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電気料金1

移転前の西広島バイパス沿いの旧店舗の頃、

電気料金が3か月連続で急上昇したことがありました。

原因不明の「??????」状態です。

電気使用について特別な作業などもなく

当初、激しい漏電が発生し

火災でも発生するのでは?!とマジで考えました。

前月に比べて5万円高。

大企業ならともかく・・・これは看過できない金額です。

 

そして、数日後

原因が判明しました。

店内天井に設置されているエアコン。

「冷えないなぁ・・・」と思っていたのですが

完全に稼働を停止しました。

冷えない・・・と同時に

作動音が大きいことも気になっていたのですが

たぶん・・・・抵抗が大きかったのでしょう・・・。

これは自動車にも同様に当てはまることですが、

異音が発生する時は燃費も悪化するもので

音を発するためのエネルギーを

電気やガソリンから得ていたという・・・・

なんとも非効率なお話です。

旧型のエアコンは修理不能で新品になりました。

約100万円の出費・・・・。 (滝汗)

ですが、翌月からの電気料金が月額で4万円くらい安くなりました。

・・・・

1か月で4万円とすると1年では48万円。

なんと約2年で出費分は回収でき、

そこから先は逆にお得になるのです・・・・。

 

いつからだろう・・・・?

いつ頃から不調が出ていたのだろう・・・・・?

店内の冷えは明らかに違うし、

もっと早くに交換すれば良かった・・・・。

壊れて追い詰められないと動かないのはいつものことです。

 

そして・・・後日、

もう一つの電気料金増額の原因が発覚しました。

自動販売機。

これもグワングワンと大きな音を発していたので、

まさか・・・・と思い、

自販機のコンセントを抜いたままで1か月封印したところ、

電気料金が3万円くらい安くなりました。

貸出元の大手飲料メーカーに状況を相談したのですが

この自販機、

購入品であった初期型が窃盗団に破壊され、

その件を担当者に連絡したところ、

喜びの表情全開で「新しい自販機のカタログです!」と

他人の気持ちを察せない人柄に反発、

合わせて、窃盗団が車輛や店舗に危害を加える可能性も考え

「自販機やめます!撤去してください!」と即答すると、

表情が豹変、

新品以外には選択肢が無い説明は撤回され、

中古の自販機を無料持ち込みされましたが、

それがグワングワン音の元となったのです。

当然ですが、貸出品の保証など無く、

自販機は回収、

しばらく自販機無しになりました。

環境への順応性の高い常連の皆さんは、

コンビニ等で飲み物を購入しご来店されるのですが、

会話が弾むと持参品は無くなり、

「不便だー!不便だよー!」

を連呼されます。

やはり・・・・

自販機は偉大です。

あった方がいいアイテムと思った頃、

偶然ご来店の谷口君が

スポンサーからの依頼で自販機設置の契約を探し中でした。

レーシングドライバーはタイムを刻み

レースでの好成績を残す以外にも

営業、勧誘等のマルチな能力が必要とされるみたいで、

それでもたぶん・・・

彼はダメモトで話したのでしょう、

「ねぇ、自販機、置かない?」

「置く!」

「え?マジで?」

「マジで置く!」

「やった!スポンサーのいいお知らせができる!」

即答でした。

流れの良い時は、こんな感じになるものです。 (笑)

 

最近の自販機にはヒートポンプ式と呼ばれるタイプが多く

「温かい」と「冷たい」が同居する冬

最も電気を消費する季節らしいのですが・・・

冷却のための熱交換で発生した温風を「温かい」で使い

それぞれの効率を上げるそうです。

自販機内部の広範囲を冷やすのではなく、

購入が近い下側の数本を集中的に冷やすタイプもあり

進化しているなぁ・・・と思うことが多いです。

最近では古い自販機を見る機会が減りましたが

旧型を当たり前のように数台並べているお店や工場などの

社長さん、事業主さん、経理担当者さん、

早急に見直しの検討がお得です。

 

その電気料金の節約方法について

どこかで続きます!

