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月別アーカイブ: 2024年8月

奇策

中学生の修学旅行での東京の記憶は曖昧で

しかし、はっきりと覚えているのは

「夜はクーラーが切れるから、暑くなる前に寝る事」という

宿泊先での先生からの指導でした。

しかし、修学旅行の夜に早寝などできるわけがなく、

やがてクーラーからの涼しい風は途絶え、

高温と高湿度の夜の記憶は鮮明です。

この意識を失って暑さに対抗する手段について、

最近のニュースでの

深夜の脱水症状についての報道見て、

当時を思い出しながら

あれはたぶん間違っていたんだろうなぁ・・と思っています。

夜、動かずに寝ていても脱水症状で危ない・・・

これは、しかし、近年の異常な気温が前提で

当時は今よりは涼しく

記憶を失って暑さをしのぐ方法は、

間違っていなかったのかも知れません。

 

小学生の頃は

定期的にすべての学年が参加の山登りがありましたが、

「水筒だけ」で水の量が制限されていました。

アメリカの特殊部隊の訓練にありそうなオーダーですが、

汗かきな自分には、

これは本当に辛かったです。

水を隠し持ったり、途中で何らかの別手段で補水は禁止です。

そこで先生から渇きに耐えるためのアドバイスがありました。

1.氷砂糖を口に入れて唾液を出す。

氷砂糖は梅酒を作る時などに使いますが、

基本的には、グラニュー糖です。

グラニュー糖を水で溶かし煮詰め

冷えてできたのが氷砂糖です。

水分補給ではなく、

唾液で喉の渇きを癒す手法です。

 

2.梅干を口に入れて唾液を出す。

酸っぱい梅干しで唾液を促し

喉の渇きを癒す手法です。

 

後にこの渇き対策について考えた時、

戦場で生き残るための手法を兵士に語る上官の

SNAKEMAN SHOW 「急いで口で吸え」を思い出しました。

今よりは低い気温が

不健康で理不尽な奇策で怪我人を出さなかった可能性は高いです。

 

ところで「対策2」の「梅干」ですが

梅干による塩分摂取が増えれば

通常はそれに見合った水分摂取が必要になりますが

梅干を勧めて水を制限する組み合わせは

脱水症状へのリスクアップにもなりがちです。

喉が渇いた時に海水を飲んだらNGと同じです。

昔の小学生には危険が多かったのかも知れません。

 

最近、昔々の記憶が思い出されるのですが

暑いから・・・・?

お盆休み

月曜日から木曜日のお盆休みは先週の話で、

死体⇒ゾンビ⇒人間 の順での回復を目指しています。

現状はゾンビと人間の中間・・・

ほぼ人間かも知れません。

 

連休は生活リズムを崩し

復帰に時間がかかるのは恒例ですが、

「休み」でも仕事をしてしまうのも恒例で、

今回は、大阪へ納車をしました。

兼ねて家族旅行。

オーナーさんの許可を頂いて妻と次男が同乗です。

自分は積載車で全国各地、

5年間で20万キロの距離を走破しましたが

広島から出る機会はほぼ無い妻と次男には

非日常的な時間だったようです。

 

4日間の連休は、

そのような予定を作って行動を強行しなければ

たぶん、グダグダになるのは間違いなく、

自らの精神の弱さをサポートするための仕事風の旅でもあります。

高速道路の深夜割のメリットを確保するため、

午前4時前には高速道路のゲートを通過し、

午前8時半頃には、大阪のオーナーさん宅に到着

そこからの大阪は、電車を主とした旅でしたが

高校1年の次男は「青春18きっぷ」を片手に単独行動、

あちこち自由に動いたみたいでご満悦でした。

育ったものです。

 

