移転前の西広島バイパス沿いの旧店舗の頃、
電気料金が3か月連続で急上昇したことがありました。
原因不明の「??????」状態です。
電気使用について特別な作業などもなく
当初、激しい漏電が発生し
火災でも発生するのでは?!とマジで考えました。
前月に比べて5万円高。
大企業ならともかく・・・これは看過できない金額です。
そして、数日後
原因が判明しました。
店内天井に設置されているエアコン。
「冷えないなぁ・・・」と思っていたのですが
完全に稼働を停止しました。
冷えない・・・と同時に
作動音が大きいことも気になっていたのですが
たぶん・・・・抵抗が大きかったのでしょう・・・。
これは自動車にも同様に当てはまることですが、
異音が発生する時は燃費も悪化するもので
音を発するためのエネルギーを
電気やガソリンから得ていたという・・・・
なんとも非効率なお話です。
旧型のエアコンは修理不能で新品になりました。
約100万円の出費・・・・。 (滝汗)
ですが、翌月からの電気料金が月額で4万円くらい安くなりました。
・・・・
1か月で4万円とすると1年では48万円。
なんと約2年で出費分は回収でき、
そこから先は逆にお得になるのです・・・・。
いつからだろう・・・・?
いつ頃から不調が出ていたのだろう・・・・・?
店内の冷えは明らかに違うし、
もっと早くに交換すれば良かった・・・・。
壊れて追い詰められないと動かないのはいつものことです。
そして・・・後日、
もう一つの電気料金増額の原因が発覚しました。
自動販売機。
これもグワングワンと大きな音を発していたので、
まさか・・・・と思い、
自販機のコンセントを抜いたままで1か月封印したところ、
電気料金が3万円くらい安くなりました。
貸出元の大手飲料メーカーに状況を相談したのですが
この自販機、
購入品であった初期型が窃盗団に破壊され、
その件を担当者に連絡したところ、
喜びの表情全開で「新しい自販機のカタログです!」と
他人の気持ちを察せない人柄に反発、
合わせて、窃盗団が車輛や店舗に危害を加える可能性も考え
「自販機やめます!撤去してください!」と即答すると、
表情が豹変、
新品以外には選択肢が無い説明は撤回され、
中古の自販機を無料持ち込みされましたが、
それがグワングワン音の元となったのです。
当然ですが、貸出品の保証など無く、
自販機は回収、
しばらく自販機無しになりました。
環境への順応性の高い常連の皆さんは、
コンビニ等で飲み物を購入しご来店されるのですが、
会話が弾むと持参品は無くなり、
「不便だー!不便だよー!」
を連呼されます。
やはり・・・・
自販機は偉大です。
あった方がいいアイテムと思った頃、
偶然ご来店の谷口君が
スポンサーからの依頼で自販機設置の契約を探し中でした。
レーシングドライバーはタイムを刻み
レースでの好成績を残す以外にも
営業、勧誘等のマルチな能力が必要とされるみたいで、
それでもたぶん・・・
彼はダメモトで話したのでしょう、
「ねぇ、自販機、置かない?」
「置く!」
「え?マジで?」
「マジで置く!」
「やった!スポンサーのいいお知らせができる!」
即答でした。
流れの良い時は、こんな感じになるものです。 (笑)
最近の自販機にはヒートポンプ式と呼ばれるタイプが多く
「温かい」と「冷たい」が同居する冬
最も電気を消費する季節らしいのですが・・・
冷却のための熱交換で発生した温風を「温かい」で使い
それぞれの効率を上げるそうです。
自販機内部の広範囲を冷やすのではなく、
購入が近い下側の数本を集中的に冷やすタイプもあり
進化しているなぁ・・・と思うことが多いです。
最近では古い自販機を見る機会が減りましたが
旧型を当たり前のように数台並べているお店や工場などの
社長さん、事業主さん、経理担当者さん、
早急に見直しの検討がお得です。
その電気料金の節約方法について
どこかで続きます!