 

 

クイズ2(「クイズ」から見てみてください)

稚拙な絵ですみません・・・・。

「クイズ」からの続きです。

 

全員に周知されている情報は、

帽子は白が2つと黒が2つ。

それぞれの被っている帽子の色は知らない状態。

会話や禁止。

後を振り返るのも禁止。

 

そこで、

「自分の帽子の色が分かる人?」と尋ねると

しばらくして、一人が

「分かります!」と言ったのですが

誰で、その理由は?

 

次男に出題したクイズです。

 

正解は③です。

「情報が足りない!」と次男は言っていましたが、

見落としている情報が一つ、

出題の文章中の「しばらくして」が実は重要で、

その間、

全員が沈黙していたことになります。

一番上の④からは、③と②の帽子の色が見えますが、

もし、どちらも黒か白であれば、

④は、その逆の色で確定しますが、

④が沈黙した条件は、②と③の帽子の色が違うからです。

「沈黙」=「答えらえない」が、別の情報として含まれれば、

③は、前の帽子の色「白」と自分の帽子の色が違う「黒」であることを推察し、

正解を言い当てることができた・・・・

が、クイズの答えです。

 

ちなみに常連さんにも出題してみたのですが

某奇抜な一名さんは、

晴天であれば黒の帽子の方が温度が上がり熱くなるから

それで「黒」と分かった!

と・・・回答しましたが、

お見事な想像力で

脱帽であります!

クイズ

お店から自宅に戻れるのは

一週間に多くて3日くらい。

昨日は定休日で、

久々に自宅で家族と会話しました。

楽しかったです。

 

夜中、

恒例の次男との会話の時間。

遅くまで起きているとママさんに叱られるので

次男は、一度は寝たふりをするのですが

後にそっとリビングに現れ、

一緒に映画やユーチューブを観たり

いろいろな会話をします。

昨夜は、ふと・・・

遠い昔に谷口君から出題されたクイズ、

これ・・・

奇跡的に解答できて谷口君から絶賛されたのですが

それを思い出し、

数学的なことが大好きな次男が好きそうなクイズだったので

ホワイトボードに書いてみました。

問題!

4人がそれぞれ帽子をかぶっています。

帽子の色は、白が2つ、黒が2つ、

その情報は、4人すべて知っています。

図のように①と②③④の間には巨大な壁があり、

どちら側からも相手側を見ることができません。

全員、自分の帽子の色は分かりません。

振り向いたり、会話をするのは禁止です。

そこで全員に質問がありました。

「自分の帽子の色が分かる人?!」

すると、しばらくして1人が、

「自分の帽子の色、分かりました!」と言いました。

それは何番の人で、その理由は?

 

次男は激しく悩んでいました。

「うー。情報が足りない。このクイズ、何か抜けてない?」

実は初めて自分がこのクイズを見た時、

まったく同じことを思いました。

 

(続きます)

 

R35 AVユニット

R35GTRの初期型で顕著に増えた故障に

AVユニット関係の電子部品のトラブルがあります。

 

MFD(マルチファンクションディスプレイ)から表示が消え、

真っ黒、真っ白、ノイズで画像が見えなくなり、

症状は、いくつかに分かれますが、

同時にエアコンが作動しない・・・

温度調整ができず固定になる・・・、

故障の原因を分類すると

 

MFD

エアコン等の基本的な動作は可能で

走行には特に異常もなく、ただ画面が映らない・・・

 

エアコンユニット

エアコンが効かない、冷風が出ない・・・・

 

AVユニット

画面が真っ白やノイズで表示されない・・・

スタートのGTRの文字が一瞬で消えてしまう

エアコンが効くが温度が固定されてしまう

 

症状によってどこが壊れているか・・・の判断ができそうです。

 

大問題は、

MFDとAVユニットが生産中止になっていることです。

メーカーに修理を依頼しても期間不明で、

唯一、エアコンユニットだけは3万円以下の価格で健在です。

 

