
そのまま納得させられるのも悔しくなり、
「このお仕事、好きで選んでやっていますか?」と言ってしまいました。
オペレーターの女性
声の感じから年齢は少し上かと思われますが無言になり、
これ以上の会話を続けても無意味であると予想され、
「お疲れ様です。最低限の範囲で支払って終わりします。」
それを最後の言葉にしました。
世の中の多くの人が希望とは違う環境や報酬で働き、
生活や支える何かのために我慢しているわけで、
今回のケースで誰が悪いのかについて考えると
安易にクリックした自分と
やらかしそうな相手から金銭を得ようとするシステムを作り
仕事の選択が難しい雇用者に電話の対応をさせる経営者に違いなく
先のオペレーターの女性はそのハザマでの被害者かも知れません。
「初回お試し1,000円」のような広告にはご注意を!
小さな文字で2回目以降の高額で継続的な契約内容が
付随している可能性があります。
そして、もう一つ注意すべきはインターネットでの検索です。
どこを調べても良い情報しかないのです。
どうやら検索エンジン上位にヒットさせるため、
課金なども使って操作しているため、
本来の悪い評価は、ずっと下の方に表示されるようになっていました。
たくさんの良いお客さんに恵まれ
自分の好きな仕事ができている自分のラッキーに
本当に感謝ですね。