「大阪に行く」以外は無計画でしたが、

しかし・・・、

1.お昼からの「串カツとビール」

2.道頓堀で巨大グリコの見学

3.NGKの見学

「日本特殊陶業株式会社」

・・・・ではなく、

「なんばグランド花月」

吉本興業が経営する劇場サイトに一度行ってみたかったのです。

劇場に近づくと

テレビで見た事のある芸人の皆さんの写真が並び

テンションが上がったところで

衝撃の事実が視野に入りました。

それは・・・

「当日券完売」の看板です。

 

連休に、

NGKが空いていると安易に思うのが甘かったです。

最終で、「立ち見」はできそうでしたが、

広島に帰る時間を考えるとタイト過ぎるため、

NGKは次回のお楽しみに残し

次に浮かんだのが「海遊館」です。

移動に30分くらいかかりましたが無事に到着。

そして、驚いたのは人の数と

聞こえて来る外国語の種類の多さと

日本語以外の比率の高さです。

そして、またしても「当日券完売」。

こちらも根性で最終まで待てば入れそうでしたが、

同じく広島への帰路を考えてあきらめましたが、

そのままでは悔しいので

大阪湾クルーズのサンタマリアに乗船。

こちらは、簡単にチケットが買えました。

修学旅行状態で楽しかったです。

この船で不思議だったのは乗船券の料金です。

大人は一人が¥1,800ですが、

ファーストクラスという加算での特典的な待遇です。

1.船の一番景色の良い3階の部屋

2.ソファー席

3.缶ビール。(缶チューハイかソフトドリンクもOK)

4.長蛇の列に並ばずの順番飛ばし優先での乗船。

大行列の前を悠々と歩き、

扱いがすごいなぁ・・・と思ったのですが

その費用がなんと¥500!

たぶん、これ、多くの人が知らない気がします。

絶対に「買い」です。

 

ところで、

大阪での最初の目的の

「お昼から串カツとビール作戦」は、

お店を決めずに「串カツ」だけでの店選びの予定で

大阪駅のレストラン系が並ぶ地下街を歩き

最初に見つけた↓のお店

ここに即決しました。

しかし、時計を見ると10時45分、

開店は11時だったので傍で待っていると

隣の店舗前に行列が始まりました。

ん?

行列?

もしかして人気店?

今ならまだ行列の先頭グループ!

安易な発想の流れですぐに目的地の変更。

並んでしまいました・・・。

すると、まだ開店前なのにお店のスタッフさんが

メニューをお客さんに手渡しを始め、

待ち時間に選べる楽しみが始まりました。

そして・・・見つけてしまったのが

お肉が並んでいるこれです↓

さっきまで頭の中は串カツだったのに・・・。

「肉」「肉」「肉」でいっぱいです。

このメニューの画像を見て思い浮かんだのが

「よし、食い貯めるぞ!」

葬送のフリーレンの食事のシーンの↑には及びませんが

肉が並んでいる光景は食欲をアップさせます。

このメニューと瓶ビール。

目標の1つは不完全ながらクリアされた事になります。

お店の名前は、

「グリル ぶどう亭」

 

大阪は食い倒れの街!

その後もあちこち移動しましたが

消費よりも大きなカロリー摂取は間違いなく、

それは広島に戻ってからも継続され

それでも今回は大阪に旅した満足感で満たされたまま

連休の最終日。

「明日(金曜日)から、また仕事だぁ・・・」と思いながら

自宅のカレンダーを見ると

翌日の予定の欄に何か小さな文字が・・・・。

「金曜日、何かあった?」

そこに書かれていたのは

「午前8時30分、病院。血液検査あり」

・・・・・

2年前の脳梗塞からの定期的な検査ですが

これは・・・ヤバイ・・・。

この数日間の自堕落が血液に反映されるに違いない・・・。

 

実は半年前の検査では、

自分はデーター偽装を行い

主治医さんから高評価を頂きました。

「血液の状態が極めて良い。生活態度の改善が見られます!」

褒められました。

データー偽装とは、

血液検査の3日前からほぼ絶食を行い

ひたすら水分を摂取し続けたのです。

水分は、ビールやカフェイン入りはNGです。

それらは、脱水を促しますので血液が濃くなってしまうため

ひたすら「水」かカフェインレスの「麦茶」ですが

これによる効果は絶大でした。

「データー偽装」ではなく

「短期的なデーター修理」ですが、

今回は偽装すべき日々に暴飲暴食を入れてしまったのです・・・。

 