AVユニットが不調のままでは、

こちらでの経験則ですが、

吸気量学習ができなくなったことがあります。

R35は走行しながら

排気ガスに残留する酸素量を検知し、

ガソリンと空気の割合=空燃比を

ECUのプログラム内の目標値に近づけるよう

コンピューターがインジェクター作動時間を制御しているのですが

これが曖昧な状態になってしまうと

エンジンの耐久性へのリスクが大きくなります。

 

ですが・・・

部品がなく、

修理もできない・・・・。

八方ふさがり状態です。

こんな時に頼る先は長野県方面です。

ネコ・コーポレーション。

金子社長さんに

表向きは「お問い合わせ」という「お願い」のメールを連続し

すると・・・

「みんながしつこいから、直せるようにしたよ!」

そのような返信がありました。

半導体を独自に入手し、修理方法を確立できたそうですが・・・・

すごいですね・・・・。

搬送の旅で遠出する際、

大きくてきれいな架橋など見ると

あれって・・・・・

どんな人たちがどんな技術で設計建設しているのだろう?

専門の領域に携わっている人たちの世界

想像すらできませんが、似たような感じで、

ネコ・コーポレーションでは、

金子社長さんの頭の中で

数名のエキスパートが集まって協議して

新しいことが進んでいるような気がします。

 

少し前に入庫したR35は

短期間でバッテリーが完全放電してしまう症状でした。

新品バッテリーでも1週間で完全放電状態でしたが、

キーオフ状態でAVアンプが7A(アンペア)の電流が

常時流れているような状態でした。

レアなケースですが、

これも内部構造の故障が原因です。

 

この症状がスタートしたきっかけは、

電動ファンの修理だったそうです。

その際、おそらくバッテリーを外す作業か、

何らかの電気的な開閉があった可能性がありますが

実は通電のオンオフ時には

突入電流やサージ電流という瞬間的な高電流や逆電流が発生し

電子部品を破損するケースがあり、

この関連については整備書にも記載がない場合が多く

対策の製品作成を試行錯誤中です。

修理による修理は避けたいものです。

谷口信輝!

GR86/BRZ cup(富士スピードウェイ)では、

谷口君が予選、決勝共に、トップになりました!

すごい!

すばらしい!

 

2022年7月18日のブログでの文章

ツルッツルに滑る路面の、

グリップする所を探して走るが、

どうしてもレコードラインの上を通る時に、

車がド滑る。

 

このお話、

随分と以前に谷口君から教えてもらったことがあります。

サーキットなどのモータースポーツでは

雨天時でもついレコードラインを走ろうとしてしまうけど

路面が少しでも乾いたところを選んで走行ラインを作る方が

結果的に速いし安全。

これは、モータースポーツ以外でも

一般の濡れた路面上でもとても有効な内容と思われます。

以来、濡れた路面では

川のように流れているところは論外として

中途半端な水たまり状態を避け、

乾き始めた路面では、

ドライな箇所を見つけて

そこをタイヤで踏むように走っています。

 

そして・・・

毎回、「谷口君」と・・・「君」と書きながら、

「馴れ馴れしいなぁ・・・・」とか言われそうで不安になります。

今やカーオブザイヤーの選考委員でもありますから

社会的な「先生」レベルです。

遠い昔は、

よく自宅に泊まりに来ていたものです。

懐かしいなぁ・・・・。

当時はまだ使われていない我が家の一部屋

今は子供たちの部屋になっていますが、

そこを彼が占有し

ドアに「俺専用!」と言いながらステッカーを貼りました。

後に、同じくレーシングドライバーの大井さんが

ずっと自分部屋として使っていた我が家の同室に貼ってある

谷口君のステッカーを発見し、

「なんだ?なんだ?!、俺の部屋だよー!」と言いながら

同じく、自社のステッカーを貼りました。

これ・・・

何がすごいか・・・と言いますと、

どちらも当事者ご本人様が貼ったことです。

 

