日産の純正部品です。 ↓
BNR32の6連スロットル下の集合配管、
水と空気の通路の部品です。
以前、GTRマガジン所有のBNR34が
山陽自動車道でボンネットから舞い上がった水蒸気で
前が見えず、走行不能になったのは、
この配管に接続されているゴムホース内部の繊維が縦方向に裂け、
高温のクーラントが噴き出したためですが、
それらの修理にはスロットルやチャンバーを取り外す必要があり
作業的には難しい場所に箇所に位置しています。
いつの頃からか、シルバーになっています。
自分の記憶では、それ以前は「銅色」
素材は真鍮か、それに近い物だったとはずですが
腐食で先端が折れたケースを何度か見ていますので
そっと改良された可能性がありそうです。
ところで、この集合パイプですが
こちらの伝票で遡って価格を調べてみると
2014年10月6日 ¥1,640
2018年10月29日 ¥6,650
2020年7月10日 ¥6,980
2021年2月5日 ¥14,000
2022年10月26日 ¥28,600
悲しい右肩上がりです。
最初の¥1,640は、非常識に安いので
これは入力ミスかも知れませんが、
近い将来での¥30,000超えは間違いないです。
確実に、そして大幅に値上がりする商材!
これって、ある意味では投資対象になりそうです。
たくさん買って、値上がり後に売却・・・・
あ・・・
それ、実行している会社はあるかも知れません。
少し前、
古いトヨタのセリカの修理で
生産中止の部品で困った時、
ネットで見つけた旧車の部品販売サイトでは
ほぼ当時の価格で購入ができました。
なんて良心的な会社なんだろう!と感動しましたが、
販売側の立場で考えると、
商業的には、もったいないなぁ・・・と思ったりしました。
たぶん倍以上の価格でも
新品が入手できる事に歓喜していたのは間違いありませんので。
スカイラインGTRを今後も長く乗る予定の皆さん、
消耗部品や補修部品についての
高騰や、
それ以上に怖いのは生産中止です。
すべては無理ですが
社外品での補填の可能性が低い箇所については
リニューアルが安全かも知れません。
エンジン保護のメリットもあります。