妻と映画を観に行きました。
109シネマズ広島。
広島市西区のアルパークの施設内にあり
ここの会員になっています。
「スオミの話をしよう」
三谷幸喜監督の5年ぶりの最新作です。
めちゃくちゃ面白かったのですが
映画の内容について語るとネタバレになるので
そこには触れず・・・
それ以外で、ちょっと不思議な出来事がありました。
109シネマズ広島は、
全席が事前指定の予約になっています。
スマホで空き席が分かるので選んでポチッとするのです。
所用で到着時間が不明だったのですが、
上映に間に合う時間に駐車場に入れたのでチケット購入の手続を行いました。
上映開始は15時40分、
駐車場に車を止めたのが15時35分で5分前。
車内でスマホを使い、席を確認したところ
満席ではありませんでしたが普段より観客数は多く、
ゆったりのエグゼクティブシートは完売、
「スオミの話をしよう」の人気の高さが分かります。
そこで、
周囲に比較的人が少ない中央よりの一般2席を確保しました。
「ぎりぎりだ!」
映画が始まってから入ると
他のお客さんに迷惑になるため
入館の手続を済ませ
上映の「シアター1」へ急ぎました。
館内での移動が目立たないように
予約した席は記憶しておいたのですぐに分かったのですが、
席のある列の一番端の2席には
年配の男女がすでに座っていました。
「うわー、迷惑かけてしまうなぁ・・・」と思いながら
小声で「すみませんー」と会釈し
彼らの膝と前席の背もたれの間を通り
自分たちの席に座りました。
映画が始まり、
ふと、左側を見ると
さっきまでいた2人がいなくなっていました。
上映が始まって数分後です。
しかし、シアターからの出口はスクリーンのある前側で
動きが視界に入るので退出してはいないはず。
どうやら自分たちよりも後の席に移動した感じでした。
映画、楽しかったのです。
三谷幸喜はさすがです。
長澤まさみでないとできない役どころ、
もっと彼女のファンになりました。
ですが、
いなくなった2人がやっぱり気になります。
このシアターはすべてが指定席ですので
基本的には移動はできませんが、
それでも空き席はたくさんあったので
都合で勝手に変わっても問題は無いとは思うものの
・・・・・
入館ぎりぎりで予約した際には、
周囲の席はすべて空きでした。
自分たちが予約した上映数分前の短い期間、
つまり1~3分前に予約手続きをしたのでしょうか・・・?
それならば、自分たちよりも先に席にいる事に違和感があります。
中央に位置する席は他にもたくさん空いているのに、
なぜ彼らはスクリーンを斜めに観る端の席を指定したのでしょうか?
そして、居なくなった・・・。
そこで、一つの仮説が浮かびました。
彼らは、無料で映画を鑑賞していたとか・・・。
つまり「ずる」です。
109シネマズ広島は、
入館の手続は、スマホやチケットで行い
9つのシアターが並んだ通路への入口を通過し
そこからは、自分が選んだ映画のシアターへ向かいますが
シアターからシアターへの移動は構造的に自由です。
↑これらのシアターが一つの通路に入口を共有し、
個々での入場手続きは不要なので
最初のチケットゲートを通り、通路に入れてしまえば、
ルール違反ですが出入り自由の構造です。
もしかすると、早い時間帯に最初の映画を観た後、
そのまま退館せずにトイレなどの目につきにくい場所で待機し
次の上映のシアターにお客さんの移動に紛れて入ったとか・・・・。
その場合、予約席では無いので、
実際に予約したお客さんと席が重なる可能性がありますが、
ぎりぎりまでスマホで空き席を確認し、
合わせて、端の席であれば空席の多い状態では選ばれにくい予想から
「ここなら大丈夫!」と座っていると
上映ぎりぎりで予約し入って来た想定外に驚き、
事前確認では空き席に座った自分たちが
周囲が空席である直近の情報を知っている可能性から
「予約されていない席に人がいる」と疑われるのを恐れ
席を移動したとか・・・・。
ちなみに、映画が終わった後のシアター出口では、
スタッフさん2名が飲食物のトレイやゴミの回収を対応されていましたが
出て来る人数をカウントするような様子はありませんでした。
しかし、お客さんが3人くらいのような少数のケースでは
スタッフさんが人数を承知していた場合、
「あれ、2人多い?」で、バレてしまうリスクもありますが
今回のような20人以上の客数であれば分かりにくく、
そのような条件を選んでのシアターの選択と移動とか・・・。
考えすぎか・・・
でも違和感が・・・・
考えすぎか・・・