懐かしい・・・

懐かしいなぁ・・・・

 

 

また、小学生の頃の話です。

廊下の壁に学校だけの新聞・・・・

と言っても

ある程度の小学校への配布品だったような完成度でしたが、

読まない生徒はまったく興味の無いような、

でも、自分はそれが大好きで、

その記事の中に

「雨が降った時、歩くのと走るのとどちらが濡れるか?」

そのようなタイトルがありました。

 

これ、実は少し前に

谷口君のブログでも同じお題が出ていましたが、

その新聞の回答には

「歩いても走っても同じ」と明記されていました。

雨は空からぶら下がっているすだれのようなものだから

「速度に関係なく体に触れる数は同じ」

そのような理屈でした。

そして、信じました。

以来、雨の日に傘が無い状態でも走らなくなったのですが

数学で「限りなくゼロに近い・・・」の説明の授業の話を聞いて

止まっている状態に近い速度での移動であった場合、

同じ箇所で何とも雨に触れることになり、

つまり走った方が濡れない理屈になるのでは・・・?

1m/hでも、歩いているには違いないですが

ほぼ止まっている状態で

滝に打たれた修行僧みたいなもので

早く立ち去った方が濡れないはずです。

この回答には、

速度範囲による条件変化の定義が必要で、

それを安易に「同じ」と書いた新聞や

それを安易に壁に貼った学校には

重大な責任があるように思います。

あの頃、ずっと信用して歩いていましたから。

誰かにそれを話したような記憶もあり、

相手が事実を知った時には「嘘つき」になりますから

「重大」なのです。

 

遠い昔の日本の教育のシステムって

デタラメが多かったのかも知れません。

今、似たような出来事があったら、

たぶん誰かがスマホで画像を撮影しSNSで拡散、

「これ正しい?」の話題は広がり

教育の場にそれを提示した著者や関係者は

追い詰められる可能性は高いです。

 

なにか・・・窮屈な感じはしますが・・・・。

小学生だった頃、

昔ですね・・・

かなり昔、

学校主催の遠足では、

飲み水の量を制限されていました。

水筒に入れた水だけで一日をカバーするよう

先生に厳しく指示されていました。

喉が渇くタイミングには個人差があり、

途中、神社の水道で水を飲んだ生徒が

厳しく叱られていた風景を見て

「水は怖いなぁ・・・」と思ったのですが

水を制限する理由は理解していませんでした。

実際、最近では

とにかく補水するように・・・が一般的です。

店を移動し、山奥で仕事をするようになってからは

週2で通っていた合気道の練習に

参加できなくなってしまいましたが、

武道系の道場ですら

「飲みたいタイミングで飲めるように準備」と

乾きに注意するように言われていました。

水の飲みすぎによる弊害も医学的にはあるみたいで、

喉が渇いていないのに水を飲みたくなる症状では

体内のナトリウムなどの濃度不足になるらしいですが、

脱水症状に比べるとそのリスクは小さいようです。

 

昨年の始め、

脳梗塞で入院して以来、

定期的な検査が以前続いていますが、

先生からは、水をしっかり飲むように言われています。

しかし、

コーヒー、お茶、ビールは水分に含まれず、

それらは利尿作用が大きく、

体内の水分を逆に外に出してしまい

血液を濃くして、血栓を作りやすくするそうです。

体重についてもアドバイスがあり、

怖かった体重計に日々載っています。 (笑)

毎日体重を計測することで分かったのは

「塩分は太る」ということです。

塩分を取ると体内では塩分濃度を下げるために水分を要求し

そのために喉が渇くのだそうです。

血管には大量の水分が入り

血圧が上がり心臓の負担も増えるそうです。

そのまましばらくすると塩分は水分と一緒に体外に排出されるため

塩分による体重増加は短期的で収まりますが

その間、体には大きな負担が続きます。

 

お酒を飲んで、帰りにラーメンを食べ

コーヒーを飲みながら、喫煙。

最悪の組み合わせで、

自分はタバコは吸いませんが、

この悪いセットを好んでしまう人の体を作った神様は

好むことを続けると痛みに至る試練で

人をテストしているのでしょうか・・・?