カルテを見ながら先生が唸っていました・・・

「前回はすごく良かったのに、今回は過去最悪。どうしました?」

返す言葉がありませんでした。

血液は嘘をつかない。

先生の言葉ですが、

健康そうに見えても血液検査をすると

危険な人は多いらしいです。

自分はそれが目視できる立場でより留意すべき状況ですが、

欲望には弱いもので・・・。

 

オフサイド

オリンピックの盛り上がりがすごいです。

卓球での試合後の選手同士の仲の良さが印象的でした。

大会序盤の柔道での試合、

角田選手の巴投げには感動しました。

「巴投げ」は実用的な技ではないと

小学生の体育の先生に言われ

ずっと信じていたのですが、

実は超すごい技だったのですね。

 

サッカーでの

ビデオ判定での数センチ(ミリ?)の足の位置で

オフサイドによる得点取り消しがありましたが、

「三苫の1mm」は、その逆パターン

人の感覚と感性によるミスを画像で再確認する方法は、

この一瞬に人生をかけているアスリートにとっては

総合的には、有益だと思います。

 

このオフサイドについては、

(以前にも書いた事があるのですが)

小学生の体育の授業でのサッカーで

嫌な思い出があります。

先生の発した「オフサイド!」の言葉に

「オフサイドってなに?」と

つい言葉にしまったら

「おまえ、オフサイドを知らないの?」

体育の時間になると元気になる同級生が

驚いた顔で言いました。

すると、傍にいた先生からも

「オフサイドを知らないのか?!」と

擁護するどころか、罵倒側に加担しました。

 

オフサイド・・・・

インターネットの無かった当時

調べるための最大のアイテムは「本」です。

しかし、サッカーについて調べるのに

本屋さんで専門書を購入するのはコスパが悪いため

図書館に直行。

スポーツ系の本を探し、

ついにオフサイドについて見つけました。

↓このような事が書いてありました。(記憶ですが・・・)

 

守備側のフィールドでボールよりゴールラインに近い位置で

後の2人目の守備側の選手よりゴールラインに近いタイミングで

自身の前に相手が1人しかいない場合にボールを受けると

オフサイドの反則になる。

状況によってオフサイドラインは変化する・・・・

 

 

知らない!

そんなの習っていない!

変化するオフサイドラインってなに?!

すべての子供がサッカーが好きだと思うな!

 

最近、アマゾンプライムが急に見れなくなり

「VPN」とか「プロキシ」とか表示され

疎い知識を駆使して対応したものの解決せず、

「これに使う時間があれば仕事するべき」と

自我を取り戻し

アマゾンプライムを解約しようとすると、

そのページに届かず、

それでも苦戦の末、

やっと見つけた解約ボタンをポチしても

「本当に止めますか?」

「特典が無くなりますよ?」

「まだ余地はありますよ」

そのような文章が続き、

それでもキャンセルの操作を続け成功すると

なぜキャンセルしたか・・・のアンケートが届き、

やっと平穏な時間に達しましたが

あのオフサイドの意味を調べていた時の

遠い昔の感覚がよみがえりました。

 

でも、これは自らを省みる機会かも知れません。

自動車の仕事を続けていると

普通と思ってしまう言葉も

実は専門用語だったりするわけですから

説明などの会話では注意が必要です。

 

でも・・・、

顔は覚えていませんが

体格はジャイアンだったと記憶しているあの体育の先生

柔道の巴投げは否定するし、

教えていないオフサイドの知識も強要するし、

 

「あの男はいかん!」

(銀河英雄伝説 自由惑星同盟軍 統合作戦本部長 シドニー・シトレ 風)

 

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