 

ちょっと・・・宗教的ですね。

 

自分が小学生の頃、

朝礼では校長先生が毎回毎回同じ話を延々と繰り返し

生徒が貧血で一人二人と倒れていく中、

気合でがんばれない子供はダメだ・・・みたいな・・・

そんなの普通の風潮だったような気がします。

今は変わりましたね。

 

ブレーキランプが消えない バッテリーがすぐに… BNR32、BCNR33、BNR34、WGNC34、S15他

品川在住のBNR32の常連さんから電話がありました。

「キーを回しても何も反応しないのです!」

なにも・・・?

セルが動かないとか

エンジンが始動しないとか

それ以前の状態でしょうか?

詳しくお伺いすると、

メーターは真っ暗なまま。

つまり・・・

バッテリーの完全放電状態です。

 

ありがちなのは、

スモールライトのスイッチを入れたまま

車を離れてしまったケース。

一晩かけて、

バッテリーに貯まった電気をすべて使ってしまったわけですが、

どうやら違うようです。

そこで、ブースターケーブルで電源を供給を試してもらうと、

エンジンは始動しました。

 

問題は、

なぜバッテリーが完全放電してしまったか・・・・ですが、

後に判明したのは

ブレーキライトが点灯したまま状態になっていたことです。

ブレーキペダルを踏んでいないのに・・・。

「足元に破片とか落ちていないですか?」

そうお尋ねすると

「ありました。ゴミかと思って捨てました!」

 

原因確定です。

ブレーキペダルのスイッチの樹脂製のストッパーが破損し

スイッチ先端のロッドが飛び出し

つまり、ONの状態で固定され

ブレーキライトが点灯したままになっているのです。

通常、スイッチは押すとONですが、

このスイッチは押さないとONで押すとOFFの構造です。

オーナーさんとの会話では、

「後の車との車間距離が大きかったので不思議だった。」

確かに・・・・

ずっとブレーキペダルを踏んだまま走っている車には

近寄りたくないと思われます。

参考まで、

砕けたストッパーはこんな形状です。

表側↓

 

裏側↓

これが経年劣化で砕けて

その部分に穴になり

スイッチの先端が突き抜けた形でONになるのです。

 

この部品、

確か一個が¥500くらいだったはずです。

交換工賃は正規の手段ですとそれなりに分解するので

部品代よりも高くなるのですが、

工具を上手に使うと短時間で取り付け可能で

こちらでは、部品代、工賃税込みで¥1000です。

頻度が高いので何個か在庫しています。

スカイラインでもシルビアでも形状は同じですが、

なぜか色が違い、部品番号も違うみたいです。

BNR34用は少し薄く黒いですが

どの車両でも流用は可能です。

画像の品番は、46512-H0101 です。

 

ブレーキライトはスモールライトよりも明るく光りますが、

それは消耗する電力が大きいからです。

BNR32では、

旧型のW球が採用されています。

同じ電球の中に2種類のフィラメントと呼ばれる

熱線がセットされ

スモールライトとブレーキライトでは

異なったフィラメントに通電され発光します。

W球の画像です。↓

電線は、細く長いほど電気抵抗が大きいため

消費電力が少なく、

逆に、太く短いほど電気抵抗は下がり

消費電力は増えますが明るく光ります。

画像では分かりにくいですが

右側のフィラメントが左側よりも長く細いため

こちらの方が暗く発光し

スモールライトの役割を担っています。

電気は電球の取り付け部から2種類の方向で入力されます。

左右の端子と外周の合わせて3か所

端子がスモールとブレーキのための+(プラス)電流で

外周は-(マイナス)です。

細かいですが電気使用量も刻印されています。

超分かりにくいですが、

12V23/8W と記載されています。

23Wがブレーキライト用、

8Wがスモールライト用になります。

Wは使用電気量で

電圧×電流=電気量ですので

自動車のバッテリー電圧の基本数値を12Vとすると

ブレーキライトの場合、

12V×電流用=23Wですので

電流量=23÷12=1.91A(アンペア)で

電球は左右に4個ありますので

1.91A×4=7.64Aが使用され続けますので

少し弱いバッテリーでは、一晩で完全放電に至ります。

 

ブレーキライトだけが点灯したまま消せない状態で

ブレーキペダル下に破片が転がっていたら

この症状に間違いないです。

ご参考ください。

 

ミステリと言う勿れ 牛田悟郎

「ミステリと言う勿れ」

放映は終わってしまいましたが

個人的には、

「半沢直樹」や「JIN」に並ぶ面白さでした。

「ミステリと言う勿れ」を観ていない方には

ここからの文章、

よく分からない、と思われ

つまらない、と思われます。

そして、今から観よう!と考えている方には

ネタバレになりそうです。

 

バスジャック事件の後の検査入院でのお話。

4人部屋に1人だったはずが、

夜、気がつくと隣のベッドでは

牛田悟郎という患者さんが本を読んでいました。

全編の中でも、

この第5話が強く印象に残っています。

 

元刑事だった隣のベッドの牛田悟郎は、

刑事時代の同僚だった霜鳥信次の

現職時代の犯罪について

その事実を知りながらつい隠してしまいました。

それから20年以上、

間もなく病気で命を失うであろう今、

「このまま死んでもいいのか?」と

自問自答する中、霜鳥信次が見舞いに現れ、

「牛田さんの治療費を肩代わりさせてください。」

その言葉に、

霜鳥の犯罪を墓の中まで持って行こうとしていた気持ちが変わり、

証拠の手帳やボールペンを警察に送る話。

亡くなった牛田悟郎のいたベッドを見に現れた霜鳥は、

そこで警察に連行されました。

「今まで黙っていてくれたのに、なぜ?!」

久能整からは、

「そういう申し出をされることが嫌いだという事を

あなたが知らないか、忘れていたことが

悲しかったのではないでしょうか?」

 

この言葉の意味が分かるまで

ちょっと時間がかかりました。

(番組を観ていない人にはますますさっぱりですね・・・)

 

病気での末期、

命が尽きそうなタイミングでの見舞い。

面会時間よりも早いタイミングで

「許可、もらいました」と病室に入れるのは

病院のエライ人とつながっていた気がします。

「許可」の言葉で、「そうですか!」と

確認もせずに納得する看護師さんの態度からは、

この病院の上の人たちのルール外の行為は日常的なのかも知れません。

霜鳥は、牛田悟郎の病状をそのルートからリアルタイムで知りつつ

間もなく亡くなるであろう最後の時に、

気持ちが変わらないように、

そして、これまの隠蔽に感謝の気持ちでの

治療費の肩代わりの申し出だったように考えると、

なるほどなぁ・・・・と思うのです。

それまでも見舞いに訪れることはできたはずでも、

「あの事件、お前か?」

そんな会話が出るのを恐れて

ぎりぎりまで意図的に距離を置いていたのかも知れません。

霜鳥信次は、愛人を殺害し、偽装し

羽喰玄斗も殺害の後、別荘の庭に20年以上埋めた犯罪者です。

「優しいやつ」ではあっても、犯罪者。

牛田悟郎は霜鳥信次の「優しい奴」の記憶だけを持って

あの世に旅立ちたかったのかも知れません。

 

当日の朝には亡くなっていた相手とのその夜の会話

実在ではなく、

夢の中で、魂と話していたことになりますが、

病気や犯罪隠蔽で苦悩する牛田悟郎が

最後に楽しそうな笑顔になるシーンは、

亡くなった人を楽に成仏できるように唱える

お坊さんのお経ような感じがしました。

 

マルクスアウレリウスの自省録での

しおりが挟んであったページの言葉

 

正気に返って自己を取り戻せ。

目を醒まして君を悩ましていたのは夢であったのに気づき、

夢の中のものを見ていたように現実のものを眺めよ。

 

正気に返って、

刑事としてのあるべき正義を通す決心につながる一文。

自分に当てはめても

いろいろな意味で厳しいです!

 

最後に、どうしても理解できないところ。

ライカさんは、なぜ、久能整が本を手に入れたことを

知っていたのか・・・・。

本が無ければ暗号は解読できませんが、

温室の床に暗号を書いたままでは、

管理する女性に掃除で消されてしまうはずです。

亡くなった後に

牛田悟郎は、ライカさんに夢の中で

「本、渡したよ。奴は使える!」

そのように伝言したとか・・・・。

スピンオフ等で、

そのドラマがあったらいいなぁ・・・・。

 

ミステリと言う勿れ

次回のスタートが待ち遠しいです。

 

旅5

「旅」のタイトルで続いていますが、

何かを楽しんだり見つけたりの「旅」の意味とは遠く

ほとんどが高速道路の搬送のための「移動」です。

この最近では大阪を越えて京都、滋賀、三重、愛知の風景を

覚えてしまいました。

数日前には茨城に行っていました。

いつもの長い長い静岡県を通過し、

短い神奈川県と東京都を越えると埼玉県です。

東京都内の風景、

東京タワーやスカイツリー付近は、

別世界のように思います。

「こんなすごいモノを作るなんて・・・」と感動します。

そして、埼玉に入るとノドカです。

個人的な感想と

自分が走った場所が根拠ですが

茨城はもっとノドカ。

延々と続く田園風景の中を走る直線道路・・・・。

 

行きは天候不良でしたが、

帰りは、一瞬、富士山が見えました。

その後は豪雨でしたが・・・。

 

広島からの往路、

愛知県付近で事故による通行止めがあり

パーキングの待機の必要性が発生しました。

東名高速道路と新東名高速道路、

どちらも上り車線で並行するような位置だったため

関東方面への通路が寸断されたような形です。

本来、震災等での交通網の安定性のために

幹線道路を並行させているはずですが、

このような偶発的な不運はあるみたいです。

 

随分と以前ですが、

まだR’sミーティングにお客さんとして参加していた頃、

静岡からの帰路

大型の台風にタイミングが見事にヒットし、

京都手前で通行止めに遭遇しました。

そのため、移動不可になったたくさんの車は

高速道路上で待機した後、

少しずつ移動しパーキングに収まりました。

1時間くらいすると、

パーキングから最も近いインターが開通したため、

高速道路からの離脱は可能になりましたが、

ここで思案が始まりました。

高速道路を降りて一般道への移動ができたとしても、

京都は通行不能状態のため

近畿圏を大回りして大阪を通過するルートを

たぶん、多くの人が検討するはずで、

大渋滞になる可能性は高く、

このままじっと待機して、

高速道路の復帰を待つ方が結果的に早いかも・・・と思い、

パーキングでじっとしていたのですが、

結果、高速道路を降りた知り合いのよりも半日以上早くに

広島に戻ることができました。

いわゆる災害によって移動が不能になったのですが、

パーキングではお土産も買えるし、食事もできるし

トイレも平穏で、

日本はすごいなぁ・・・と思いました。

 

そのようなわけで、

今回もパーキングで待機したのですが

4時間経過しても状況は変わらず、

ついにあきらめて次のインターから降りて

一般道路つないで茨城に到達しました。

当初、午後8時前には着く予定でしたが、

正午過ぎてやっとオーナー様に車両を返却できました。

 

お預りしていた車両はR35GTRですが、

なぜに茨城から広島に修理・・・には理由があり、

またの機会でご報告いたします。

 

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